≪お花見≫六本木ヒルズに「ツアー旗」はためく!
仕事やプライベートでしょっちゅう行きまくっている六本木ヒルズだが、実はまだ、展望台も未経験だし、毛利庭園も入ったことがない。
ツアー参加者の希望もあったのでコースに入れてみた。
ここで妙~に注目を集めた気がするのが例の「ツアー旗」。
(駅構内のトイレタイム中、なぜかツアー旗を撮影する一行)
浅草の水上バス乗り場では、この「ツアー旗」のおかげで思わず団体さん扱いされかけた。
(近くで見るとチープ感あふれまくりなんだけど)
駅のエスカレーター上っていると、となりの階段を上っていたおじさんから声をかけられる。
「ずっとまわってるの?」
「はい。上野公園から浅草、あと浜離宮、芝公園まわってここに来たんです」
「へー。頑張ってね」
「ありがとうございます」
なんか、「チャリティーマラソン」してる人みたいな声援をかけられてしまった。
六本木ヒルズ到着が少し遅れたので、
自分ひとり、早足で先に合流地点に向かっていた途中の階段では、2人連れのきれいな女性が、すれ違い際に私の背中の旗を見てこういった。
「あ、私、これ知ってる!」
まじかよ!
どう考えても、何か別の企画と勘違いした人としか思えない。
でも、もしか本当にWADA-blog(わだぶろぐ)を見たことある人だったりしたらどうしよう・・・と思いつつ、時間もないので、階段を駆け上ってしまった。
六本木ヒルズでの合流場所は「巨大クモ」。
この名前が「ママン」ということを、今回初めて知った。
ちなみにminaさんが「初めて知った」と驚いていたのは、クモの卵。
腹部の網の中にたくさん詰まっている。
クモが苦手な人には、この「大量の卵」も含め、真剣に苦手なオブジェだろうなあ。
なかなか大胆だよなとあらためて思った。
ここで最後の合流。
特にずっと出会えずにいたちあぼんさんと無事合流できたのは感激だった。
早くにブログコメントを見ていれば、こんなに長い間ひとりぼっちで行動させなかったのにと、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
じぇいさんのアドバイスで、まずは毛利庭園を上から撮影。
確かに「最短距離」で目的地に向かうのは正しくはない。その向かう過程で何をどの角度から見るのか、撮るのか、そこが重要だ。
ということで、とにかく何かを撮影しながら前に進むブロガーの一行。
曇り空で人出が少ない状態だったからいいようなものの、そうでなかったら、間違いなく何人かは行方不明になっていたはずだ。
ここでも「ツアー旗」ゆえ、
年配の男性に声をかけられた。
宇宙めだかの池の前で、
毛利庭園の歴史、乃木大将がここで生まれた話などたくさん教えてくれた。
都会のど真ん中で、こんな風に見知らぬ人に声をかけられることなんてあまりないから(葛飾だと割とあるけど)、すごく新鮮な体験。
やっぱ「旗」は重要だね。
+++
ただ、同時に雨もしとしと降ってきた。
持参のレインコートや傘をとりだす。
雨が降り始めれば、やはり普通に歩いていても体力は奪われていく。
どうだろう?
六義園まで行って解散か?
それとも、そこをすっ飛ばして九段下に向かい、早めに解散すべきか?
自分自身が、割と長距離を「歩く」のに慣れてしまっているだけに、他の人の疲れ度合いが気になる。
毛利庭園を歩きながら、ちょい悩み始めた。
これがさくら坂。
ここは、たぶん六本木ヒルズができた時に植えたものだと思うんだけど、まだ桜が若い。
あと何年・何十年かしてきたら、きっと迫力ある桜並木になっているんだろう。
ちなみに桜の名所にもかかわらず、自分達以外ほとんど人が歩いていなかった。
うれしいのは、雨でめちゃめちゃ寒いにもかかわらず、
ネガティブ発言がばしばしでたりして、全体がブルーになったりしないこと。
もちろん
「降ってきちゃったよ~」
「うーん、これで晴天だったら見事な写真なのに」
「さむいー」
とかいうのはあるけど、
別にネガティブな感じではまったくなく。
むしろ、それはそれで「こういうのもありだよね」的雰囲気に。
なんか「楽しみ方を知ってる」メンバーの集まりという感じで、そこが自分的にも楽しかった。
六本木ヒルズから麻布十番へ。
ここに向かったのは、次の駒込駅へ一本でいける「南北線麻布十番駅」があったという理由がひとつ。
もうひとつはこれ。
今日3月31日で営業を終える「麻布十番温泉」の写真を撮っておきたいなあという個人的ニーズ。
時間調整と足を休めるため、
麻布十番でカフェ休息を予定していたんだけど、どの店もいっぱいだったので、そのまま駒込に直行することにした。
> 続く