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松戸→金町散策

写真常磐線に乗って千葉県にひとりで行ってしまった携帯を迎えに、先週、松戸警察に行ってきた。

自転車で行こうかと思ったのだが、家をでる直前に「自転車はちょっと危険」という啓示が下り、急遽、電車&徒歩で行くことにした。

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途中で見つけたのは「保証牛乳」。聞いたことないし。横には「保証ラテンコーヒー」って書いてあるし(なんだよ、ラテンって?)今調べてみたら、昭和63年に倒産した会社らしい。関東エリアは松戸にて製造を行っていたとこのサイトに書いてある

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松戸警察に行くには、このトンネルをくぐってゆく。思っていたより長く、ここ最近いろんなものに反応し始めている自分にはかなり苦しい空気だった・・・。

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そして陸橋。沈む太陽が大きい。水戸街道の先には霞がかった地元金町が見える。「東京のマージナル」とも「あそこは東京なんかじゃない」「金町はもらった」とも言われるゴールデンタウン金町だが、ここから見れば「東京の入り口」だ!

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やっとたどりついた松戸警察署で・・・

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一週間ぶりに携帯を手にした!

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陸橋から見た感じでは近そうだったので(水戸街道まっすぐなら迷わないし)、金町まで歩いて帰ることにした。夕日に向かって歩くのは好き。

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ほとんど人とすれ違うこともない国道の歩道。世の中がどんどん黄色く染まってゆく。そして夜がだんだん近づいてくる、この感覚がいいのかな。間に合わないことがわかっていて、でも焦らず歩く・・・みたいな。

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常磐線がすぐ近くを走り去ってゆく。ここはいろんな電車が通るので面白い。昔、終電後に松戸から金町に戻ろうと線路を歩いていて、ひどく怒られたことがあったっけ(←単なる酔っ払いです)。あの時は、どうしても鉄路以外に東京に戻る橋のありかがわからなくて困っていたんだ。水戸街道という発想がなかった。

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ところがその水戸街道も、別の国道と交わる立体交差の手間で歩道が途切れてしまった・・・。困った。仕方なく、フェンスの角に空いている場所があったので、そこから抜けてみる。

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いつものパターンだが、引き返そうとしなかったことでだんだんドツボにはまってゆくの図。高いフェンスで囲まれた工事現場のような一体を歩く羽目に。途中で警備のおじさんに発見されて、無事、工事車両出入り口から脱出(というかつまみだされたというか・・・)。

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さて・・・水戸街道に早く戻らねば。松戸は駅周辺はとてもにぎやかなのだが、江戸川沿いは畑が広がるのどかな風景。これはなんだろう?大根や蕪だったらもう少し畝がしっかり作られているかな?小松菜?

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夕日が沈みかけている。そろそろ急がないと、真っ暗な中橋を渡る羽目になりそうだ・・・。

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上り坂になっていよいよ橋か!?と思ったのだが、そこから先がまだ長かった。

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途中、いろいろな花や、風船かずらなんかを写真に収め歩いてゆく。実はこの頃、かなり足が痛くなり始めていた(最近歩いていないせいだな)

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そして、やっと千葉と東京を区切る江戸川に辿り着いた。視線の先に見えるのはもしかして・・・

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富士山だ!!!うちの窓から冬になるとよく見えるのだが、地上からもこんなにくっきり見えるとは思わなかった。

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公団の団地も見えてきた。いつもパソコン作業しながら、ふと外を見ると視線の先に自然と松戸が見えるんだけど、こうして逆のポジションから我が家の窓を見るというのも面白い体験だなと思った。

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格好いい電車が鉄橋を走ってゆく。

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そしてついに金町に到着!不思議なもので、やはり千葉から東京に向かって歩いてくると、こんな金町でも「都会だなぁ」と思えてしまう。

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日本橋から14km。これは家康が日本橋を基点とした一里塚を作り交通網整備を行ったことによるもので、東海道(国道1号)を歩いていても日本橋からの距離がずっと標識に書かれている(参考:西田さんの東海道五十三次の旅路)。


このまま日本橋まで歩いちゃう?


と瞬間思ったけど、それはまた別の機会に・・・。

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