復興支援ボランティア体験@石巻(4)テント村の食生活

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ピースボート派遣のボランティアは、8日分の食糧をすべて持参するよう指示があった。なのでご飯やレトルトのカレーなどを運び込んだ。

実際には私たちが現地到着したGW明けには、比較的被害が少なかったエリアの店はかなり空いており、レストランも歩いて20分くらいの場所で営業を開始していた。

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ただ自分達が説明会を受けたのは4月末で、その時点ではまだ、数少ない営業店舗には地元の人が多く詰めかけ、全体的に商品不足だったそう(私たちが帰る頃でも、スーパーの営業時間は短く、開店してるコンビニのレジには行列ができていた)。

状況は刻々と変化する。

地元の人に迷惑をかけないためにも、またもし大きな余震が起こっても自分達自身が救難対象になることないよう、ボランティアが自分の食糧を一定量持参することには意味があると思う。もちろん飲食店が地元の人で混み合っているのでなければ、そこ訪れることも大事だけどね。

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レトルトも種類増えてるし♪

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私たちのチームは、ひとりがカセットコンロを、もうひとりが鍋を持ってきてくれた。私もアウトドア用のコッヘルを持参。それでレトルト食品を温めたり、コーヒーやお茶を入れて飲んだ。

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さらに素晴らしいことに、もうひとりの女性がニンジンや玉ねぎ、トマトなど持ってきてくれ、結局3回もミネストローネを作ってくれた。

「何故レトルト食品入ってるお湯に野菜を?」

と首を傾げるかもしれないが、水も給水車、ガスにも時間にも限りあるので、はしょって一気にやっちゃっているだけだ。

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キャベツもトマトもたっぷり、
豆も入ってて最高に美味しかった!

レトルト温めて食べるだけじゃなく、こうした調理された汁物がひとつあるだけで、食生活は全然違う。炊き出し会場に笑顔がこぼれるのがよくわかる。

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さらにテント村の中では、毎日じゃないけど、ボランティアのための「炊き出し」をしてくれる団体もあった。3食カロリーメイト状態で長期間肉体労働してる人もいるので、そんな時には行列ができる。

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この日はカレーうどん。
器いっぱいによそったうどんに、たっぷりのカレーをかけてくれ、味も本当に美味しかった。

壊滅的な被害を受けた集落に炊き出しに行った日の夜、テント村に疲れて戻ってきたら炊き出しが行われていて、「お疲れさまでした」と温かいお料理を笑顔で手渡しされたチームメイトの女性、テントに戻るまでの間に、感激して号泣してしまったという。

誰かが誰かに食事を作るというのは、ひとつの大きな「支え」なのかもしれない。

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ところで普段の生活でも「備蓄マニア」な自分。
家に賞味期限が迫るレトルト食品が大量にあったので、いろいろバリエーション豊かに持参した。

これは確か、タイのチキンカレー。
テント内にエスニック香を漂わせ過ぎて少々失敗だった。

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初日こそ、テントの間の芝生の上で食事をしていたが、あまりに風が強すぎカセットコンロのガスが一瞬で終わってしまったので、二日目からは一番大きなテントを「サロン」と呼び、そこでみんなで円陣で食事をするようになった。

普段ひとりで食事してるので、
みんなでワイワイ話しながら食べるのが楽しかった。

ママチャリで日本中旅行してる20代の男の子や、バイクで三陸を一人旅行した同世代の女性、やたら資格をもってる元・消防士さんの話、などなど。キャラ濃すぎるメンバーの武勇伝で話が尽きることはなかった。

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お昼御飯は、朝温めたレトルト赤飯をおにぎりにしたり、こんな風にコッペパンに魚肉ソーセージやキュウリをはさんだものをラップでくるんで持っていったり。

チームによっては、圧力鍋と米を持参して、朝からがっちり自炊しているところもあった(7時半には集合なので結構忙しい)

野菜はどこのチームも「キャベツ2玉」が中心。
一週間滞在しても傷まず、外からむいて食べられるので便利。

私が持参したチューブの味噌だれも好評だった。

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↑これね♪

>続く・・・(5)炊き出し&物資配布

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