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Google7インチ新タブレットPC「Nexus 7」本日より日本でも発売開始

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「iPad mini」と「Kindle」待ちだったのに、急に曲がり角からイケメンが飛び出してきた感じ。何かというと本日Googleが国内販売を開始した7インチタブレット「Nexus 7」。

数日前、Googleから「新製品・新サービス 記者発表会のご案内」という招待メールが届いた。しかし、メール本文上から下まで何度読み返しても肝心の「新製品・新サービス」が何なのか書いていない。そして会長のエリック・シュミット氏まで登壇するという。

これはただ事じゃないだろう!
・・・と、六本木グランドハイアットの会場まで足を運んだ。

●Google、7インチタブレット「Nexus 7」を日本で販売開始 - 価格は19,800円

本日発表されたのはこれ。

「タブレットはiPad mini買う予定だから個人的には関係ないかな」

なあんて思っていたのに、発表プレゼンを見て、その後のタッチ&トライを体験したら、予想外に物欲をそそられてしまった(実際には最近立て続けにオーブンとかラジコンとか買っているので、「ぽちっ」とはできないんだけど)

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この方がGoogle会長のエリック・シュミット氏。
冒頭でモバイルコンピューティングの現状・未来についての熱いスピーチを行った。

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こちらがAndroid製品のマネジメント・ディレクター、ヒューゴ・バラ氏。
Nexus 7の製品紹介とデモをしてくれた。

詳細のスペックや操作性、アプリ・サービスなどはきっと多くのサイトが詳細解説をこれからすると思うので、そのあたりはすべてはしょらせてもらう。

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そして自分がどこに魅力を感じたのかだけ簡単に書いておくと・・・


やはり出先での利用に最適なのは7インチ

電車でiPadをだし映画見たりゲームしたりしている人の姿も毎日普通に見かけるようになった。私も実家用に一台購入しリビングに転がしている。ちょっと何か調べたいことがある時や本を読んだりするのに、非常に便利だ。夕食の支度をするときは、レシピを開いて台所の出窓において使っている。

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ただ自分は一人暮らしで、家の中でネット利用したり何か見たいと思ったら手の届く範囲に常にパソコンと大画面の液晶ディスプレイがある。なので家の中でタブレットが必要かというとまあ、なくても不便ではない。

じゃあ外出時はというと、現状のiPadサイズは、持ち歩いて電車の中で立ったまま見たり、街中で使うと考えると大きすぎる。

iPhoneはじめとするスマホサイズはもっとも機動力あるが、本やコミックを読んだりするには小さすぎるし、移動中にちょっとネット見る分にはまったく不自由ないが、ある程度継続した時間使い続けるとやはり狭苦しさを感じる。

バッグからすっと取り出せる。
そして片手で持つ。
時々操作しながら長時間持ち続ける。
コンテンツをがっつり楽しむ。

ストレスなくそれを行うには、自分にとってはこの7インチだ。
重さも340gなので片手で持ちつづけてもつらくない。


操作性が本当にいい!

ストレスがないかどうかは、サイズと液晶のきれいさ。そして何より操作性だ。
今回触った「Nexus 7」は、はじめてiPhoneを触った時と同じくらいの感動があった。自分の指先と見事に連結したかのようにぴたりと吸い付いて、ビビッドに反応してくれる。

▼Google新タブレット「Nexus7」はじめてのタッチ&トライ(2分13秒)

↑まったく初めてだった上、片手でデジカメ片手で操作、どこ押したらホーム画面になるのかすらわからず多少戸惑った感じになっているが、反応のすばやさは伝わるだろう。

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まあ自分はiPad以外のタブレットを触ったことがほとんどないので、実は他もこのくらいのレベルなのかもしれないけどね。あ、Koboは発売前に楽天本社のタッチ&トライコーナーで触りました。その話はおいておいて。

Android端末も未経験だったけど、特に戸惑うこともなくなじめた。

電子書籍のビューアーでコミックも見たが、ページをめくる時の反応や動作も非常に気持ちのいいものだった。

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このあたりは言葉で説明するの難しいので、興味ある方はぜひ、家電量販店のデモ機で試してみてほしいと思う。

電子書籍については、今日から「Google Play ブックス」のサービスを開始するという。どのくらいのラインナップになるかはまったく未定だけど(個人的にはそのあたりはAmazonに最大期待)、まあこのタブレットなら、他社の電子書籍サービスもいろいろ利用できるのでそこはさほど重要視はしないかな。


Google提供の各種サービスに最適化された端末

それが是か非かはともかく、自分の今のネットライフは相当割合、Google提供のサービス群に大きく依存している。依存しすぎで危機感を覚えるほどだ。

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まずメールはGmailもそれ以外のメール(ニフティとか会社メールとか)もすべて、Gmailのインターフェースで読んでいる。スパムと戦っていた日々を思い出すともう二度とメーラーには戻れない。

そして検索。

もともとネット業界で最初のキャリアが検索エンジンだったので「インターネットとは検索して情報収集する世界」という認識なんだけど、最近はちょっとした計算から翻訳、漢字調べ、その他もろもろGoogle頼りだ。それぞれ専門サイトもあるので、それらをブックマーク登録して使えばいいんだけど、それすら面倒になっている。Googleのクオリティゆえ。

YouTubeでの動画視聴。
Googleマップ。
そしてカレンダーに連絡先。

毎日の生活に完全に浸透していて、なくては成り立たないほど。

そうしたGoogle各種サービスを利用するのに最適化した端末が「Nexus 7」。

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どう最適化されているかは、ヒューゴ・バラ氏が勢いあるプレゼンで説明してくれた。

もちろんGoogleサービスはすべてオープンなものなので、iOS(iPhoneやiPad)でもブラウザやアプリ経由で問題なく使える。ただデモを見ている限り、それがさらに見やすく使いやすくなっている点もあるようだ。


値段が2万円以下!

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Google自慢の音声検索デモなど見ながら、だんだん物欲モード突入の自分。
ここに来る前はまったく考えてもいなかった事態だ。

(AmazonのKindleが発売されたら、それは真剣に検討しようと思っていた。あるいは小さなiPad)

「しかし買っちゃいかん」
「ほら最近買い物しすぎだし」
「これからKindleもでるし、iPad miniだって」

なんて押しとどめてみるのだが、

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お値段「19,800円」というお手頃さがすべてをひっくり返す。

「サイト作りもする人間としてAndroid端末の一個くらい必要じゃないか」
「かなりブレイクしそうだからレビュー目的に買っても」

うー。

さらに期間限定で、コンテンツ購入などに使える2,000円分が進呈されるという。

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欲しいなあ。
でもまだ我慢すべきだよな。

今この記事を書いている間もそんな葛藤と戦っています。

以上、六本木のマクドナルドで書いているのでまとまりのない文章ですが、簡単にご紹介まで。

●Google「Nexus」公式サイト

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