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広大な敷地にユニークな外観のパビリオンいっぱいの上海万博

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行ったからには人気パビリオンに!という考え方もあるけど、自分は最初から、1時間以上の列には並ばないと決めていた。ユニークな外観のパビリオン観てるだけでも楽しめるし、列まったくない合同館もあるし、逆にどんな内容の濃いパビリオンでも、3時間以上待って入ったのでは感動薄れる気がしたので。

それに、知ってる人が書いたこの記事も影響した。

●異聞録 : 上海万博の日本館に近づいてはならない10の理由

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実際、パビリオン外観だけでも楽しい。
各国館が集中するCゾーン入口にあるスペイン館は、編んだ籠をイメージした建物。

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ベルギー館の外壁には、なんとベルギービールのバーが!
まだ日中だけど!
しかも全然パビリオン入ってないんだけど!

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つい飲んじゃいましたよ。
もう気分はまったり。行列に並ぶエネルギーはないな・・・笑

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やはりお昼すぎ頃が人の波のピークだったと思う。

スコールみたいな雨にも何度か見舞われつつ、夕方近くには日焼けしそうなほどに晴れたが、何にしてもずっとムシムシ暑い状況は変わらず、上海万博は、天気も結構過酷だなあと改めて。

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イギリス館。
おもしろすぎる。

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インフォメーションに立ち寄ると、その日、会場内で行われる催しやショーなどの時間割がもらえる。あちこちで踊りや実演などが行われていて、パビリオンの外の舞台で開催されるものも結構あるので、要チェックだ。

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並ばず入れるその2は、アフリカ連合館だ。
このあたりは、本当に中国パワーだなあと思うんだけど、アフリカの本当に小さな国までが出展をしていた。

日本の旅行博などでも絶対に見かけないような国々。

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アフリカ連合館が面白かったのは、
いろんなものを売っているところが多かったこと。

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「今そんなの買っちゃったら、運ぶの大変じゃん!」

と他人事ながら心配してしまうほど、いろいろ置物など買いこんでいる人達が多かった。いや絶対あとで後悔すると思うんだけどなあ、この暑い中、そんな重たいもの持ち歩くのは・・・。

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ここは何かというと、
ヘンナでタトゥーペインティングしてくれるところ。

上海万博では、今までの人生の中で、もっともたくさんの、初めて見る民族の人に出会った気がする。まさに万国博覧会!

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ちなみに、中国人に人気なのは、やはり各国館に併設されたレストラン。
値段はちょいと張るが、ヨーロッパ諸国のパビリオンの横にもいろいろお洒落なレストランができていた。

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リビア館は、一歩入るといきなりカダフィー大佐。
アフリカ・中東の国々のパビリオンは、全体的に人気低いようで、列並んでも数分で中に入れた。

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民族音楽の生演奏も。
記念写真好きの中国人のすごさは、こんな生演奏中でも舞台にあがって、演奏してる人の後ろにたってチーズとかしてるところ。まあみんながお互いに気にしてないんだから、それでいいんだろうな。

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あと、至る所が記念写真スポットになっているのも面白い!

そう考えると、3時間以上も並ばせたあげく「館内写真撮影禁止」の日本館ってむごいよなあと。きっと「頑張って並んで日本館に入ってきたよ!」という証明のためにも、中での写真が欲しいだろうに。

例の「万博パスポートのスタンプ集め」に燃えている人も多かった。というか自分もそのひとり。相当な数集めたんじゃないかな、時に5分とか並んだりもして。

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面白かったのが、中南米のどこかの国のパビリオン。
スタンプ押しに疲れたらしいスタッフがお仕事放棄?来場者が勝手にスタンプを押す机になっていた(スタッフは携帯いじり)

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各国名の中国語表記をみるのも結構楽しい。
これは「チリ」。いい文字をあてられていますね!

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そしてこれが一番人気の中国館。
入るにはまず整理券が必要なのだが、ドミトリー同室の人達の話によると、7時には行って並ぶんだとか。4時でゲート一番乗りだったという話もあった。

私はもちろん最初から断念。

ただ、最終日の夜に偶然あった大学サークルの先輩は、知合いに電話して、VIPルートで一切待たずに入っちゃったとのこと。うーむ、うらやましい!というかVIPルートって意外にあるものなのね。

そんなこんなで、
1日目は主要パビリオンはほとんど入らず、でも南側エリアの大半はまわって、食って飲んで会場を後にしてきた。

(3日券で来ているので割とのんびりコースです)


> 続く

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