上海万博「日本産業館」なかなかよかったよ!
上海万博には「日本館」の他、企業数社が出展している「日本産業館」がある。訪れてびっくり!ちょっとした国のパビリオンよりはるかに大きな建物!もともとあった工場をリユースした一角らしいが、かなりの規模だ。
そして朝一番に向かったんだけど・・・(これは7/1の情報です)
4時間30分ってありえない・・・涙
実はこのために前日、
豫園すぐ近くの日用雑貨マーケットで・・・
折りたたみ椅子まで買っていたんだけど、さすがにひとりで4時間半も待つエネルギーも気力もなかった。並んでいる人達が神々しく見えてくる。私には絶対無理・・・。
(この日の気温、確か余裕で35度超えていたはずです)
ちなみに、メインのシアターがあるかないかで待ち時間変わってくる。
大部分の人は、せっかくならと、シアター&展示両方の列(見学自体は60分)に並んでいたようだ。
諦めて向かったのは、日本産業館の外壁沿いに出店している、たこ焼の店「くくる」。
たこ焼は中国語で「章魚丸子」と書くようだ。
他に、「大阪道頓堀炒面」(焼そば)もあった。
一人前で35元(約455円)、ビールとセットだと50元(650円)。
日本並みの価格ということは、現地では相当高めかも。
でも、同じく日本産業館を諦めたっぽい人でにぎわっていた。
ちなみに「4時間半待ち」表示を見たのは午前10時頃だったんだけど、その後、午後1時頃にもう一度立ち寄ってみたら、時間短縮していた。
予定時刻が正しいと仮定すると、10時に並んだ人が入館できるのが14時半、13時に並んだ人が入館できるのが15時半ということになる。
もしや、さらに待ったら入れるんじゃないか!?と思い、アサヒビールが出展してるレストランに行ったり、他の企業館を見たり、実はとってもよかった主題館をまわったりして、夕方頃、もう一度しつこく、日本産業館に足を運ぶと・・・
相変わらず行列はできているが、シアター&展示でも1時間半待ちにまで短縮されていた。朝の4時間半の印象がとても大きかったので、よくよく考えたら1時間半だって大変な待ち時間だと思うのだが、この時は、「ええっ、1時間半だけでいいんだ!」と思ってしまった。
そして「展示のみ」は、45分になっていた。
この際、入れればいいや。展示のみだ!
「展示のみ」の列に並んだのが、19時半頃。
なぜか展示のみの列はかなり短くなっていて、たった15分ほど待ちで中に入れてしまった。ラッキー!
これがエントランス部分。
日本の様々な風景が、壁一面に設置されたモニターの中で美しくリアルに再生されていた。
日本産業館は館内撮影禁止だったので写真はないが、
15分待ちで入れたこともあり、内容は大満足。
「シアター&展示」「展示のみ」のうち、後者の「展示のみ」を選んだが、実際には企業の展示をただ見て回るだけではない。
・帝人
・TERUMO
・大塚製薬
・ユニ・チャーム
・INAX
・キッコーマン
この6社がひとつずつ部屋をもっていて、全員がそこに入ると、壁一面もしくは前面のスクリーンに映像が流れるという仕組み。TERUMOは3Dシアターになっていて、迫力ある立体映像に歓声があがっていた。
私が一番感動したのは、ユニ・チャーム。
ユニ・チャーム『2010年上海万博 日本産業館』に出展します
ネタばれになるといけないから書かないけど、あの映像は本当にアート。
上海万博が終わったら、日本でもどこかで観れるといいなあ。
INAXの「青花流水」も見事だった!!!
残念ながら時間が遅く、日本産業館の目玉のひとつである「世界最高のトイレ」は見学できなかったけど、
満足♪
ただひとつ注意してほしい。
私が「満足」と言えたのは、待ち時間がわずか15分ほどだったからだ。
もしこれが、1時間半待っての入館だったら、そう言えたかどうか微妙。
3時間半だったら、絶対「列待ち体験」の記憶のほうが強く残ると思う。
日本産業館に限らないことだけど、人気あるパビリオンでどうしても入ろうと思うなら、やはり狙い目は夜だ。