東海道53次ウォーク計画(3)
今年、自分は「狭義のアラフォー」。
つまりピンポイントに「40歳前後」という意味で。
4月25日に誕生日を迎えた自分は(その節は大勢の人に祝っていただき、ホントありがとうございましたm(_ _)m)、今、30代最後の一年を過ごしている。
年をとるのは別に嫌じゃない。
10代より20代のほうが充実してたし、20代より30代のほうがいろんな挑戦ができ楽しかった。
そう考えると、40代は、もっと人生の幅を広げていけるのかなと楽しみでもあるんだけど、やはり去りゆく30代には名残惜しさも感じる。そして思う。30代最後の年に、もちょい何かやっておくべきことってあるんじゃないだろうか?
なんて先々月ぼやぼや考えていてふと思い出した。
「39歳」
この年齢にはすごく見覚えがある。
今から7年前、自分は「39歳」という文字がタイトルに入っているサイトを作ったことがある。
それは、昔自分が勤めていた会社で取締役だった人のサイトだ。
このブログ読んでいる人の中で知合いという人も結構いそうなんだけど、この方。
39歳を目前に退職をし、その時の飲み会で「この後なにするんですか?」と聞いたら、「東海道53次でも歩いてみようかなあ」と。
それ聞いて、サイト構想というか妄想が湧きあがってきてしまった。
タイトルは江戸文字。
トップページには地図を配置して、
現在地のところに「キャラアイコン」をつけ、それを毎日更新する。
地図上のキャラアイコンクリックすると、
その日の旅日記が読める。
東海道53次を歩き続けているその人の日々を、ネット通じていろんな人が毎日読み、追体験してゆく。
いいなあ~。
なかなか一ヶ月ぶっとおしで東海道を歩くなんてできない。
でもネットでなら、バーチャルに追体験できる。
誰か読んでくれていると思えば、
ひとりの旅路も「今日の日記には何を書こうかな」なんて考え楽しさ倍増だ。
「私にサイト作らせてください!!!」
確かその日のうちにパワーポイントでトップページ画面案とか作って、メールで送りつけた気がする。「まさかいきなりサイト構成案を送ってくるとは・・・」と、後日言われた。
そしてその元取締役は、京都の三条大橋から東京の日本橋まで一気に歩きとおした。
↑途中、島田宿~藤枝宿あたり応援に行って撮影した写真
私は、無料日記サイトにアップされた旅行記を毎日読んで、
トップページの地図や、宿場一覧からのリンク先を追加していき、新着情報を加えていった。
その作業はすごく楽しかった。
観察力鋭く、かつ「読ませる」のが得意な元取締役の文章がとても面白かったというのもあるし、まるで自分が歩いているような気分も味わえた。
なつかしい。
当時自分は32歳。30代最後の年なんて遠い未来だった。
でも意外と早く来てしまった気がする。
同じ年齢の時に、コンサルタントとしても実績を積まれていて、企業の取締役をして広く活躍してたその元上司のことを考えると、「ったく自分は何をふらふらしているんだか・・・」と凹んだりもするが、同時に、30代最後になにか記念になる挑戦をしておきたいと思っただろう心情は、今だからこそ共感できる。
ということで、東海道53次ウォークしてみたいと思うきっかけになった西田さん。
実はかなり長い間会っていないのですが、
来週、相談&アドバイスもらいに会いに行ってきます♪
> 続く