災害復興ボランティア参加準備(9)被災地ボランティア(泥かき部隊)持ち物リスト
先日の被災地ボランティア説明会の際に配布された「持ち物リスト」に、自分で必要かなと思うもの加え一覧にしてみた(7泊9日・車中泊1泊のピースボート被災地ボランティア派遣)。必須の「皮軍手」「ヤッケ」「ヘッドライト」「食糧」などが中心だが、結構な荷物量になってしまい驚いた。
【追記(2011.5.21】ボランティア参加後、追記をしました
自分はキャンプ用品いろいろ持ってるし、かなり食糧備蓄してる家なので、ヤッケや安全長靴、防塵用マスクなど除けば割と買わなくて大丈夫だったが、そうでない人はかなりの出費になりそう。
どう考えてもカバンに入りきらないのでもう少し削ると思うし、実際には、現地で使わないもの/不足するものなどもあると思うので、帰ってきたらまた見直ししたい。
(6人チーム編成されたので、コンロなど分担持参するものもあり)
■バッグ・テント関連 | |
ザッグ・キャリーバッグ | テント・シュラフ・食糧など持っていくとかなりの分量の荷物になる。 |
デイパック | 活動中に飲料・携帯食、ヘッドライトなど持っていく。上にヤッケ着れるよう薄手のもの。 |
テント | 石巻専修大学のテント村に設営する。自分はモンベルの2人用のものを持参する。 |
グラウンドシート | 雨が降った時に備え、テントの下に敷く。100円ショップでブルーシートを購入し代用。 |
寝袋 | 薄手の3シーズン用のもので、20年ぶりに今年買い換えた。 |
寝袋カバー | 寝袋の汚れ防止で。20年以上前に買った安物なので防水性能はあまりない。 |
マット | 寝心地の良さと、地面からの冷気を防ぐため、エアーマット式のものを持参。 |
■服装・装着 | |
防水ヤッケ上下 | ワークマンで購入した防水ヤッケ。多くは「撥水」なので買う時注意必要。 |
養生テープ | ヤッケズボンと安全長靴の間の隙間を巻いて埋めるため。テント修理などにも使える。 |
安全長靴 | 釘の踏み抜きなどしてしまわないよう、つま先だけでなく底にも金属入ってるもの。24cm以下のサイズを探すのが難しい。 |
寝巻用の上下 | 日中作業に着てるものはかなり汚れることが想像されるので、一応寝る時用のものも。 |
ヒートテック上下 | 防寒用として。 |
長袖シャツ×2 | 作業時にヤッケの下に着こむもの。着たきりでもいいけど濡れた時のため予備1枚。 |
コットンズボン×2 | 上に同じく。 |
レインスーツ | ヤッケが防水なので必要ないが、夜の防寒着にもなるので一応。 |
下着×2 | 着替え用1組。 |
バンダナ | ヘルメットかぶらないで作業する時用。 |
ハンドタオル×3 | 顔洗ったりする時用にテントに置いておく分と、作業に持っていく分、あと予備1枚。 |
フリースのジャケット | 防寒用として。 |
コルセット | 腰痛めないように念のためコルセット着用で腰固定しておく。 |
ジャケット(作業着) | かなり冷え込んだ時用に、厚手の作業着(上着)持参。 |
靴下×4(厚手のもの) | 安全長靴がちとぶかぶかなので(24cm買ったけどやたら大きい)2枚重ねで履く。 |
皮軍手×2 | 普通の軍手ではなく、簡単に破けない皮軍手が作業には必須とのこと。 |
ゴム手袋(耐油用)×2 | 皮軍手を装着した上に、ゴム手袋をはめる。 |
防塵用マスク×8 | 細かい有毒物質も含むチリが浮遊しているということで、可能なら高精度の防塵マスク必要とのこと。作業日数分。 |
ヘルメット | 屋内での作業では、落下物のリスクがあるのでヘルメット必須。ヘッドライトを固定するための留め具を200円くらいで買って装着した。 |
ゴーグル | 舞い上がるチリやヘドロなどの跳ねから目を守るためのゴーグル。サングラスタイプではダメとのこと。 |
ロープ | 洗濯物を干したり、荷物を縛るなどに使うよう。 |
■生活小物 | |
ウェットティッシュ | 丸い筒状のケースへの詰め替え用のものを購入し、ジップロックの小さなビニールに移し替えて使う。 |
トイレットペーパー | テント内や食事の時に使うようとして。芯抜いてジップロックの袋に入れ持参。 |
使い捨てカイロ | 5月はもう不要かもしれないが、夜冷え込んだ時用に7個持参。 |
絆創膏(大き目) | 作業中に自分や周りの人が怪我をした時のため。 |
消毒薬 | 同上。 |
歯ブラシセット | 歯を磨く。 |
洗顔料 | 顔を洗う。 |
日焼け止め | できれば日焼けは避けたい。 |
爪切り | 1週間だと途中で一度切っておくほうがいいので。 |
大きなごみ袋×3 | 持参するザッグなどすっぽり入れることもできるサイズのもの。食糧のゴミなども持ち帰る。 |
小さなビニール袋×5 | 透明のビニール袋やスーパー買い物袋など。 |
ジップロック×3 | 食材を一部残して入れておく場合などにも使えるので。 |
紐 | あると便利。 |
輪ゴム | あると便利。 |
洗濯バサミ | 洗濯物用。下水状況がわからないので洗剤はもっていかない。 |
文房具セット | 手帳とボールペン。朝のミーティングで作業指示を書き留めたりするなど。 |
ラジオ&手回し充電 | ラジオとライトがついて、携帯の充電もできる手回し充電機。電池でも利用可能。 |
ヘッドライト | 屋内での作業時や、夜テント村で利用するためのもの。 |
LEDランタン | テントの中に吊るして使ったり、夕食時などに利用する。 |
携帯充電機 | 携帯電話の充電用。ただ使わない時はなるべくスイッチオフにしておく予定。 |
デジカメ、予備電池 | 現地での様子などを後でブログでレポート書くので。耐久性の高いオリンパスのミュウを持参。 |
電池予備(単三×8) | 携帯充電用。ランタンとヘッドランプはどちらもLEDなので不要なはず。 |
アーミーナイフ | あると便利。 |
南京錠 | テントの入り口と荷物用に一個ずつ。・・・実際には使わず |
■食糧(テント村で15食+作業場所で7食) | |
食器セット | アルミ製の器2つ重ねのもの、あとフォーク・スプーン・箸セット(キャンプ用)。 |
ミニ鍋・普通サイズ鍋 | <チーム共用分>キャンプ用のミニサイズ鍋一個と家庭用の普通の鍋を一個ずつ。レトルト食品温めたり、飲料用のお湯沸し。 |
コンロ | <チーム共用分>お湯を沸かしてレトルト食品を温めたり、飲料用のお湯を沸かすよう。アウトドア用一個と普通の卓上カセットコンロ一個ずつ。 |
レトルトご飯×10食 | 湯煎して食べるご飯・炊き込みご飯・赤飯など。朝・夜全部で15食のうち10食分。 |
レトルトおかず×10食 | 同じく。 |
しゃぶしゃぶ用のもち | 湯煎で柔らかくして食べる。きなこも少し袋に入れて持参。 |
堅いパン | 食パンでもいいが、つぶれてぺしゃんこになりそうなので堅めの物があればそれで。 |
シリアル×8食 | 昼食用に携帯して食べやすいシリアルや、ソイジョイなどを8食分。 |
魚肉ソーセージ×8本 | シリアル・ソイジョイだけだとお腹すきそうなので、魚肉ソーセージも。 |
ハチミツ | 一回分ずつスティックになったハチミツを。 |
キャベツ・人参 | <チーム共用分>日持ちもして、野菜摂取になるので、チームでキャベツ2玉/人参数本を用意することになった。 |
インスタントコーヒー | <チーム共用分>瓶詰め替え式のものを購入して、ジップロックの袋に移し替える。 |
砂糖 | ジップロックの袋に少し多めに入れて持参。 |
お菓子類 | 作業中の栄養補給用に、チョコ菓子、ナッツ、飴、羊羹など適当に。 |
スープ | しょうがスープなど体温めるように。 |
フリーズドライの大根の葉 | 便秘になってはつらいので、スープに入れたりご飯に混ぜたりして食べるよう。 |
ペットボトル水(2L) | 水は現地で得られるが、いざという時用として一本。 |
■その他 | |
健康保険証(コピー) | 怪我などした時に全額負担になってしまわないよう。 |
ボランティア保険カード | ボランティア活動をするにあたって、保険加入提示が必要になること多い。 |
現金 | 現地で追加で食料など購入する必要ができた時のため。 |
■追加(現地で必要だったもの) | |
帽子 | 屋外での作業も多く日差しが強かったので日焼け止めとしての帽子・サンバイザーなど。 |
カッター | 段ボールを開けたり、切ったりするのに必要。 |
マジック | 黒・赤・青などの太いマジックと黒い中くらいの太さのマジック。物資配布や倉庫仕分け担当だと使う。 |
サランラップ | 野菜くるんだりレトルトご飯をおにぎりにしたりするのにあると便利。 |
サンダル | テント生活であると便利そうだった。 |