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北京郵電大学ってどんなところ?(1)

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今年2月末から7月頭まで生活し中国語を勉強した「北京郵電大学」。どんな感じ?という質問を何人かの方から受けたので、簡単に紹介したい。

そもそも留学先として何故ここを選んだかというと、中国留学の濃い~情報満載な「中国留学情報」管理人の吉野さんがオススメしてくれたからだ。

●中国留学情報
●中国留学情報「北京郵電大学」
●北京郵電大学公式サイト

北京の大学で、日本人留学生に人気の大学と言えば「北京大学」「北京清華大学」「北京語言大学」「北京師範大学」「中国人民大学」など。自分が出会った留学生もわずか数人除いてほぼこれらの大学で学んでいた。

で、個人的にはできればあまり日本人&韓国人だらけという大学ではないほうが環境的にいいかなと思い、その希望を伝えたところ、留学生の数自体100人ちょっとという北京郵電大学をすすめられた。

●Wikipedia「北京郵電大学」

中国の情報通信分野で最先端の研究を行っている。かつて中国政府の通信部門に所属していたため、中国の通信事業の発展に最も貢献した大学だと評価される。

中国語学習コースには特に関係ないけど、IT系も強い大学という点も面白そうかなと。

実際来てみたら、学生は中東・アフリカ中心に国籍も様々で、10人だけの日本人もなんとも個性的で面白い人揃い。生徒の数が少ない分、事務室や先生のフォロー&サポートも非常に細やかで、授業内容も満足だった。

もちろん、他の大学にもそれぞれ良さあると思うが、私は北郵に決めて本当に良かったなと思っている。中国留学情報の吉野さんに感謝!

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大学は南北に800m、東西に500mの広さ。
到着した直後は「広っ!」と思っていたのだが、その後、どこまで歩いてもなかなか構内を抜けだせない清華大学に行く機会があり認識改めた。

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敷地内は緑も多く、広い公園などもありとてもきれい。
冬は葉が全部落ちてしまうため寒々しい風景になるが、その分、4月末に新緑が一斉に芽吹く時期の感動が格別だ。

構内の公園には、近所に住む高齢者がたくさんやってきて、一日中孫を遊ばせている。朝早くに歩くと、太極拳や運動をしている人達の姿も。

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実は自分、今回留学するまで全く知らなかったのだが、
中国の大学はすべて全寮制。

北京郵電大学程度の小規模大学ですら学生数は2万人を越える。それがほぼ全員大学構内で暮らしているのだから、学校というより完全に居住区。

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敷地の1/4近くが学生公寓(学生寮)だ。
写真両脇の建物群、すべてそう。

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1部屋6人部屋で、男女の建物がわかれている。
日本の大学と違い、理系大学でも女子生徒の数は非常に多い。

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天気いい日は、木陰に洗濯物も干してあってなかなかのどかな風景だ。

> 続く

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