• 広告を利用しています/紹介製品の価格・スペックは記事作成時点のものです

『Movable Type 3.3』正式版をインストール!(4)

写真バックアップが終わると、次は「以前のバージョンのデータの削除」というところなんだけど、何を削除すればいいのか、今ひとつわかっていない。

以前のバージョンのデータの削除

FTPプログラムで、アプリケーション・ディレクトリとスタティック・ディレクトリの内容を空にします。これは、以前のバージョンとの混在を防ぐためです。

「スタティック・ディレクトリ」は、初期インストール時に作成した「mt-static」でいいのかな?「アプリケーション・ディレクトリ」ってどのことだろう?よくわからないので、ここは「Milano::Monolog」にも特に書かれていないし・・・ということで、飛ばしちゃうことにした。

ま、混在してもいいやってことで。

◎追記:ここを見たら、何が「アプリケーション・ディレクトリ」なのかちゃんと書かれていました。なので削除作業、一応ちゃんとやることにしました。
   

環境設定ファイル「mt-config.cgi」をいじる

写真

公式サイトのマニュアルを見ると、「Movable Type 3.2からアップグレードしている場合、アップグレード前に利用していたmt-config.cgiをそのまま利用できます」とのこと。これは楽チンだ。

念のため、「カイ氏伝 MT 3.3」(←ここも参考になります!!!)とか見ながら、以前のと見比べてみる。確かにすごい短くなっている。せっかくだから、やはり前のものと見比べて、もう一度書き直して使ってみよう。


書き直したのは、下記3点。


■CGIのパス

▽変更前
CGIPath http://www.example.com/cgi-bin/mt/

▽変更後
CGIPath http://movabletype.matrix.jp/mt/


■DB関連その1

▽変更前
##### POSTGRESQL #####
ObjectDriver DBI::postgres
Database DATABASE_NAME
DBUser DATABASE_USERNAME
DBPassword DATABASE_PASSWORD
DBHost localhost

##### SQLITE #####
ObjectDriver DBI::sqlite
Database /path/to/sqlite/database/file

▽変更後
##### POSTGRESQL #####
# ObjectDriver DBI::postgres
# Database DATABASE_NAME
# DBUser DATABASE_USERNAME
# DBPassword DATABASE_PASSWORD
# DBHost localhost

##### SQLITE #####
# ObjectDriver DBI::sqlite
# Database /path/to/sqlite/database/file


■DB関連その2

▽変更前
##### BERKELEYDB #####
DataSource /path/to/database/directory

▽変更後
##### BERKELEYDB #####
DataSource ./db


データベース関連の設定は、実はちんぷんかんぷんなんだけど、確か前回の初期インストール時も「DataSource /path/to/database/directory」を「DataSource ./db」に変更するという作業だけをしているので、今回もこの「BERKELEYDB」という部分だけを修正し、その他を削除(もしくは頭に#をくっつけて無効に)しちゃえばいいのだろう(ここは人によって違ってきます)。
 
 


◎追記:「mt-config.cgi」ではもうひとつ、「スタティック・ディレクトリ」の場所をデフォルトのものから書き換える必要がありました(FTP時に、この場所に「mt-static」がくるようアップロードしないといけない)。

▽変更前
StaticWebPath http://www.example.com/mt-static

▽変更後
StaticWebPath http://movabletype.matrix.jp/mt-static


 
さ、いよいよファイルのアップだ!


>続く

Movable Typeの記事一覧