端午の節句で「ちまき」作り体験

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中国の祝日は旧暦なので端午の節句は6月12日(水)。そのため先週末は会社も学校も普通にあり、10日(月)11日(火)が代休で3連休となった。

祝日を動かすのではなく土日を動かして連休作るってのはありだなあ。

大学では、留学生事務室主催で、端午の節句の課外活動として「ちまき作り」が行われた。授業が終わった午後、一階ホールに集まりみんなでちまき作り。

日本でも餃子はしょっちゅう作っていたけど、ちまきは初体験♪

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これがちまきを包む葉と縛る紐部分。
一週間以上前から、スーパーに行くとこの葉が大量に売られていた。最近は都市部では市販のものを買って食べるうちも増えているそうだけど、家庭ごとに「レシピ」があり、端午の節句には大量に作って食べる家庭が多いとのこと。

日本で食べるものは、しょうゆと生姜で味付けし中にシイタケや豚肉、タケノコなどが入った混ぜご飯的なものが多いが、中国のちまきは地域によって具がいろいろ。大きく分けると「甘いかしょっぱいか」という大きな違いがあるらしい。

●ちまき - Wikipedia

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今回作るちまきはとってもシンプルで、米以外はナツメだけ。

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ただ米がいろいろ用意されていた。
基本のもち米の他、黒米と黄色いあわ。

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あわ?
ひえ?

いやあわだよね。

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まずは作り方の指導。
左側の赤シャツの先生は、自分たちのクラスのヒアリングの先生。

抜群の演技力とジョークで授業を盛り上げてくれる先生だ(ジョークは自身の頭髪ネタと恐妻家ネタが多くて面白い)。

担任の先生もそうなんだけど、熱血タイプの先生が多い。「せっかく中国にきているのだから、中国の文化に触れてほしい。言葉だけでなく中国人の思考にまで踏み込んでほしい」と、本当に幅広くいろいろな話をしてくれる。環境や世代間の問題、都市化&経済発展にともなう問題などの話も飛び出して、授業は飽きることがない。

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ちまきの包み方はとっても簡単。
まず一方をくるっと丸めてじょうご状態にし、そこに米と具を入れ水をたっぷり追加。そして残った葉を使って蓋をし、さらに紐でかたく縛る。

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さっそく実践だ!

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いい感じ♪
こういう作業は大好きなんです。

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皆で一斉にちまき作り。
中央の黒いシャツを着た女性は読解の授業の先生。
中国語コースの事務所の責任者でもあるので、到着直後からとってもお世話になっている方。

左端の紫色の若い女性は、初日にヒアリングの試験官だった人。大学生がバイトで試験の手伝いをしているのかと思ったら、口語の先生だった。

「部屋を借りる」というテキストの時には実際に教室から不動産屋さんに電話をかけたり、みなで中国語のドラマを見たりと、工夫いっぱいの授業だ。

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全部で何個作ったんだろう。
先生方が自宅から持ち寄ったんだろうなという炊飯器を使って蒸す。

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蒸している間は、「端午の節句」に関する講義。
これがとっても面白かった。

まずは中国の暦、十二支の話に始まり「なぜ端午の節句を祝うのか」という話。

●端午 - Wikipedia

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易経の話も。

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端午の節句の風習についても詳しく解説してくれた。
これは子供が身に着ける前掛け。

ヘビやトカゲ、毒蛙やさそり、まむしなどの絵が刺繍されている。
夏になるとこうした人に害を与える生物も活動を開始し、子供を死に至らしめることも。赤い色は邪気をはらう意味もあり、こうした前掛けをかけることで、子供の健やかな成長を祈るのだそう。

あ、そっか。
先生の赤シャツもこの意味だったんだ。

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他によもぎなどを玄関に飾って邪気を払う風習なども説明。
講義はかなり長時間にわたった。

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右側が自分たちのクラスの担任でもあり、週4コマある「総合」を教えてくれる先生。本当に熱心な先生で、中国語だけでなく、漢字のなりたちから中国文化・思想、社会問題まで多岐にわたった話を毎回熱く語ってくれる。濃厚すぎる授業は、中国に来る前にイメージしていたのと大違いだった。

ほんと、この先生のクラスでよかったなあと。

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課外授業の書道クラスも担当していて、授業受けている3人がさっそく端午の節句にちなんで屈原の詩を書いた。

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同じクラスで同じ千葉出身のIさんの字が見事すぎてびっくり!!!

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南アフリカから来ていて、中国武術の課外授業でも一緒だった留学生は、太い筆で力強く龍」の字を書いた。こちらも本当に見事!!!

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端午の節句には、ドラゴンボートレースも行われる。

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そしてちまきの具の説明など。
個人的に好きなのは、中に卵の黄身や栗が入っている奴です。

ちょっとお腹すいてきたなあ~と思ったところで・・・

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ちまき登場!!!

初体験の人達がつつんだものにしては、どれも形がいい。

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さっそくいただきます♪

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私がとったのは、黒い米を使ったもの。
わずかな苦みもある独特の味があり美味しかった。

黄色いアワのも食べたくていくつも開いた結果、全部で5~6個食べてしまったよ。

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具は米とナツメだけなのでシンプルだけど、むしろさっぱりしていて日本人的には好みかも。

端午の節句にちなんだ話もたくさん聞けてお腹いっぱい。
楽しいイベントでした。

12日はドラゴンボートレースを見に天津まで行ってくる予定。

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