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新型インフルエンザ対策に備蓄推奨~「不織布マスク」とは?

写真昨日開かれた厚生労働省の「新型インフルエンザ専門家会議」で、「不織布マスク備蓄」が推奨された。

政府・自治体、企業では、新型インフルエンザに備え、さまざまな行動計画を定めている。家庭でも「パンデミック(広範囲での世界的流行)」が起こった時の対策を、真剣に考えなくちゃいけない段階だ。

●新型インフルエンザ対策マスク試着室

新型インフルエンザ対策マスクを、実際に試着してみたレポートです。写真いっぱい。何を備蓄しようか悩み中の方の参考になれば幸いです♪

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いざ!という時には、一斉に買占めが発生し、品薄になってしまう可能性も。早めの備蓄が大切です。

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いざという時に始めても遅い「備蓄」。なにをどのくらい買えばいいのかわからなくて・・・という方のために、備蓄のポイントや、管理人が実際に備蓄しているアイテムをご紹介しています。

厚生労働省「新型インフルエンザ」
東京都福祉保健局「東京都の新型インフルエンザ対策関連情報」

↑こんな感じで、いろいろ情報はある。
ただ結構いろんなことが書いてあって(大流行時に火葬場がいっぱいになった時の一時埋葬所まで)、


「結局、何をしたらいいの~!?」


なんて人、きっと自分だけじゃないはずだ。
そんな点で「一人当たり20-25枚」など具体的な目安も提示してくれるのはうれしい。


「不織布マスク」の備蓄/流行時に外出する際のマスク着用

今回のニュースの中心は「マスク備蓄」関連。

新型インフルエンザ流行時に、日常生活でマスクを使う際の基本的な考え方が、9月22日に開かれた厚生労働省の「新型インフルエンザ専門家会議」でほぼまとまった。不織布マスクを家庭で一人当たり20-25枚備蓄しておくことなどが推奨されている(Yahoo!ニュース「不織布マスク備蓄を―新型インフル対策」─9月22日)。

この「一人当たり20-25枚」という備蓄目安の算出根拠についても書かれている。

不織布マスクは使い捨てで再使用はできないため、新型インフルエンザ流行の前に家庭で備蓄しておくことを推奨。目安として、発症時の咳エチケット用に7-10枚(罹患期間7-10日)、健康時の外出用に16枚(週2回・8週間)を示し、一人当たり20-25枚、人数分の備蓄を勧めている。

単に新型インフルエンザに感染した時に装着するためだけでなく、健康な人が“やむを得ず”外出するための分も含まれている。

ただ「週2回/8週間」というのはどうなんだろう?
会社にも学校にも行かず、2ヶ月間家に籠り、食糧などを買い出しに行く時だけ臨時外出といった前提なのだろうか。

人によっては、もっと外出せざるをえなくなるだろう。
人口密度が低い地方であればいいが、半径2m以内に人がいて当たり前の都市部では、も少し多めに備蓄しておいたほうが安心できる気もする。


ところで「不織布マスク」って何?

読み方は「ふしょくふ」。
自分含め、花粉症の人はさんざんお世話になるマスクだ。

昔からよくあるマスクは布製(ガーゼマスク)。洗えば何回でも使えるものだ。

それに対し「不織布マスク」は、文字通り織っていない布で、All Aboutのこの記事によると「線維を直接シート状に加工することで、品質を均一」にした不織布で作られているとのこと。

  • 布製マスクより安価
  • 洗濯しての再使用ができない(使い捨て)
  • 防塵性能が布製マスクより(一般的に)高め
  • プリーツや立体マスクなどがある

そう。“不織布マスク”なんていうとよくわからなくなるが、
要は花粉症の人がここ数年愛用している(愛しちゃいないが)、使い捨てマスクのことだ。

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自分は薬局で、60枚入り500円弱のものを購入している。


「不織布マスク」なら何でもいいの?

実は「不織布マスク」にも、いろいろ種類がある。
超高性能なマスクには、

  • N95マスク(感染者治療を行う医療機関などで使われる)
  • サージカルマスク(外科手術などに使う医療用マスク)

がある。

また一般の不織布マスクにも、

  • 5枚、7枚と数多くの不織布を重ねたもの
  • 特殊な吸着フィルターを採用しているもの
  • 顔にフィットさせるための様々な工夫がされているもの

など、高性能なものがいろいろあるようだ。

新型インフルエンザの脅威を考えればそんなに高いものではないので、どうせなら高性能なものを買っておいてもいいように思う。

自分は、念のため「N95マスク」を数箱と、あとは一般の不織布マスクを数箱、ネットショップで購入した。遠方に住む家族・親戚にも送り、自分の家では押入れに備蓄している。

一般の不織布マスクとして購入したのはこれ(いろいろあって悩んだが、レビューでも評価高かったので)

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楽天市場で「メディカルマスク」検索もしくは「サージカルマスク」検索などすると見つかるはず(検索結果には、1枚数百円の高性能マスクも含まれたりしてるので、あとは価格目安で)


医療用「N95マスク」は必要なのか?

これは掲示板などでも、「本当にウィルスを通さないのはN95マスクだけだから必要」とか「N95マスクが必要なのは、治療にあたる医療関係者」とかいろいろ見解があって、正直、自分もよくわからない(専門家じゃないんで当然だけど)。

毎日新聞にはこう書かれている。

また高い密着性のある産業用の「N95マスク」も、長時間の着用は息苦しく日常生活に適さないとして、推奨していない。(毎日新聞 9月23日朝刊

写真

自分が念のため購入した「N95マスク」は、こんなやつ。
お医者さんごっこしたくなるような、ゴムをぐるっと後頭部にまわして固定する形だ。


●新型インフルエンザ対策マスク試着室


SARSの時には、テレビなどで「N95マスクじゃなくては感染を防げない」といった報道が結構流れ、市場で非常に品薄になり、肝心の医療関係者のところに十分いきわたらなくなったなんて話もある。

勝手な想像だが、その時の教訓もあるだろうし、新型インフルエンザ対策についてはもう何年もの間、行政を中心に対策が進んでいるので、医療関係者や行政関連で必要な部署には、きっともう、たっぷり備蓄があるんだろうなと思う。

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なのでまあ、たとえば「家族の中で発症者がでた場合」などに備え、高額ではあるけど、数箱備蓄しておいてもいいのかなと思う(自分が購入した時の半額くらいになってるし 涙)


●在庫有ります 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の影響で緊急確保!!N95規格適合 米...

その他、これと同じマスクを取り扱っている楽天内ショップ一覧

昨日のニュースでまた少し状況変わるかもしれないが、とりあえず今なら、在庫は普通にあって誰でも買えるので。いざという時に、どこを探しても売っていないという状況は避けたいところだ。


食糧・水・日用品の備蓄も進めておこう

厚生労働省の「個人でできる対策」を読むと、こんなことも書かれている。

パンデミックは日本だけのものではなく、海外でも同時に発生しますので、海外で大流行すれば、輸入が減少したり停止することによって、種々の生活必需品も不足して、手に入らなくなることがあります。

パンデミックになると、このような生活に欠かせない活動にも影響が出ることも想定されますし、感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則であることから、災害時と同様に外出しなくても良いだけの最低限(2週間程度)の食糧・日用品等は準備しておくのがよいでしょう。

米やフリーズドライ食品、ミネラルウォーターなどの他、インフルエンザ対策として、マスクのほかに「消毒用アルコール」「ゴム手袋」なども書かれている。

インフラがどうなるかわからない部分もあるので、カセットコンロのガスボンベなどもあったほうがよさそげだ。

ちなみに自分は一昨日、あんしんの殿堂防災館という、防災用品専門ショップで、缶詰を大人買いしてみた。


ご飯に合うんですよね~♪<マルハ>さんま蒲焼100g缶×60缶

うちで飲み会やる時のつまみにもなるし、台所立つのが面倒くさい時のおかずにもなるし、缶詰なら、賞味期限関係なく相当もつって聞いているので、無駄にはならないかなと。

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ちなみに以前、同じく「新型インフルエンザ対策」とかいって、シリアルとかSOYJOYとかを大人買いしたことがある。これはダメだった。ついおやつ代わりにボリボリ食べてしまい、単に肥えてしまっただけだった。

●家庭でできる新型インフルエンザ対策~食料備蓄(1)
●家庭でできる新型インフルエンザ対策~食料備蓄(2)

さんま蒲焼缶は、大人食いしないように気をつけたい。

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水は「誰かに売りたい」ほどあるので大丈夫だ。
(早くクリタの水の宅配を停止しないと置く場所がなくなっちゃう・・・)

●備蓄.com・・・食糧から日用品まで備蓄しといたほうがいいもの解説


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なんだか長い記事になってしまったが、まだマスクの備蓄をしていない人は、会社帰りでも買い物ついででもいいので、ドラッグストアに足を伸ばし、

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↑とりあえずは、こんな感じのお徳用パックなどを買っておくことをお勧めする。

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