Z125 Proにシートクッションをつけてみた
Z125は、小柄できゅっと引き締まったボディがなかなか格好いい。
ただ今まで10年近くクロスカブにしか乗っていない自分にとって、あのシートの硬さは辛い。
もちろん30分とかなら問題ないが、先日香取から横浜まで100キロ以上走ったら、途中で疲れてしまった。
そこで購入したのがこれ。
シートクッションだ。
Amazonで2,960円。バイク用シートカバーの売れ筋ランキングで3位の商品だ。
シートクッションは、構造や形でいろいろ種類もある。これはハチの巣の形の筒がびっしり並んだハニカム構造のジェルクッション。
その上にメッシュのカバーがかけられている。左右に分かれていて真ん中は谷。クッション性と同時に通気性も確保される構造で、多分雨で濡れても割とすぐ乾くと思う。
裏面はこんな感じ。2本の伸縮して長さ調整もできるゴムバンドでシート下に固定するタイプ。ゴムバンドはどっちの付け根もフックで簡単に外れるので、クッション不要な時はシートはめたままクッションだけ取り外すこともできる。
あと滑り止めで、丸いゴム素材のぽっちがびっしりついていた。
問題はこの厚み。
もちろん柔らかい素材なので座ればつぶれるが、元々の厚みは3~4センチくらいはあるだろうか(ちゃんとは測っていない)。
つま先立ちでかろうじて両脚つくかどうかという感じなので、本当はクッションでかさ上げすべきではないんだけど、長距離の時は、足つきよりお尻かなと。
まずはそのままのせてみた。
うーん・・・
せっかくの格好良さが15%くらいダウンするなあ。まあそういう意味では、アームカバーだって一緒なんだが(先月、埼玉行った時に寒さに負けてカインズで買った)。
大きさ的にはちょうどいいとも言えるし、自分のお尻の設置面積を考えると、この2/3から半分くらいでもいいかもしれない。
シート裏にゴムバンドをかける。
シートが数センチ高くなってしまうのは特に問題はなかった。
そしてお尻感触は格段によくなった。これなら、一気に200キロとか走ってもそれほど辛くはならないかも。
足つきはちょっと悪くなるけど許容範囲内。慣れれば違和感もなくなるだろう。
特にずれる気持ち悪さなどもない。
裏面のぽっちもちゃんと機能しているようだ。
問題は、ここだけ「どてっ」と野暮ったくなるのを許容できるかどうか。
長距離ツーリングの時だけにするか、常時にしちゃうか、まだ悩み中なんだけど、とりあえず2週間くらいはこのまま走ってみることにする。
モノとしては大満足です。