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北京郵電大学での留学生活が終わりました

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北京郵電大学での授業が終わり、先週月曜日(7月1日)が終業式でした。3月1日開始なので丸4か月の中国語学習。成果はと言うと自分でもびっくりするくらい・・・

「全然しゃべれない(涙)!!!」

状態です。
何をしていたんだ、この4か月!

やっぱり発音がネック。
ただ北京来たばかりと比べたら聞き取りはかなりマシになり、単語量もかなり増えたので、この後会話実践を増やしていったらどこかでこのもどかしい状況からブレイクスルーできるかなと信じて。

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北京郵電大学での生活については改めてまた書きますが、ここを選択して非常に満足。
推薦してくれた「中国留学情報」の管理人吉野さんにはとても感謝しています。

  • 留学生の数が少なく1クラス人数も10人前後以内
  • アフリカ・中東系が大半で国籍は30か国と多様
  • 学生へのサポートが非常に細やか
  • 先生方の熱意がとても高く授業が面白かった
  • 寮の隣が教室棟でその隣は学食、大学構内のスーパーやカフェも徒歩3分程度


留学生の規模は小さく国籍は多様

理系の専門大学なので規模はあまり大きくありません。
日本人の多くは北京大学や北京清華大学、北京語言大学などに留学していますが、そこと比べると留学生の数も非常に少ないと思います。

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かつ中国語マスターした後は本科生となって通信工学などを学ぶためにきている国費留学組が多かったようです。コンゴ中心としたアフリカ系・中東系の学生を中心に、国籍は30か国にもなっていました。

逆に欧米系はほとんどおらず、自分が見たのはフランス人・イタリア人・オーストラリア人など5人程度。日本人も10人だけと少なく、韓国人はなぜか一人もいない珍しい環境でした。

日本人は定年退職組が3人で、交換留学が3人だったかな。
シニア組はもちろん、現役の大学生も個性的で非常に魅力的な人たち。まさか年齢半分の子達にこんなに刺激を受けることになるとは正直思っていなかったです。


学生へのサポート細やかで非常に熱い授業

ここは他の大学を知らないので、実はどこも同じかもしれませんが、日本で想像していたのとは全く違って、非常に内容の濃い授業と手厚いサポートでした。

まず着いたその日に英語ぺらぺらの学生さんがサポートにつき、一緒に銀行に行って口座を作るお手伝いをしてくれたり、大学構内中を案内してくれました。夜には日本語専攻の大学院生が部屋にきてくれ、翌日近くにある巨大スーパー「カルフール」に連れて行ってくれ、携帯電話を契約する手伝いもしてくれました。

携帯契約と銀行口座開設さえ出来てしまえば、後は特に難しいことは何もありません。

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授業も本当によかった。

特に担任の山東省出身の男性の先生が非常に熱い方で、中国語はもちろんのこと、中国文化や中国人の思考といった話から、教科書のテーマとからめ社会問題の話などいろいろ飛び出し、まったく飽きることがなかったです。

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私のクラスは、授業にでているのがだいたい6~7人程度だったので、発音矯正も結構やってくれました。

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市内の名所への半日ツアーや、端午の節句時のちまき作りなども楽しかったです。
最終的に趣旨はわからなかったものの、家庭が大事!(?)的なことを訴えるウォーキングイベントにも大学留学生部として参加したりしました。


居住環境も大満足

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中国の大学は、一般の学生も含め全寮制(留学生は申請すれば外で生活することも可能)。リフォームして間もない寮の部屋はとてもきれいで、教室棟も隣接(というか棟続き)なので、部屋から教室まで1分。

また大学敷地内にはスーパーに果物屋さん、本屋さん、カフェと生活に必要なお店はひととおり揃っているのですが、それほど規模が大きな大学ではないので、どこも徒歩3分以内。敷地内にある郵便局・銀行も徒歩5分程度。大学の周囲にいは3か所のバス停があり、そこも7~8分で着くのでとても便利でした。

このエリアの大学群の中では比較的中心部に近いところにあるので、その気になれば後海までも散策がてら歩いて行ける距離。カルフールもちょっと遠いけど歩いていける場所で、「出不精になる」ということはなかった気がします。

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大学構内にあるこの「MAAN CAFE」もお気に入りの場所。
市内に何か所もできている若い人や外国人にも人気のカフェで、コーヒー一杯19元とかなり高めなんだけど(学食で食事しても10元以内です)、店内の雰囲気は非常によく、ソファ席で1時間2時間ものんびりできるので、たまに気晴らしに行っていました。

パソコン持ち込んで作業したり、授業の復習なんかも。

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ここは大学構内の体育館のフィットネスジム。
四カ月の内、二か月会員になって運動していました。中国の男子大学生はかなり身体鍛えます(おじさんになるとお腹ぽっこりの人圧倒的に多いんだけど)。

中国留学生活の様子をブログに書きたいと思いつつ、なかなか時間がとれず終いだったので、これからちょっとずつ書いていきます。

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