「ルネサンス棚倉」ワーケーション体験モニターツアー(1)ワーケーション導入研修にもGOOD
ワーケーションとは「Work(仕事)」「Vacation(バケーション)」を組み合わせた造語。余暇のためだけに観光地を訪れるのではなく、余暇も楽しみつつ仕事もこなすという新スタイルだ。新型コロナでテレワークが進み出社の必要がなくなった人が、観光地や別荘地に長期滞在し、非日常空間でテレワークなんてケースも増えているらしい。
ワーケーション導入研修のススメ
ここ一年は日本でも「ワーケーション」に注目が集まり、ホテルや自治体などが積極誘致をしている。自分の周りでも実践している人はいる。が。まだまだ少数だ。多くの人は未体験、中には懐疑的な人もいるだろう。
「そんな環境で仕事に集中できるはずがない」
「仕事と余暇のスイッチ切り替えに自信がない」
「どちらも中途半端になってしまいそう」
そんなワーケーション議論を聞きながら思う。だからこそ必要なんじゃないかなと。
どんな場所であっても、準備と装備とちょっとしたルーティン確立で仕事に集中できる環境は作れる。ON-OFF切り替えもしかり。どちらも中途半端になってしまうのは単なる失敗で、ワーケーションは本来、仕事も余暇もやりきって2倍は無理でも1.5倍充実した濃厚な一日を過ごすためのものだ。
ただ非日常環境で仕事を効率的に進めるには「慣れ」と「コツ」が必要。不慣れなままワーケーションにマイナス印象を抱き、「自分には向いていない」と結論づけてしまうのはもったいない。
そこで提案。企業・部署単位で
「ワーケーション研修」
を実施してみるのはどうだろう。
ワーケーションの達人から、仕事の進め方やスイッチの切り替え方、時間配分やワーケーションの魅力など学ぶ。
会社主体の研修なので本来のワーケーションではないが、「練習」にはなるし、導入に際しての不安払しょくやワーケーション導入を成功させるためのステップにもなる。新入社員や4月以降に加わった新メンバーともまだオンライン越しでしか会っていないケースもあると思うので、チームとしてのキックオフにもなるだろう。
チームでテレワーク「力」向上を目指す
他の人のテレワーク姿を見る機会というのは意外とない。
職場とは異なるリゾート環境で一緒に仕事をする「ワーケーション研修」によって新しい発見もあるはずだ。
ここ一年でテレワークが一気に拡大・浸透・定着した。慌ただしく始まったため、スタッフが自宅でどうテレワークを進めていくかについては各個人任せのままの部分も。もちろん臨機応変な実践が何より重要だが、誰かから教えてもらったアイディアやコツで、劇的に仕事環境が改善されたり作業効率がアップなんてこともある。
「ワーケーション研修」は、ワーケーション体験をし理解を深めるのと同時に、チームで「テレワーク力(りょく)」強化も図れる。
日頃テレワークで困っていることや課題について話し合い、その解決方法や効率アップのためのアイディア、あると便利なアイテムなどについて情報交換・共有する。
ワーケーション導入研修にも最適なルネサンス棚倉
・・・と前置きが長くなってしまったが、本題はここから。
せっかくテレワーク導入し、出社時の厳しいルールも設定しているのに、ワーケーション研修で感染発生させてしまうのでは本末転倒。3密回避でき、広々した空間をゆったりと使える環境が必要だ。
さらに観光客が多く集まる場所より、自然の中で伸び伸びとできる場所がいい。
首都圏の会社であれば、新幹線や車でアクセスしやすい場所。例えば・・・
福島県南部の緑豊かで広大な敷地を誇る「ルネサンス棚倉」。もともとスポーツ合宿や企業研修などに活用されていたリゾート施設だ。
●ルネサンス棚倉公式サイト|合宿・社員研修・団体宿泊のリゾートホテル
1.東京から3時間ほどで別世界トリップ
2.東京ドーム6個分の広大な敷地
3.セミナー等開催のための研修施設も充実
4.屋内外スポーツ施設多数、温泉施設もあり
5.豊かな自然に囲まれ森林散策も楽しめる
元々ワーケーションに興味を表明していたところお声がけいただき、福島県棚倉町にある巨大リゾート施設「ルネサンス棚倉」の2泊3日体験モニターツアーに参加させてもらった。訪れたのは2021年4月10日から12日にかけて。
緊急事態宣言とまん延防止重点措置の合間だったこともあり閑散とした状況だったが、天候にも恵まれ、仕事にも集中できた。また一年以上ぶりにオフラインで他の人とディスカッションをするという機会を体験し、刺激も得られた。
初めて訪れた「ルネサンス棚倉」も非常によかった。
先に書いたワーケーション研修にも適した施設だと思うので、この後の記事で施設・サービス内容について紹介をしていきたい。