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倉敷市真備町でのピースボート災害復興支援ボランティアに参加(2)

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8月の倉敷市真備町の災害復興支援ボランティアでは、割り振られたのがボランティアセンタースタッフというお仕事だったので、ニーズ調査で地区の被災家屋をまわることはあっても、現場に出るという機会が全くなかった。ボラセンのお仕事が大事なのはわかるけど、せっかく災害ボラとしてやってきたからには、一日くらい現場にでたい!

・・・ということで、ピースボート1日だけお休みもらい、自分がメンバーとして参加している埼玉県上尾市の災害復興支援ボランティアチーム「ReVA」メンバーがやってくる日に合わせ自分も現場に出ることに。

一般ボランティアとして活動する場合は、まずボラセンで全体ミーティングに参加する必要がある。

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そしてここからバスに分乗して真備地区のサテライトへ。
前にいる女性は、ReVAのリーダーで超超ベテランボランティアのIさん。

さらに大学生が2人、新メンバーとして加わっていた。
なんでも「ボランティアに行こう」といって地元上尾市の社協ボランティアセンターに行ったところ、「地元にこんなチームがある」と紹介されたのだとか。ReVAには上から目線・年功序列的な人がほとんどおらず、むしろ最前列にたって動いて欲しいということで活動現場でのリーダーをあえて年配ベテランではなく若手に振り、自分よりはるかに年上の人に指示出しをさせたりもする。

大学生が初回でそんな人達と一緒に動けていろいろ学べるのはほんといいことだなと思った。

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ボラセンと現地を往復する送迎用の大型バス。

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私たちが向かったのは川辺サテライト。
箭田よりは小さいが呉妹よりはずっと大きく、企業から派遣できてまわしているスタッフが多いようで、元気はつらつ笑顔もいっぱい、活気ある場所だった。熱中症になる人が後をたたないので、飲料もどんどんもっていけと。

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ここは街道筋だった場所で、この日の現場は川辺本陣跡からも近い大きなお宅。

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名前を忘れてしまったけど、ピースボートと同じようなボランティアチームが長期で入っている現場のサポートで、2つある建物の内、私たちが入った現場はかなり完了しており、最後床下の仕上げ段階という感じ。

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ただ、土壁をやる前に床板を全部剥がしてしまっていたところのようで、出さないといけないものは結構たくさん。
そして気温もなかなか。

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なのでお昼休みはこんな感じだったのが・・

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午後の作業終えると汗だく・泥だくに。
でもいい汗を流せて気持ちよかった。看護師さんチームが氷配布にもきてくれたし。

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ボランティアたちを支える看護師チームの人達。

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冷たい氷が本当にうれしい♪

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ReVAの人達と一緒に。
実は同じ時に、上尾隣接の川越からはかき氷提供のボランティアさんが来ていて、一緒に動いていた。

こうしたサテライトや避難所などでかき氷を提供するのだという。

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私も避難所まで一緒にいかせてもらった。
この公民館は、中に入浴施設がないので、毎日無料で入れる外部の入浴施設に行く。帰ってきた親子連れやお年寄りにかき氷をふるまっていた。

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行きは高速バスだったが、帰りはちょっとだけ奮発して夜行寝台列車「サンライズ出雲」に乗ることにした。
夏休みでチケットとりにくいと聞いていたが、幸運にも当日夕方とれてしまったので。

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初・出雲。

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寝台列車と言っても、自分がとったチケットは一番安い雑魚寝スタイルの車両。
こんなの、あることすら知らなかったよ!

●一番安い寝台車のシート、ノビノビ座席で寝てきた :: デイリーポータルZ

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雑魚寝と言っても、ちゃんと一人分ずつ仕切られている。

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窓もついてる。

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もうちょいお金を出せば、こんな個室になるんだけど、

「どうせ寝ちゃうから一緒。窓の大きさが違う程度さ」

と。

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熱海あたりだったと思うが、目を覚ますと海の上に太陽がのぼるのを見ることができた。これ結構感動ものだ。

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帰宅後、Facebookで呼びかけて、このプラスの「高透明作品ホルダー」を大量購入し、呉妹サテライトのSさん宛に送った。
サテライト内だけでなく、地区のあちこちに情報発信スペースを作りたいという話をしていて、そのためにはこういうものがあったほうが情報の入れ替えも楽でいいのかなと思ったので。

これは10月に実際に現地を再度訪れた際、使われている場所を見ることができた。

2018年に参加した災害復興支援ボランティア活動の記録は以上。
来年は大きな自然災害のない、平穏な一年になりますように。

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