2007年お花見はしごツアーの写真まとめ
早くも葉桜。
桜の生命力って本当にすごいなあと思ってしまう。散る桜に「儚さ」を、私は感じない。
今回は、たくさんの写真を撮り、かなり絞り込んだつもりではあるが、ブログにも大量掲載してしまった。せっかくなので、いくつか印象的だった場所などをピックアップしておこう。
■上野公園で雨の中場所取り
やはり、都内屈指の"宴会"お花見スポット上野公園の桜は見事だった。そして冷たく激しい雨の中、ひとりブルーシートに身をくるみながら、後からくる仲間のためじっと耐え続ける人の姿も見事だった。
■浜離宮庭園では外国人旅行者と会話
開園前に入ってしまった浜離宮庭園。
ちなみに「上野恩賜公園」「浜離宮恩賜庭園」の「恩賜」、30ウン歳にして「おんちょう」って読んでいたの自分だけ???「北千住」って「きたせんじゅう」でいつも一発変換できなくて首を傾げていたの自分だけ?「酒類」って「さけるい」じゃなかったの?
余談でした。
ここでは、池の真ん中の茶屋で抹茶と和菓子のセットをいただいた。
和ブームのおかげで、今年は「桜」がCMにたくさん登場したと、今朝の朝日新聞に書かれていた。確かに自分の中にも「和回帰」はあると思う。まあ自分の場合、単に年をとったゆえかもしれないけど。
■オープン直後の東京ミッドタウンは空いていた
運動靴にジーパン、リュック、しかも靴はぬかるんだ浜離宮庭園を歩いたおかげで泥まみれ。そんな迷惑な姿で入り込んだ、初日の東京ミッドタウン。
テラス席がたくさんあるのも特徴のひとつかもしれない。
空いてきたら、ここでお茶したい。いや、ビールしたい。
■ランチお花見組が楽しそうだった新宿中央公園
ちょうどお昼休み頃に訪れた新宿中央公園。
シートを敷いて、ちょうど始まったばかりというようなお花見グループを発見した。
会社のお昼休みを利用してのランチお花見にも見えた。
だとしたら、きっと仲のいいほのぼのした会社なんだろうなあ。
実際、遠目で見ていても楽しそうだった。
■桜の花を一番満喫できた代々木公園
ここで最初の一杯。
やはり代々木公園が一番よかったかな。
広いし、桜の木の下を見上げながら歩けるし、ごろんと昼寝するにもぴったりの場所で。
若い人からお年寄りまで、家族連れ、学生グループなど、いろいろな年代層の人が集まっている場所もここ。くつろげる。
■アークヒルズの桜坂とスペイン坂
ここもよかったんだけど、やはりライトアップされた夜に来たほうがよかったかも。高層ビルの谷間であまり日も差さず、代々木公園の次に訪れたせいもあるけど、ちょっと寒々しい印象が残った。
≪お花見≫六本木アークヒルズ「SAKURA FESTIVAL 2007」
■東京タワーの不思議ゆるキャラ
東京タワーは、この翌日の夜にも訪れた。
なかなか上手に写真を撮ろうと思うと苦戦するが、やはり見ておきたいスポット。
気になったのはこの着ぐるみ。
ろんぴさんのコメントで知ったのだが、本にまでなっている有名なキャラクターらしい。
■夜桜船、最高!
ついシャッターを切ってしまう「黄金の○○○」。
今回も、夕方から夜にかけての変化を撮り続けることができて、幸せだった。
そして、夜桜船も乗船した。
よかった~♪
■サイバーショット「DSC-T100」に感謝、目黒川!
日中の焼け付くほどの日差しが嘘のように冷え込んだ夜。
風も強く、夜桜写真を撮るのにはみな苦労していた。
が、サイバーショット「DSC-T100」のおかげで(自分のじゃなくて、MONO-PORTALモニター用のを一日だけ又借りしてました)、高画素撮影でき、風でびゅんびゅん動いている桜の花もこのとおり。オートじゃなくちゃんと調整すれば、もっとクリアに撮れたと思う(ちょっとざらついた感じはなってしまうけど、ぶれるよりずっとまし)。
欲しいかも、このカメラ。。。
そしてもちろん、目黒川もよかったです。
(大混雑の時に行きたいとは思わない場所だけど・・・道が狭いので)
■千鳥が淵の桜には、命を感じる
ライトアップが22時までで、その30分くらい前に駆け込んだ千鳥が淵。
ここは毎年来ているので、最悪飛ばしてもいいかなと思っていたんだけど、やはり来てよかった。生きている間は毎年見に訪れたいなとも。
夜桜は独特の雰囲気がある。
花、ひとつひとつが生き物のように見えてくる。
ざわざと動き出しそうな。
特にここの桜はそうだ。
古い大きな桜の木が多いせいだろうか。
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そういえば。
戦後、たくさん植えられた“団塊の世代”のソメイヨシノが、
いっせいに還暦を迎えるらしい。
もちろん何百年という桜の木もあるが、クローン植物で、自然繁殖力をもたないソメイヨシノは、延命措置を特別にとらないと、60年くらいで寿命を迎えるという説もある(まあクローンってことは、ずっと生き続けているとも言えるけど)。
来年も再来年も、日本にたくさんの桜が咲き続けますよう。