麗江でバター茶

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「バター茶飲んだことあります?」

前日麗江で合流した海南島での相互学習相手の呉さんは、結局家には帰らず私が泊まっているユースホステルに一泊してくれた。というのも、一緒に呉さんの家に遊びに行くことになったからだ。

呉さんの家は麗江からバスで2~3時間かかるので、朝食を食べてからバスターミナルに向かうことになった。

「内モンゴルで一回だけ飲んだことがある」
「じゃあ、バター茶飲めるところに行きましょう」

ということで、呉さんアレンジの朝ごはんの始まり。

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まずはちょっと市場っぽい場所で、麗江の涼粉。
中国各地にある涼粉だが、ここのはアルミの器で固めたこんにゃく色した涼粉を大きなお玉状のものですくいフライパンで両面こんがり焼く。

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「焼く」涼粉は、初めてだ。
(一般的なのは細長く切って食べる)

それを器に入れ、もやしやネギ、あと何種類もの調味料にたれを加えて完成。手さばきが見事で見ていて楽しい。

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見た目は全然涼粉じゃない。
ただ非常に美味しそうではある。

どこで食べるのかなと思ったら、呉さんはさらに歩き出した。

前日からずっとそうだが、「わださんをここに案内して、これを食べさせる」というプランが彼女の中でがっつりできている様子だ。

そしてそのプランは終始、私にとってかなりエキサイティングな体験になっている。「地元を周知してる人と一緒でなくては体験できないこと」ばかりだった。

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そして到着したのは、雲南省シャングリラに多く暮らすチベット人のお店。大きなパンケーキ、お惣菜、そしてポットいっぱいに入った「バター茶」。

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このバター茶が美味しい!
かなり寒い気候の中だが、飲んでいるだけで身体温まるのがわかる。

私が初めてバター茶を飲んだのは、昨年3月に内モンゴル・オルドスで植林ボランティアをした時。味はかなり違うが、内モンゴルでもバター茶が一般的だった。

モンゴルとチベットは、地域としては離れているが、チベット仏教・バター茶など共通点も多い。日本が中国沿岸部の影響を多く受けているように、中国内陸部も、チンギスハン遠征・交易など通じ相互に盛んに文化交流が行われてきたという。

学生時代に勉強した中国史においては、周辺の国・民族という扱いになってしまい、中国との関連で表舞台に登場する一瞬以外それぞれの地域がどんな歴史をたどっているのかは全く知らないまま。

機会あったら中央アジア史も勉強してみたい。

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