インターネットで温泉施設利用クーポン券を格安購入!
東京と同じくらいの人口を抱える大都市、北京。
世界遺産が6つもあり見所満載!・・・なのだが、実をいうと過去2回観光で来ており、万里の長城も故宮も、サービス精神に欠けるパンダが昼寝する動物園も既に行ってしまった。
そんなわけで今回は、もうちょっと細かな名所を開拓していこうかなと思いネットで検索してみたところ、なんと北京郊外にはたくさんあるらしい。
温泉施設が!!!
埼玉にいた時も、しょっちゅう市内の温泉施設に行っていた。くつろげるし、美容健康にもいいし、美味しいビールも飲めるしで最高だよね。
さらに検索してみる。インターネット時代の海外暮らしは本当に楽だね。北京郊外で人気No.1の温泉は「小湯山」という明の時代からの温泉リゾートで、そこの「九華山荘」という巨大温泉リゾート施設が日帰り利用できることがわかった。
公式サイト、写真ちっちゃい全体図は見つからないでちょっともったいないのだが、相当の広さでものすごいバリエーションの温泉があるらしい。
実際に訪れた日本人による詳細レポート記事はこちら。
広い! まず手前に凸型の浴槽。浴槽の各隅は石の龍が据えられて打たせ湯になっているのがいかにも中国風だ。浴槽回りには木製のハンガーがあり、バスローブやタオルをかけておけるようになっている。その奥はレーン取りした25メートルプールがあり、みなさんかなり真剣に泳いでいる。監視員もいる。プールの左右には小型の浴槽が5つずつ並び、さらにその回りを池が囲んでいる。この池はあとで気付いたのだが温泉だった(ただし、シーズンオフのためか使っていなかった)。一体どんだけ湧いているんだ?
かなり楽しめそうだ。
営業時間は、公式サイトによると朝8時から深夜2時まで。
大小の温泉が70か所ほどあり、5千人までのキャパがあるそう。まじか!
日帰りで温泉施設だけ利用してもいいが、ホテルやスポーツ施設、エステなどの複合施設になっているようだ。
価格は温泉施設の利用がひとり300元(約4500円)となかなかいいお値段。
でも調べてみると、この利用券が格安で買えるサイトをいくつも発見した!
例えばここ。
画面の作りがいわゆるグルーポン系。
インターネットで事前に調べておいて本当によかった。
さもなければいきなり飛び込みで行って300元だったよ。
実際にはこうしたサイトを通せば、75元~88元くらいの価格だ。
大手サイトっぽかったので、私は「北京旅行網」というサイトで購入した。
温泉だけだと75元なのだが、それにビュッフェ付きで112元(約1,680円)。最初、どうしたらビュッフェ付きの券を買えるのかわからなかったが、行の一番右端の「预订」をクリックすればいいことに後から気付いた。
支払いは、中国で利用者が圧倒的に多い決済サービス「支付宝」を初めて利用。
この温泉券を買いたいためだけに、昨日は大学構内の郵政貯蓄銀行の口座をインターネットバンキング利用で作り、支付宝にお金をチャージした。
ひとりで口座開設できるかドキドキで臨んだものの・・・
「口座開設したいんですが・・・」
「あら、その用紙じゃないわよ。こっちよ」
「あ・・・そうなんだ」
「パスポートは」
「はい、これです」
「今はいくら入金するの?」
「えっと・・・500元」
「ああ、苗字を先よ。名前先に書いちゃったわね」
「あ・・・」
的な感じで、かなり戸惑いつつも、半分くらい相手の言ってることがわかり、無事口座を作ることができた。
北京到着当日に中国銀行で口座開設した時は、相手のいってる数字すら聞き取れず、留学生事務所でバイトする学生さんに手伝ってもらわなかったら何一つ理解できなかったことを考えると、3週間でちょっとは進歩したなあと。
ちなみにこの郵貯(?)はインターネット決済専用にして、あまり多額のお金は入れないでおく。安全のためにね。
決済完了してしばらく後、携帯にメールが届いた。
電子クーポンらしい。
QRコードとクーポン番号らしきものがあったので、きっと受付でこのまま提示すればいいのだろう。
他にも北京市内&郊外の温泉クーポンがたくさん!
暇な時にクチコミや行った人レポートを探して、他にもよさそげなところあったら行ってみよう。
ツアー情報も多数。
北京市内のツアーは2泊3日で318元(約4,770円)なんていうものも。ひとり参加も可能らしい。相声(中国版の落語みたいなもの)のチケットもあれば、内モンゴルでパオに泊まる1泊2日ツアーなども。
激しく浮きそうな気がしないでもないけど、中国語の勉強にもなるし参加してみたいな。
まずはもっと中国語のヒアリング力をあげないとね。
頑張ろう!