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一筆箋レッスンブック

写真昨日訪れた出版社で、新しくでたので・・・といっていただいた本「一筆箋レッスンブック」が、自分的にとてもツボな一冊だった。

割と愛用しているほうで、だいたいいつも四季の花やお月見などのイラストが描かれた一筆箋を2~3種類くらい机の引き出しに入れておき、物を送る時とかに添えているからだ。

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ちょうど、秋バージョンを使いきったところなので、
何かこの時期にいいものを、後で一冊買ってこようかな。

用途としては

  • ちょっとしたものを送る時に添える
  • 見積書や請求書に添える(最近は馴染みのとこなのではしょっちゃってるけど)
  • 献本に添える
  • 資料をクリアファイルに入れて手渡しする時、1枚めくるとでてくるあたりに挿入

こんな感じ。

ブログでプレゼント企画をした時にもよく使う。
そういう時は相手もブロガーなことが多く、ちょっと照れるのだが、私のむにゃむにゃした字が公開されてしまうこともある。

完全パソコン生活になってしまっているため、文字を書くというのは少々大変なところもあるんだけど、50件くらいまでだったら、「手書きでメッセージ添えよう」と思えるかな。


「和田さんから発送する旨のメールをいただいた後で、サインをお願いすれば良かったな・・・と後悔していたんだが、なんと、直筆メッセージが入っていた!」

「PS: 50名という大人数にも関わらず、手書きのメッセージを添えてくださったわださんのお心遣いにも感激しましたが、私が持っているのと同じ一筆箋だったのがまた嬉しかったです♪」
「一筆箋に書かれた、わださんの手書きの流れるような文字も印象的でした。」


とか書かれちゃうと、やっぱりこっちも嬉しいしね。
(「流れるような文字」というよりは、「流れちゃってる文字」なんだけど・・・)

モノだけ送ると、なんか機械的で相手に失礼な気がするし、プリントされた送付状もそのままだと事務的すぎるのでおそらく一言何か手書きするだろうから、だったら季節感のある一筆箋のほうが、送る側も受け取る側も双方ともに楽しいかなと。

(特に献本の場合は、一筆箋なら本に挟んでおけるし)

一筆箋レッスンブック (墨ビギナーズ1)
一筆箋レッスンブック (墨ビギナーズ1)石橋 鯉城

芸術新聞社 2009-12-07
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で、本題は↑この本。

これがとっても使える!
私の一筆箋ライフがバージョンアップするかも!

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そもそも、一筆箋ってどういうものなのか、どんなスタイルのものがあるのかなど、基本から書かれている。

一筆箋を2枚・3枚と使って手紙代わりにしてしまうのは本来用途ではないとのこと。ああ・・・それ自分、やっちゃっているなあ。気をつけよう。

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一筆箋の選び方についても書かれていた。
罫線のないものもあるということすら知らなかった。
今度、横書きでも使えるものを探してみよう。

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一番気になったのはここ。
何で書くかというところ。

自分は、文房具店ならどこにでもある水性ボールペン「uni-ball Signo」が好きで、こればかり使っている。軽くにじむので、油性のボールペンのように事務的な感じにならないところが好きで。

でもやっぱりボールペンという時点で「普段使い」だし、送る相手によっては「手紙書くのにボールペンなんて失礼」ということになる(まあそういう年齢層の人に送るのに一筆箋は基本使わないけどね)。


決めた!久々に万年筆を買うぞ!


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本の大部分は、レッスン帳になっている。
長い間、ちゃんと文字を書くということをしないでいるので、一度こういうのを使って、きちんと払い・跳ねの基本をもう一度思い出すのは大切かも。

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実際の一筆箋の文章例もたくさん載っているので、
こういう書き方をするといいんだなとか、さりげない気配り表現が大人だなとか参考になる。

正直なところ、自分が社会人になった時にはもう世の中はパソコン化が始まっていて、「手紙のやり取り」という経験が子供時代で終わってしまっている。

そのため、自分がだす機会もほとんどなければ、受け取る機会もほとんどない。

なので今さら「手紙」を書くのは無理だ。
それでも、一筆箋ならまだいける。

そして一筆箋も、これまでは稚拙な文章&文字だったけど、年齢にふさわしい文章と文字を書けるようになりたいなあと、この本を読んで初めて欲がでた。

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こんな連綿にも挑戦してみたいよね!

一筆箋レッスンブック (墨ビギナーズ1)
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ということで、まだ発売になったばかりなので書店にはないかもしれないけど、
もし見かけたら、ぜひ手にとって見てみてください。


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ちなみに、一筆箋のかわりにこんなポストイット使うこともあります。


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