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世界一になるキャッシュフロー経営

写真先週の夜、知人T氏が新しく作った会社のオフィスで「キャッシュフローゲーム」をやるというので遊びに行った。

全員初体験。オーナーT氏も一回やっただけ。「ルール複雑」と聞いていたので、ゲーム全般に弱い自分が足を引っ張らないよう少し予習でもしておこうと、散歩で本屋さんに立ち寄った際、なんとなくキャッシュフローゲームの関連本を探してみた。


で、結局キャッシュフローゲームの解説本は見つからなかったのだが、つい手にとって、ついカウンターに持っていって、店員さんに軽く反応されながらつい衝動買いしてしまった本がある。

世界一になるキャッシュフロー経営

名前だけ聞いてピンとくる人もいるかもしれない。

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つい買ってしまいたくなったのは、著者名でも帯のコピーでもなく、多分このノスタルジックな人物イラストゆえかもしれない。

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なんとなく記念に欲しくなる一冊だ。
えっと・・・自分ってミーハーすぎ(笑)?

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帯はこんな感じ。
この本の第一刷発行は2006年1月15日になっているから(実際には昨年12月発売)、コピー考えた人とか、ライターさんとかデザイン担当した人とか、発売後すぐに大事件になって、すごく驚いたんだろうなあと。

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ちなみに出版社は「月刊ネットショップ&アフィリ」のサイビズ。
でもこの本、すごく売れている気がする。
普段だったら絶対に買わないだろう自分まで、単なるミーハー根性で買ってしまっているから。

・・・と思っていたら、今日の朝日新聞夕刊にちょうどこの本のことが書かれていた。


出版社のサイビズは3日、逮捕された堀江前社長と宮内亮治前取締役の共著「ライブドアの世界一になるキャッシュフロー経営」の帯を「儲ける会社の肝」から「失敗の本質」につけ替えた。同社は「その方が売れると考えたが、やじ馬的な読者が買ってくれる程度。えらい目にあいましたよ」

 
 
えっと・・・やじ馬的読者? → (^_^;
 
 
(出版社も怖いなあ・・・まあ帯は著者了承いらないんだろうけど・・・)
 
 
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中身が本当にキャッシュフロー経営の本だったらつまらないなあと思ったんだけど、ほとんどがインタビューベースで、財務面の話は確かに多いものの、特に「キャッシュフロー経営だけを語る」というのでもなく、ライブドアの経営哲学やビジョン、あと人材活用の話だったりと多岐にわたっている。

よくテレビに登場していた時同様、どちらもかなり率直な語り口で、歯に衣着せぬ発言で突っ走っているので、まどろっこしさもなく、渦中の二人の思想という視点で見ていくと、読物として普通に面白かったりする(本そのものは、弥生会計の販促本ぽい印象も受けるけど)。

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ところどころに、経理財務の基礎用語解説。

・・・とこれを読んでいて思い出した。

おいおい、キャッシュフロー経営どころじゃない。
早く、溜めまくっている自分の経理事務やんなきゃ!

うちも税理士さんやっぱ頼んだほうがいいのかなあ。
(難しい仕分けとか全くないから「会計王」使えば簡単なんだけど、だんだん作業そのものがめんどくなってきた元落ちこぼれ銀行員)
 
 

ライブドアの世界一になるキャッシュフロー経営ライブドアの世界一になるキャッシュフロー経営
堀江 貴文 宮内 亮治

サイビズ 2005-12-19
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