8個で850円のみかんの実力やいかに!?
打ち合わせで訪れた某社を退出しようとした時のこと。突如、声にやたらハリのある某社社長に聞かれた。
「わださん、みかん要ります?」
みかん? 食品とはまったく関わりない会社なのできょとんとしていたら、みかんが差し出された。しかもたった一個だけ???
「一個100円のみかんなんですよ」
マジですか!?
そんな高級みかん、食べた事ないですよ!!!
・・・と思ったら、実は「高級みかん」というわけでもないらしく、昼間オフィスに突然果物の行商人(?)がやってきて、社内にいた一人が購入したらしい。その価格たるや、8個850円。
「女性だったら絶対買わないでしょ、」
うん。
見た目Mサイズで、近所のスーパーなら10個398円くらいで売っていそうなものが倍以上となれば、よほど説得力のある理由がない限り買えない。しかもいつも出入してる人とかじゃなく、イキナリの飛び込みらしい。
「不意をつかれるとつい買っちゃったりするみたい」
そういうもんなんだ~。すごい商売だなあ。
でももしかしたら、すごいブランドみかんだたったりするのかな?
せっかくなので、近所のスーパーで買った10個398円(←やや不確かな記憶)のみかんと食べ比べしてみることにした。
左がいただきものの1個100円近いやつ。
右がうちの近所の、1個40円くらいのやつ。
右のほうがひとまわり大きいように感じるだろうが、それは単なる遠近。
実際には、自分が買ったやつのほうがひとまわり小さい。
そして買ってから5日ほど台所に転がしていたので、多少乾燥し始めている。
さあ、その違いやいかに!?
深夜のみかん対決だ!
まずは行商人みかん。
第一印象、「むきにくい」。
むきにくさに、忘れかけていた遠い過去の記憶が突如蘇ってきた。
ONEDARI BOYSの永沢さんからお裾分けしてもらった、あのむきにくくて甘いみかん!
この行商人みかんも、正直むきにくい。
むいている途中で、皮がぶちぶち切れる。
- 皮が薄い
- 身がぎしっと詰まっていて皮との間に隙間がない
- 身に割と弾力がある
中身は、相当「ムチムチ」している。
男性ならきっと「豊満な熟女の肉体」と表現するかもしれない。
一方、近所のスーパーのみかん。
断然むきやすい。
皮と身の間にわずかだが隙間ができている。
もしくは皮の内側の白い部分が厚めで、それが「隙間」と感じられるのかもしれない。
皮の厚みは比べてみれば一目瞭然。
左側が近所みかん、右側が行商人みかん。二倍以上の差だ。
房の数は、行商人みかんが11房あったのに対し、近所みかんは9房。
これはおそらく、サイズの違いによるものだろう。
皮付きの時のサイズ差よりも、むいた後のサイズ差の方が断然大きいのがわかるだろうか。皮が薄く実がぎっしり詰まっている行商人みかんは、外見以上の中身の詰まり度合いだ。この点では、行商人みかんが一点リード。
問題は味だ。
まずは行商人みかんを食べてみた。
これは・・・
間違いなく・・・
甘い!!!味が濃厚!!!
おいしい。
一個100円は伊達ではないのかもしれない。
社内で「一個100円のみかんを買うなんて・・・」と馬鹿にされたかもしれない人に言ってあげたい。おいしいですよね、このみかん!と。
続いて、近所のスーパーのみかんを一個食べてみた。
う・・・
こ、これは・・・
どうする・・・
全く同じくらい甘くて濃厚でおいしいぞ (^_^;
結論!
たぶん差額の400円は、行商人が6階オフィスまで売りにきてくれたデリバリー料。
もしくは、ハードすぎる業務の中で思いもかけず「買いたてのジューシーなみかん」を食べられたという付加価値に対して支払った料金かもしれない。
なんにしても、いただいたみかん、
とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした♪
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