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老舗の茶館「陶陶居」で飲茶

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「蓮香楼」に続き、上下九路にある老舗茶館のひとつ「陶陶居」にも行ってきた。

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到着したのは午後2時頃。
飲茶は、朝ごはんとして食べる「早茶」に始まり、お昼ご飯の「午市」午後のおやつの「下午茶」そして晩ご飯の「晩市」その後の「晩茶」まであるが、2時頃はちょうど切替のタイミングだったらしい。

それでも年配の人中心にかなり混みあっていた。

私は年配の女性一人・恰幅いい常連さんらしい恰幅いい中年男性一人のテーブルに相席となった。

私が料理を取ってきて写真を撮っていたらその男性がニコニコしながら何か話しかけてきたので、「実は日本人で中国語はあまり話せないんです」といったらびっくり。

「日本人は礼儀正しい」
「広州は本当に美食の街だ」

的な、賞賛しあいな会話がしばし続いた。

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同じ店でも、時間帯によって出てくるものは違う。この甘いもの中心のメニューは、実は午後14時半から始まる「下午茶」のためのもので、取ろうとしたら「まだだめ」と言われてしまった。

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スープというか煮込み料理というのかわからないけど、汁ものも結構ある。日本で「飲茶」というと、甘い点心やせいろに入った蒸し物を食べながら何杯もお茶を飲むイメージだけど、実際には朝ごはん・昼食・夕食として食べに来る人も多い。

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皆、基本長居だ。
中国人はものすごくおしゃべり好き。若い人もお年寄りも、乗り物でたまたま出会っただけの見知らぬ人同士でも延々と会話が続いたりする。

日本人の中でも会話苦手な私としては、無限に湧いてくる話題の泉がうらやましくて仕方ない。一体なぜ尽きることなく話し続けられるのだろう。

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ここはフロア何か所にあるテーブルやカウンターに自分で取りに行く方式。時間帯の関係で選択肢ちょっと少なかったが、甘く味付けされたもちもちした黒米の点心とスープを持ってきた。

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スープの具は内臓系で、一瞬「しまった」と思ったものの、意外にも食べられた。ちょっと酸味もある不思議な味のスープだった。

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野菜とキノコ類を炒めたこんなものも。
最近は寿司はじめとする日本食や洋食の点心も取り入れたお店もあるのだとか。

3品とお茶で30元ちょっと。
やっぱり広州は美味しくていいなあ。

<追記>記事タイトル・本文中で店名を「居陶陶」と書いてしまっておりましたが「陶陶居」の間違いです。Rさん、コメント欄にてご指摘いただき、ありがとうございます(2014/4/28)

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