カシオEXILIM「EX-Z400」のトラッキングAF機能
デジカメでメーカーによって違いが大きく、自分が購入のポイントにしているのが、マクロ機能やAF関連設定。
ブログ用・製品レビュー用に、近い距離から、特定パーツなど小さなポイントにピント合わせて写真撮影することが多いからだ。
カシオEXILIM「EX-Z400」は、マクロ撮影切替え用のボタンがなく、また撮影可能範囲も10cm~なので、「超・接写好き」な人向きではない気がする。
●【EXILIM EX-Z400】であれこれ撮影、他と比較してみた - Ko's Style
↑古い機種「EX-Z1000」も使っているコウスケさんによると、「EX-Z400は接写より広角を活かした撮影が良いようです」とのこと。
確かに28mmの広角はいい!
昨日までカンボジアのアンコールワット遺跡など「ワイドに撮りたい」観光地をまわっていたので、なおさらそう思う。
非常に便利と思ったのはAF関連設定。
そんなに種類は選べないのだが、
トラッキングAF機能
が、すぐれものだ。
なにかというと、一度ボタンを押せば、被写体をちゃんとおいかけて自動でピント合わせしてくれるというもの。
↑たとえばこの写真。
今、真ん中に白い四角い枠が表示されている。
この状態で、「<」もしくは「>」を一度押す。
その状態で構図を変えようとカメラを動かすと、
今度は四角い枠(緑色に変わっている)が、さっきボタン押したときに中央だったものを追いかけて動き始める。
さすがに焦点距離がかなり違っちゃったらダメかなあと思ったけど、
前後に大きく動かしても大丈夫みたいだ。
ペットとか子どもとか、被写体が動くものもちゃんとトラッキング(追跡)してくれるので便利。
- フォーカス位置カメラ任せだと意図しないものにあってしまうことがある
- 中央一点でのAFだと、半押ししてからカメラ動かして構図変える必要あり
- 被写体が動くものだと、動きに合わせなくちゃいけなくなってあたふた
なんて不便さがこれで解消する。
何より「シャッター半押し」しなくていいのが楽。
最近のデジカメは小型化でシャッターボタンもすごく薄くて小さいので、自分みたいに指先不器用な人間には、つい「全押し」しちゃうという失敗が結構あるから。
これ、動画じゃないとわかりにくいので、
興味ある人はこちらもご覧ください。
▼カシオEXILIM「EX-Z400」のトラッキングAF機能(12秒)
ダイナミックフォト機能といい、このトラッキングAF機能といい、
カシオEXILIM「EX-Z400」はやはり、ペット飼ってる人とか、子どもいる人向きカメラな気がしてきました。