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シャングリラ独克宗古城の高台にあるチベット仏教寺院「大仏寺」

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シャングリラの古城の名前は「独克宗古城」。
この南側に大亀山公園があり、高台にはチベット仏教寺院の「大仏寺」があり黄金色の巨大なマニ車が設置されている。

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下には「茶馬古道重鎮」と書かれた石碑。
「茶馬古道」とは、雲南やチベット・インドなどとの間でお茶や馬などの商品の交易が行われてきたルートだ。

●Wikipedia「茶馬古道」

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旅館で皆と一緒に大鍋夕食をとった後、すぐ近くだったので散歩兼ねてやってきたが、この階段を20歩ほど登ったところで大変なことになった。

自分でも驚くほど呼吸が苦しくなったのだ。
まるで全力疾走した直後のようにぜーぜー喘いでしまった。

シャングリラは海抜2000メートル以上の場所も多い高地。
バスで時間かけてやってきたので問題ないと思っていたがそんなことはなかった。

階段の両脇はベンチ状態になっているのだが、その意味がよくわかった。

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巨大マニ車。

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そして立ち入り禁止で中には入れなかった古城の全容を初めて見ることができた。

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言葉も失うような、広大な焼け跡だった。

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翌朝もう一度、今度はゆっくり決して呼吸を乱さないスピードで階段を上ってきた。

巨大なマニ車の下には10人以上の人画いて、引き綱を引っ張りながら歩き、マニ車を回していた。最初観光客かと思ったけど、よく見たら女性のほとんどは頭に布を巻いた民族衣装のチベット人だった。

見上げれば見事な青空。

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しかし地上は痛ましい風景だ。

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