山東省旅行(10)孔廟と孔府

写真

泰山は曲阜から日帰りの予定だったが、夕方6時過ぎに泰安のバスターミナルに着いたらもう曲阜行バスがなくなっており、一泊する羽目に。

思いがけず朝帰りになってしまったが、災い転じて福となす。バス停を降り、孔廟に向かって歩いていたら何やら人だかり。

8時半の開門前に何かショーをやっているようだ。

写真

塀の上には黄色い旗を持って直立する兵士たち。

写真

そして下では古代の衣装を着た女性たちが踊っている。

写真

兵士たちも。

女性たちが最後にかかげたのは、「有朋自遠方来不亦楽乎(友あり遠方よりきたる、また楽しからずや)」という孔子の言葉だ。観光客に対する歓迎メッセージなのだろう。

写真

孔廟は朝一番だというのにものすごい人。
団体旅行者が多いようだ。

特に音声ガイドも何も借りなかったので今一つわからないまま歩いていたが、団体旅行のグループが多いので、重要な場所ではガイドさんが案内してくれている。

写真

スピードも速すぎて何を説明しているかは全然わからないが、とりあえず「重要なものっぽい」ことはわかるので、とりあえず写真だけぱしゃり。

検索するとこのサイトに詳しく載っていた。

●中国を楽しく旅行する(3)曲阜

これから曲阜に行く方は、事前にこのサイト見てからいくといいかもしれない。私も先に知識を得てからまわるべきだった(前夜やるつもりがそれどころじゃなくなったんだけど・・・)

最初の牌坊は三門四柱式石造りの金声玉振坊で、高さは 5.6m だが、なかなか華やかで立派に見える。明代に建造された。"金声” は鐘の音、"玉振” は磬( けい--中国古代の打楽器の一種 )の音、音楽は鐘を叩いて始め、磬を打って終える。前者は「始」を、後者は「終」を、かつ、前者は「智」の働きを、後者は「聖」の働きをあらわす。"有始有終”の成語の来源である。金声玉振とは、つまり、終わりを全うする、集大成するをあらわす。孔子の思想は、すなわち、古聖先賢の集大成であり、智に始まり、徳で終わることをあらわしたものである。

写真

こちらは大和元気。

櫺星門の次に立つ石坊は、太和元気坊(明代1544年建立)という。太和元気とは、宇宙の太和、人間(じんかん)の元気をあらわす。天地之合、四方之合、陰陽之合を宇宙の太和とする。宇宙万物すべてが和らぎあい、調和を保つことが基本であることをあらわす。元気とは、国家や組織を含む人間社会を存続する上で不可欠な活力をいう。孔子の思想を称えて名づけたものである。

写真

そして弘道門。

孔子の「人能弘道非道弘人(人は道を広げることができるが、道は人を広げることはできない)」という言葉にちなんで、清代の世宗が命名。

写真

小さな子供を立たせて記念撮影している人。
将来立派な人になって道を開いてくれという思いなのかな。

写真

建物の中にはこんなお土産屋さんコーナーも。
名前の漢字からその場で詩を作って扇に書いてくれるというもの。

写真

孔子や孔子の弟子たちの書物も販売されている。

屋根には守護動物?がかわいく並んでいる。

写真

ここが大成門。
どの孔子廟でも大成門と大成殿がハイライト。

写真

柱の立体的な彫刻も見事!
鉄柵でがっつり守られているが、みな手を差し入れてなでまわしていた。

写真

そして大成殿。

写真

皆が真剣に願掛けをしているので、私も隅っこから願い事など。まあ中国語が話せるようになりますようにということなんだけどね。

写真

日本の絵馬的なものは、ここでは真っ赤だ。
そして書いている内容も、日本の絵馬と結構近いと思う。

例えば高校や大学に受かりますようにとか。
生年月日も書くのが中国式か。

日本語のものもあった。
「宝くじで3億円あたりますように」とのこと。

・・・具体的だ。

写真

そして孔廟をでるとそこはお土産物街。
まだ10時前なのに、日差しがどんどん強くなり気温もぐんぐんあがっていく。

写真

旅の途上なのでデイパック一個以上に荷物を増やせず見るだけだが、結構面白そうなものが並んでいた。

写真

このお土産物屋ストリートを抜けたところに、孔府がある。
ガイドブックによると、孔子直系の子孫が暮らした住居とのことだが、相当な広さがある。

ちなみに今の孔子の直系子孫は、台湾に移住している。

写真

まだ団体旅行のグループはここまで到達しておらず、敷地内は静かで落ち着いた雰囲気。

写真

一部工事中だが。

写真

心なしか彩色も落ち着いて見える。

写真

まるで映画の舞台のよう。
誰もいない建物の間を歩いていると、タイムスリップしたかのような錯覚に陥る。

写真

ここは両脇の建物群はほとんどお店になっていた。
書などが売られている。

写真

孔廟より、こっちで建物を眺めている方が個人的に好きかも。
中国の史跡は、割とどこも頻繁に修復・再塗装をしてきらびやかすぎたりするんだけど、ここはそれほどでもなく味わいがある。

孔府を抜けて数分歩くと、もうユースホステルに到着する。
観光するのに本当にいい場所だ。

写真

出張で中国によく来ているというカナダ人女性。
最初に到着した時、昼間からバーでビール瓶片手に読書しているのを見かけ、「格好いいなあ~」と思っていた。ここにはプライベートな旅行で来たそう。中国大好き!どこにいっても本当に素晴らしいと大絶賛。最後に余っていたクッキーやら蚊よけスプレーやらをもらってしまった。

私も最後にビール一本いただき、駅へ。
曲阜から北京へは電車で一本だ。

今回の山東省旅行は、大連2泊・曲阜1泊・泰安1泊の4泊5日。北京→大連間の電車チケットしかとらずに来たため、いろいろ予定変更も発生してしまったが、見たい場所はすべて見れたのでよしとする。

青島・泰山はもう一度来たい。

[旅]中国生活2013-2014<北京編>の記事一覧