• 広告を利用しています/紹介製品の価格・スペックは記事作成時点のものです

中国北京の温泉を初体験!~九華山庄

写真

目覚めて窓の外を見たら一面銀世界だった3月20日の北京。日中はフリース一枚ひっかけての外出でもOKな暖かい日が続いていたのでびっくり。テレビでも大々的に報道していたので、この時期のこれだけの雪はかなり珍しいみたい。

写真

ただ雪自体は、握るとぎゅっと小さく固まってしまうふわふわ雪。
大学構内は朝早くから学生宿舎スタッフなどが路面雪かきしてたので、特に歩くのも不便はないほど。

写真

そして留学生寮周辺は、「ひゃっほーっ!」と大喜びの無邪気な外国人たちでいっせいに記念撮影&雪投げ会場に。

楽しそうです。
というか寒そうです。

この翌日の授業、私がいるCクラスはコンゴ人二人ともお休みでした。他のクラスも休み多かったようで・・・。

写真

日本人(私)は静かに雪だるまなど。
根気あれば巨大なのを作りたかったけど、月曜日のカンフー授業の影響が甚大で階段登るのもまだちょっと痛いほどなので・・・

でも雪を見て思った。

「温泉日和だ!!!」

北京には数多くの、巨大な温泉リゾートがあるという。そのうち最も有名らしい九華山庄の利用権をネットで購入し、さらに水着・キャップも届いていた。

●インターネットで温泉施設利用クーポン券を格安購入!

行き方も、その前日に知合った中国人女性鮑さんの家に行く途中で教えてもらいばっちり。

写真

北京郵電大学から行く場合には、蘇門橋東から「101」もしくは「201」のバスに乗る。

写真

そこから確か8つ目くらいの「恵新里」でバスを降り、反対側のバス停にまわる。

写真

「984」のバスの終点が九華山庄だ。
このバスの始発は地下鉄駅の「四恵駅」で、他に「団結湖」「農業展覧館」日本大使館近くの「亮馬橋」や「三元橋」などのバス停を通るので、どこから乗ってもいい。

詳しく知りたいという人は「北京交通遊覧図」裏面のバス路線の「984」を確認するか、このサイトなどで984路線の停車場所を調べるか乗換方法を調べてほしい。

乗換は15分ほど待ったかな。

写真

高層マンションが立ち並ぶ北京市街地北部を走り抜け、そのうちのどかな風景に。

写真

バス車内はたまにどっと混むけど後は比較的がらがら。
「恵新里」で「984」のバスに乗ってからちょうど1時間くらいで、終点の九華山庄に到着した。距離はかなりあるけど、路線バスなので料金は確か2元(30円)と激安。

写真

バス停を降りるとこんな感じ。
相当広い敷地らしい。

温泉エリア入口はここから入るのではなく(工事中だった)、右側にぐるっとまわりこむ。

写真

この「湯泉行宮(東)」とあるのが、今回私がチケットを購入した温泉だ。他に会議場やホテル、スポーツ施設、スパなどいろいろあるらしい。

写真

建物いっぱい。
ただ人の気配があまりない・・・ちょっと嫌な予感。まあ車いっぱい止まってるから大丈夫だとは思うけど。

写真

実際に訪れた日本人のレポートに書いてあった「敷地内の無料モノレール」はこれだろう。ただ今回は動いていなかった。

●アジアの温泉-中国・北京郊外の小湯山温泉「九華山荘」

写真

敷地内では今、巨大な高層ビルの建設が始まっていた。
国際養生会館とあり、24時間ナース付きみたいなことも書かれていたので、恐らく温泉付きの高齢者向け高級シニアマンションといったところだろうか。

写真

お目当ての「湯泉行宮」はここにあった。
丸い門の奥には、水着姿のおっちゃんがうろうろ歩いているので間違いない。

写真

外は雪も残っているので、なんとも不思議な風景だ。

写真

中には、中国風の建物と何か所もの温泉がある。

シニアマンション工事のせいだと思うんだけど、残念ながらほとんどの温泉が現在利用できなくなっており、プールも閉鎖されていた。

3月1日から始まった工事は秋まで続くようで、会員になっている人には期間延長をするとの告知も。

写真

そんなわけで、大きな温泉池が3つ、もう少しこぶりなものが他にちょろちょろといった状態ではあったが、湯温はちょうどよく、それほど混みあってもおらず、まったりお湯につかることができた。

一か月間シャワーだけだったので個人的には満足。

写真

水着は持参で、黄色いバスローブとバスタオル、敷地内で履くサンダルは無料貸与。サンダルもきれいなものなので、持っていく必要はない。

写真

この奥の温泉が現在稼働中の中では一番広いかな。

写真

薬草湯も。

写真

なぜか猫がたくさん。
しかもちょっと風呂上り風情な子も歩いていた。

写真

建物内では、マッサージやお茶など。
泥パックもあるらしい。

写真

濡れた水着の上にバスローブという姿、しかも雪残存という状態なのであまり歩き回れなかったけど、限られた範囲のエリアを歩き回った。

工事前はこれがもっともっと広いエリアに渡っていたのだろう。

一時間ちょっと温泉につかった後、ビュッフェに向かった。
温泉+ビュッフェのチケットを買っていたので。

写真

食事処はここ。

写真

驚いたことに、水着+バスローブ姿のグループもいた。
温泉敷地は一度でて少し歩かないといけない場所なんだけど(工事開始前は敷地内だったらしい)、寒くないのかなあ。

写真

写真

写真

料理は・・・うーん、期待したほどではなかったかな。
冷菜・野菜料理中心で、肉&魚系がほとんどなかったというのもあり。

写真

それでもせっかくなので、何回もお替りして食べちゃいました。
大学構内の学食ビュッフェのほうがいいかも、とか思いつつ。

写真

あらためて建設中のマンション見上げると、かなりの大きさ。
北京市内のマンションは非常に高く、日本との物価差考えても「まぢで?」と思う程なのだが、ここはいったいどのくらいの価格で売り出されるのだろう。

でもきっと一瞬で売り切れちゃったりするんだろうなあ。

初めて行った北京の温泉は、「工事中でエリア制限」というところで少々がっかりだったが、温泉自体はとてもよかったので、他の温泉の口コミもチェックして、定期的にくつろぎに来たいと思う。

ちなみに水着の貸し出しの有無は確認しわすれたけど多分なし。公式サイト見ると水着売っているショッピングセンターもあるとのことだったけど、探した限りでは、営業していない中規模のショップがひとつあっただけ。

公式サイトに載っているショッピングセンターは敷地内工事で閉鎖されている可能性もあるので、必ず自分の水着を持っていったほうがいいと思う。

●北京九華山庄

[旅]中国生活2013-2014<北京編>の記事一覧