麗江で火腿(ハム)石鍋ご飯
麗江古城から一歩外にでると、他の中国の都市とかわらぬ近代的な街がそこにはある。路線バスやタクシーがたくさん走り、ブランドファッションの店などが並ぶ。
「古城内は割高なので外で食べよう」
高校時代は古城内の高校で一年寄宿生活を送っており付近にも詳しい呉さんの案内で、近くで食堂が多く集まるところに行くことにした。
そこは道路上にもプレハブちっくな細長い建物があり食堂になっている一角。
鶏をしめてさばいている人も。
血も料理に使うので、それをアルミの器に絞り出していた。
「ここの名物のひとつ」
ということで、呉さんが注文したのがこれ。
冬の時期、豚肉を塩漬けにして干して熟成させた火腿(ハム)がたっぷり入ったご飯。このご飯にもハムの味が見事に沁み込んでいるので、一緒に炊きこんでいるのかも。
塩分もちょうどよく、予想していた以上に美味しかった。
そして揚げたポテトと地元の葉野菜(名前忘れた)を一緒に炒めたもの。味がとても変わっているので最初そういうスパイスを使っているのかと思ったら、実はこの葉野菜が独特の癖があるものだった。
こちらもこれまで食べたことのない味。
あっという間に半分以上平らげてしまった。
地元の人がいなかったら、どっちも食べ損ねていたと思う。呉さんに感謝。