麗江古城内のユースホステル「麗江陌上花開青年旅舍」
麗江で2泊したユースホステル。
麗江古城内の南門から徒歩10分くらいの場所で、すぐ近くに「市一中」という高校がある。
最もにぎやかな四方街広場やバー街あたりからは少し離れているが、環境は静かでいいと思う。
フロント。
ユースは一般のホテルなどと比べ、若いスタッフが非常にフレンドリーで、欧米系バックパッカーも多く利用するため英語も非常に流暢な人が多い。
ここも女性スタッフが皆とても感じよかった。
ラウンジ。
割と遅くまで皆古城内を散策しているせいか、私が滞在していた時はここはあまり人もおらず閑散としていた(寒かったというのもあると思う)。
中庭こんな感じ。
この中庭に面して部屋がずらっと並んでいる。
洗濯機が有料で利用でき、ここに干す。
ドミトリー部屋は木製の二段ベッドが3つ。
嬉しいのはすべてのベッドに電気敷きマットがついていること。
暖房ないので、これなしだったら夜寒くて仕方なかったと思う。
残念なことは、ロッカー壊れてて鍵かからないところが多かったこと。
これまでユースで持ち物がなくなったことは一度もなく、中国人や欧米系の旅行者もパソコンや充電中の携帯など自分のベッドに置いたまま外出しちゃっているので安全なのかもしれないが、万が一のことを考えると少々不安だ。
ドミトリー部屋にもバスルームがついている。
洗面所・トイレ・シャワー一体型だが、かなり広いので使い勝手はいい。
トイレ・洗面所は共通のものも。
ユースは「市一中」こと「麗江市第一高級中学」という高校の斜め前にある。古城内は非常に道入り組んでいてわかりにくいので、この高校を目指してくるのがいいと思う。
この高校のすぐ近くまで車入れるので、タクシーで来る場合もこの高校を指定すれば間違いはない。
一泊目に一緒の部屋だった大学生たちが明るく楽しい子達で、全員ひとり旅行だったが、翌日に別の観光地に一緒にいくなど和気藹々。
日本人ということでとても珍しがってくれ、寝る前に他の旅行地の話や日本のことなどいろいろおしゃべりでき楽しかった。
「ノートに何か書いてください」
と渡されたのは、旅で縁があった人にメッセージをもらう旅手帳。たくさんの人が彼女の第一印象や旅の思い出などを書いていた。私もつたなすぎる中国語と日本語で「出会えてうれしい」的なひとことを。
中国の大学生の間では、ユース渡り歩いての旅行が大流行中。
全国から集まってきている同世代たちと交流し、海外も含めた「行きたい場所」の話題で盛り上がり、留学や就職など将来の夢を語り合う。
もちろんストレスも大きな時代ではあるが、同時に夢や可能性にも満ちたいい時代に大学生活を送っているなと思う。