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あけましておめでとうございます

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2024年1月1日、私は一体どこにいるでしょうか。
答えは、房総半島の東京湾に面した場所に建つ「海辺の湯」という温泉施設の駐車場です。

先月12月に車を購入し、それを車中泊仕様にして大晦日から人生初の車旅をしているところです。海辺の湯で東京湾と富士山眺めながら露天風呂に浸かった後、車内で電気鍋を使ってお湯を沸かし海を眺めながら珈琲タイム。そして今は、とある場所に移動して窓を断熱ボードで目隠しし、車内でパソコンに向かってこのブログ記事を書いています。

30代の頃から目指してきた「ロケーションフリー」なライフスタイル実現に一歩近づいたかな。
ちなみに車は大きなテーブルが標準搭載されたスズキのスペーシアベースというもの。こちらは今度改めて詳しく紹介しますね。

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元旦からこんな話をするのもなんですが、昨年、母を見送りました(喪中なのでそもそも「あけまして・・・」じゃないんですが)。

上の写真は、2022年12月から入院していた母を5月に一時帰宅させた時のものです。
主治医からは治療終了と余命宣告も受けており、なんとか家に帰らせて最後に母が愛した猫を抱かせたいという思いで実現させました。

Googleフォト(和田・梅村ふみ子 1942/12/12~2023/8/23)

父と伯母そして母と、数年間続いていた私の見守り&サポート生活はこれで終了。弟もその前に自ら人生を卒業しているため、家族が誰もいない状況となりました。いつかやってくる日と覚悟はしていたものの、実際にそうなってみると孤独を感じてしまうものですね。認知症の初期症状がでていた母は、早く人生を終えたいと訴えていましたが、私はたとえ母が私を識別できなくなっても生きていてほしかったなあと。

8月の母他界後は、自分自身の今後のことなども考えダウナーな時間も長かった気がします。

・・・と正月らしからぬ暗い話はここまで(すみません)。

一方で、辛いことが重なったり精神的に不安定になりがちな時には、バランスをとろうとあがいたりもします。
去年はその結果、いくつか新しいことに挑戦しました。

ひとつはプログラミングです。
Yahoo!テックアカデミーでJavaを学び、独学でPHPの勉強もしました。今年はそれを実践に移していく予定です。

もうひとつは車の運転です。
歩行困難になった母の通院や旅行のため2022年から脱ペーパードライバーに取り組んでいたのですが、遅ればせながら12月にやっと車を購入しました。

冒頭にも書きましたが、この車で移動しながら仕事もして、「旅」ではなく「ロケーションフリーな生活」ができたら面白いなと思っています。

「断酒」も生活を変える大きな力となりました。

ちょうど一年前の今頃、夜間に母の容態変化で病院から呼び出されることもあり、お酒が一切飲めない日々が続きました。これはチャンスかもと断酒を始めたのです。
完全断酒ではなく、友人などとの少人数での場では飲みますが、基本は飲まないことにしました。
これにより、夜の時間活用もぐっと進みましたし、翌日午前のパフォーマンスも非常にあがっています。去年は精神的に不安定だったと書きましたが、もしこれで一人で家でビールなど飲み始めていたら、本当にぐだぐだな状態になっていたと思います。辛い時ほどお酒に頼ってはいけないなと。

またここ数年試行錯誤しながらアップデートし続けてきたタスク管理も、2023年に大きな進歩を遂げました。
Notionで自作したTODO管理ノートを使い、「一か月で50個程度、一週間で10個」と割当てるタスクの数に上限を作ったのです。

これにより、今までどんどん溜まっていく一方で何から手を付けたらいいのやら状態だったものが、「今週はせめてこの10個のタスクのうち5個以上は完了させよう」という意識をもてるようになりました。
毎月仲間同士でオンライン成果報告していたのもとてもよかったです。

2023年に目標は「パフォーマンスアップ」でしたが、これも毎月末に必ず再確認し、翌月の具体的なアクションを設定することができ、割と達成できたんじゃないかなと思っています。
どうしたら自分のパフォーマンスがあがり、どんな要素が逆に下げてしまうのか、そんな自分観察もできた気がします。

ここからが大事なところです。
今年2024年の目標を何にするか。

親サポートが必要なくなり、自分だけの人生が再スタートしました。
自分自身の老後や人生の残り日数というものも視界に入ってきて、仕切り直しの年かなと感じています。

ひとつ考えているのは、「さざ波を起こす」です。

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ここ数年、私は母親の見守りとサポート体験をもとに「見守りテック」に関する情報発信を続けてきました。昨年は日経BPから本も出版させてもらいました。

母が他界した今、私自身にはもう見守りニーズはなく、見守りたい家族もいません。
ただ私と母が見守りテックによって救われたことから、これをもっと多くの人に知ってもらい、悲しい出来事や無駄な労力を減らしたいと考えています。

そして離れて暮らす高齢の親とその子供が、今よりもっと安心できる環境と、ストレスのない穏やかな関係を築くサポートをしたい。

そのために自分にできることは何なのか。
きっと微々たるものだとは思いますが、真剣に取り組めばきっと、小さなさざ波くらいは起こせる気がします。

昨年は同じ思いを抱えた仲間ともいえる方々ともお会いすることができました。
そんな方々と連携していけば、さざ波をもう少し大きな波に変えることもできるのではと期待しています。

具体的なアクション計画は、この後まとめていく予定です。
なにはともあれ、今年も一年よろしくお願いいたします!

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