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主婦もかせげるアフィリエイトで月収50万〜向上心と時間管理

写真追記:ア総合情報館でサイン本企画実施中!(2005.05.11)←藍玉さん写真入り!
一足遅れてしまったが、藍玉さんの待望の第二弾「主婦もかせげるアフィリエイトで月収50万」を読み終えた。帯には「ズブの素人だった私がさらにパワーアップ」と書かれている。単に30万円→50万円という数字のパワーアップだけではないことが、本を読み進めるとよくわかる。

だから面白い。
前著を読んでいる人、ブログやオフ会等を通じて藍玉さんのこの一年の動きをウォッチしてきた人(←自分です)にとっては特に。

既に多くの人が熱いレビューを書いているので、私は二点に絞り込んで書きたいと思う。

アフィリエイトの取組み方やテクニックなども非常に参考になった。前著とかぶっているのでは?と思っている人も多いと思うが、前作は本人の体験を中心とした「アフィリエイトを始めるきっかけ」となる本だったのに対し、今回の本は、既にアフィリエイトに取組み、一喜一憂しながら試行錯誤している仲間たちに向けての、実践的な内容を多く含むものとなっている。

とは言いつつ、この本から学ぶべきは個々のテクニックではないと思う。自分なりのテクニックを得て、スキルをアップさせてゆくために、彼女がどう考え、どう動いたのか、そっちのほうが何倍も重要だ。

ひとことで言うと、多分これなんじゃないかな。

「向上心」

藍玉さんの源泉はここにある。

たまに、「藍玉さんは全然違うから・・・」「特別な能力をもともと持っていた人だから・・・」と別格視・神聖視する人と会話をしていると、つい「普通の人だよ」と言ってしまう。誤解されるとやばいのだが、普通の人と言っているのは決してけなしているわけではない。プログラミング能力があるわけでも、ずば抜けて商品知識を持っているわけでもなく、ましてや特別なコネクションがあるわけでも、世渡りや人脈作りに特別長けているわけでもない、他の人と同じ土俵にいる「いちアフィリエイター」という意味だ。

ただ、「この人はここがすごいな」と思うのは、向上心だ。

前著以上にそれを強く感じた。
なんとなく自分を追い詰めてしまうのが嫌で、割と自ら妥協してしまうことが多い自分も、すごく刺激を受けた。この向上心、彼女の場合、変な対抗意識や歪んだ競争心になってしまうことがない。安定感のある、ちょっと楽しげな、好奇心と結びついた向上心だ。

今まではまわりに必死に追いつこうとしていました。実力も努力も才能も大きな差があるんですから、そう簡単に追いつくはずがありません。あきらめかけている自分を呼び戻すことができるのは自分だけなのです。人をうらやむ気持ちを「どうせ私なんか」とマイナスに考えないで、「私もこうなりたい!」と前向きにもっていくと、目の前が明るくなります。やっとまわりはまわり、私は私のスタイルでいけばいいと思えるようになりました。今のままでいい。私にしかできないアフィリエイトを見つければいいのです。

こうありたいな。
なかなか難しいけどね。

+ + +

もう一点は、自分にとっても今最も関心があること、
「時間管理」だ。

昨年2月以来、「ブログ中毒」街道をひた走る自分、100%自宅仕事となったこととも絡んで、恐ろしく時間管理ができない人間になってしまった。ブログ記事を書き始めると、何時間も仕事をほっぽってそれに突入してしまう。そして、他のブログ巡回していると、いつの間にか夜が明け、始発列車が窓の外を走る。

いろいろやっているつもりになりながら、ふと振り返ると何もしていない一日。
そしていつの間にか過ぎてゆく一週間、一ヶ月。

自分に与えられた時間は、どうも思っていたより短いようだ。
そのことを意識し始めた今年、今まで感じたことがない強い焦りを抱くようになった。
やりたいことはある。時間は限られている。

なのに、余計なことにうだうだと時間を使って、全く形にできていない。
不甲斐なさを痛感する。

アフィリエイトを始めて、時間がないと嘆く人はいっぱいいます。私も同じです。1日が24時間じゃ足りないのです。サイト更新もしたいし、メールの返事も書きたい、新しい商品も見つけたい。やりたいことがいっぱいあるんです。
主婦でもサラリーマンでも大きな違いはないはずです。時間は誰にとっても貴重なもの。時間の管理ができるかできないかなのです。「主婦だからできる、サラリーマンだからできない」と、決めつけてしまうのはもったいないと思うのです。

そして、メモ活用、デジタルと紙の使い分け、目標設定、年間スケジュール、週単位の計画に一日の予定、手帳管理方法・・・と、藍玉さんの具体的な時間管理方法が紹介されている。このあたりは・・・まあ、本を買って読んでもらおう。

著名な社長さんやらアナリストなんかの時間管理術や手帳活用術なんかの本はたくさんでている。でも、なかなか継続が難しかったり、ちょっと自分とは遠い存在に思えてしまい、実践にいたらなかったりするが、一般人である彼女のこの時間管理法は、よし明日から自分もやるぞ!と思えるものだ。

早速自分も実践。
つけたりつけなかったりのシステム手帳を、常にデスクの上において、アナログでのスケジュール管理をすることにした。あとで、小さなホワイトボードを買ってきて、「今日のタスク」書き出しを始めようかななんて思っている。視覚化されていることって重要だよね。

+ + +

話はちょっと藍玉さんの本からはずれるが。

一日の時間管理については、実は4月中旬から「10分刻み進捗管理」を始めている(ちょっとさぼりがちになっているが)。これは、先日FPNの座談会に参加した際、百式管理人の田口さん[N]ネタフル管理人の小暮さんが、ともに「自分はこれをやっている。とてもいい」と一押ししていた方法だ。

難しいものではない。10分刻みで、今何をしているのかをどんどん記録してゆくというもの。自分はとりあえずMicrosoft Outlookの「予定表」を使って、10分経過するごとに何をしたかを書き出している。これを始めてから、無駄に浪費してしまう時間が、7〜9割カットされたと思う。最初は、

「10分毎なんて大変だよなあ」

と思ったが、やってみると仕事や作業にリズムと達成感が生まれ、意外に楽しい。

メールの返信を書いている過程で、ネットで調べたい数字がでてきた。それを探しにブラウザを開いて検索していたら、気になるニュースが・・・なんて流れで、以前だったら軽く30分〜1時間をつぶしていた。一緒に仕事をしたことがある人は知っているかもしれないが、自分の長所は割とマルチタスクOKなとこ、欠点は「集中力はあるが、それが決して持続しないこと」と、「持続しないどころか、やっていたことすら忘れ去ってゆくこと」だ(←洒落にならないほどひどい)。

この10分刻み進捗管理をしていると、「おっと、このメール返信に既に20分もかけちゃっているよ・・・いかん、いかん」とストッパーが働く。

例えば今であれば、この記事を書くために、写真撮影&加工も含めて60分が経過している(実は途中まで書いたものを一度ミスって消してしまった・・・)。他にもいくつかやらないといけない仕事があるから、あと10分で切り上げよう・・・なんて思えるのも、ちゃんと「かかっている時間」を自分が把握できているからだ。

写真

話がそれてしまったが、そんなこんなで藍玉第二弾本はオススメ。1,300円は安い。
Amazonのレビューでは、あびる氏の「良い意味で素人目線の根性論が多く展開されており・・・」がナイスなコメントだなということで一票。


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