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[N700系]試乗会(8)普通車両のモバイル環境

自分達の席がグリーン車だったもんで、つい興奮して、“上流”環境ばかりレポートしてしまったが、よくよく考えたら、実は縁遠い場所。

今回の「N700系」の目玉は、普通車両もすべての窓際席に電源が設置されていることだ。

お取引先への移動時間も貴重な時間。そう考えるビジネスマンのみなさまに、普通車は窓側などに、グリーン車ではすべての座席にコンセントをご用意しました。ノートパソコンサイズのテーブルにパソコンを載せれば、いつもと変わらないオフィス環境に。N700系は、移動時間も効率的に活用したいというビジネスマンのみなさまを、強力にサポート。この空間、ひょっとすると、いつもよりいい企画書が書けるかもしれません。

●「N700系」プロモーションサイト:移動空間を、いつものオフィス環境に。

場所は、両方の窓側の席の足元(窓の下のほう)。
一つ前の記事で書いたが、基本的には指定券をとる際に「窓際」を指定すればいいのだが、それがだめでも、二股を持っていれば「すみません、私にも電源を使わせてください」と窓際の人にお願いして使えるはず。

というか、窓際の人が全員パソコンとアダプタを持ち歩いているとは限らないので、空いている可能性は高い。

背もたれにくっついたテーブルは、A4サイズのノートパソコンが問題なく置ける大きさ。グリーン車に比べたら、もちろん席間の距離は短いものの、作業をしていてそんなにきつい感じでもない。

最前列のテーブルも、従来の700系にくらべてかなり大き目のテーブルになっている気がする。
(ひかりレールスターの「オフィスシート」がこんな感じだったのかな?)

倒すとこんな感じで、パソコン作業するのにちょうどいい位置にくる。

電源もちゃんとある。
(従来も、一部の700系のぞみで最前列に電源があった)

せっかくなんで、自分も持っていった「Let's Note R3」で実験。
ちなみにこれは、隣の座席に一脚付のビデオカメラを立てかけて撮影している。

ノートパソコンを開いて・・・

おもむろにアダプタを取り出して・・・

足元の電源に差し込む。
この、腰をかがめないといけないあたりが、グリーン席との違いだな。
(グリーン席は、中央のひじかけの前面にくっついている)

「Let's Note R3」はバッテリーが結構もつんだけど、
それでも極力温存したい気持ちはある。

出張先や旅先でかなり使い果たしちゃっている可能性もあるし。

「帰りの新幹線の中でブログ記事を書く」という機会の多い自分にとって、これはかなりかなりかなり嬉しい。7月以降は、ちゃんと時刻表を見て、N700系に乗るようしたいものだ(当初、どのくらいの本数走ることになるのかわからないけど・・・)

こんな感じ。

いちおう、パソコンと携帯電話のイラストが描かれているが、きっと髭剃りとかいろいろ使い始める人もいるんだろうなあ。

どこまでOKなんだろう?

昔、公衆無線LAN関連の調査で、とあるファーストフードに取材にいったら、「店内のコンセントを使って、ドライヤーやカールを使ってしまう女子高生がいる」という仰天話も飛び出した。普通、女子高生が新幹線に乗る機会はあまりないと思うので大丈夫だとは思いつつ・・・。

座席下を撮影。
確かに前列に電源があった。

> 続く

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