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ブログ+アフィリエイトを考える(1)

Blogユーザーの約6割がアフィリエイトプログラムに参加もしくは参加を検討
〜Blogの記事更新通知サービス「BlogPeople」の利用者アンケートより〜

最近非常に注目を集めている「ブログ+アフィリエイト」について、少し考えてみたい。

最初に自分のスタンスについて説明しておこう。アフィリエイトに関しては古く、割と深く関わっている。(Googleで「アフィリエイト 和田」で検索すると真面目なものから怪しいものまで、いろいろでてくる)ブログについては、昨年夏に「はてな」を試してみたのが最初で、本格的に開始したのは今年の2月頭からこのココログで。なので、左上の写真同様、ひよっこだ。

「それは違うだろ」と指摘を受ける部分も多々あるかもしれないが、考えを整理する意味あいも込めて文章にしてみようと思う。


【1】一般のWEBサイトでアフィリエイトするのとブログでするのと違う?

少なくとも自分にとってはかなり違う。
ブログでアフィリエイトするのは心理的に抵抗・違和感がある。ではどうしてだろう?

これは、ブログをどう位置付け、どんな性質を持っているものと考えるかによる。高尚に構えれば、個人がニュースを発信し、またニュースに対して自らの見解を述べる「個人メディア」。プロフィールも公開し(ほとんどしてないけど)顔もだし(インコだけど)責任の所在、自らのスタンスを明らかにして記事を書いている(多分本来は)。

もうちょっとレベルを落とせば「日記」。こちらも一人の個人としての本音、率直な思いを綴る場だ(ネタに走ったりしてるけど)。WEBサイトに併設されている「管理人日記」などでは、そこだけくつろいだトーンになっていたり、管理人のキャラがにじみでた文章が並んでいて、親近感や共感を抱いたりすることも多い。

そんな「記事」や「日記」にアフィリエイトという要素を入れることに、自分は一種抵抗感があるようだ。

まず記事。これは広告の色が少し混じった時点で何かが歪む。媒体社でも「編集」「営業」の境界線はかっちりと切り分けられているが、一人の個人が自分自身のモラルでもってそれを切り分け続けるのは至難の業、いつかどこかで崩れる可能性が高い・・・と経験者は語る(反省しきり)。 もちろん一般のWEBサイトだって、中立的な立場にたった情報サイトに見せかけて、実はアフィリエイト収入目的だったというのは、訪問者を裏切る行為だ。でもブログでそれをやることは、さらに許されないような気がしてしまうのだ。

次に日記。その書き手の人柄なり文章なりに共感や親近感を抱いて読みにきてくれた人達を相手に・・・あんた商売するの?という問題。

ちなみに、この段階で誤解されるといけないから挿入しておくが、自分はもちろんアフィリエイト肯定派・擁護派で、自らブログや日記でもアフィリエイトしてる。だからこれは、決して誰か他人を攻撃したり否定したりしているわけではない。どっちかというと、自分自身に問いかけているので・・・。

続けよう。


【2】それではブログ内でのアフィリエイト、どうあるべき?

ただいま模索中。このあたり、いろんな人に意見を聞いていきたいと思っている。
多分ブロガーの中には、アフィリエイトリンクをぺたぺた張っているブログを軽蔑したり、嫌悪感を抱いたりする人もいるだろう。「嫌うなら嫌え」と開き直れるほど自分はたくましくはない。これが自分のドメインでMovableTypeとか使ってやっていればまた別なのだろうが、ココログの中でやっている以上は、浮き上がりたくはない。このコミュニティの中で、他のブログ利用者達とコミュニケーションしてゆくのがとても楽しいから。

で、今のところ、自分の方針はこんな感じだ。

◆記事先にありき
◆アフィリエイトしていることを明記
◆サイドバーは別/「広告枠」としてアフィリエイト活用

アフィリエイトすることを前提に記事を作成することはしない。記事の中ででてきた本やCD、食べておいしかったものなどでアフィリエイトできる商材があれば、「アフィリエイトしてます」と断った上で後付的にアフィリエイトリンクを張る。(ちなみに「↑アフィリエイトしてます↑」と追加記述するのは、割と初期からの習慣だった)
基本的に、自分自身が購入して実際に利用したものなどに限定しようと思う。購入・利用レポートという形態だ。満足した点も不満なな点もきちんと書くようにしたい。(ここが時々難しいんだよね。ついいいことばかり並べちゃうんだな・・・)

まあ、このあたりは、後でもう少し突っ込んで考えてみたい。


【3】ブログでアフィリエイトモールってどう?

ありだと思う。トップできちんとアフィリエイトしていることを謳った上で、管理人さんが気になる様々な商品をひとつずつ紹介しているブログを先日見つけたが、それはとても好感が持てる作りだった。

アフィリエイトモールとは、そんなに一般的な言葉にはなっていないかもしれないが、商品リンクを使って、ひとつのモールやオンラインショップのようなものを作り上げてしまうものだ。ここ1年半ほど、LinkShareや電脳卸などのASPを筆頭に商品リンク機能を備えたシステムが増え、昨年の楽天アフィリエイト(楽天直)によって一気にブレイクした。更新のしやすさというブログの特徴を生かして、管理人がネットサーフィンしていて見つけたユニークなアイテムや、特定のテーマにそった商品を集めて紹介してゆく・・・というスタイルは十分あるだろう。カテゴリバックナンバーの機能を使って、商品カテゴリ毎や「やせたい」「おいしいもの」「アイディア商品」など、いろいろな切り口でまとめることもできる。

で、その場合にも、やはり「このサイトはアフィリエイト・プログラムという成果報酬型の仕組みを使って・・・」と、きちんと説明をする必要があるだろう。それがなされていれば、変に誤解をされることも反発をかうこともないと思うからだ。実際自分も、ココログルで「ダイエット」で記事検索をしていた時に、そんな正々堂々アフィリエイトブログに出会い、なかなか面白い商品の存在を知ることができた。「だまし」が入っているのでなければ、それはそれで、有益な情報源になる。

続く。

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