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海南島のリゾート「三亜」(3)春園海鮮広場

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海南島といえば海鮮料理。
三亜も海沿い中心に海鮮料理の店が立ち並ぶ。

ただ困ったことに一人旅行だとなかなか入れない。
一品の量が多くて、例えばはまぐり頼んだらそれだけ、魚一匹頼んだら食べきれないという事態になってしまうからだ。

さらに海南大学の大学生にも、「三亜の海鮮料理は中国人でも騙されて大変な目にあうので、本当に気を付けてください」と脅され、中国語ガイドブックにも「海鮮屋台で騙されない方法」なんていう囲み記事がしっかりあり、ちょっと戦々恐々。

結局、同じガイドブックに、値段も正当で騙されずに安全に海鮮が食べられる場所として紹介されていた「春園海鮮広場(春园海鲜广场)」に向かった。

解放路の「明珠広場」の裏あたり、三亜河西路沿いにある。

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入ってビックリ。
半円型の大きな屋根があるだけのまさに市場的な建物なのに、中にはたくさんの丸テーブルが並んでいた。

その奥の「2号」「3号」などと書かれた看板があり、煙突がでているところが海鮮素材を調理してくれるところ。それぞれ別の人の経営になっているので、通路を歩いているだけで客引きがたくさんやってくる。

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調理場こんな感じ。

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まずは丸テーブルエリアを突っ切って、一番奥の海鮮市場にいく。
スペースはそれほど広くないが、いろいろ並んでいる。

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ロブスター?

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ここは貝いろいろ。
何個でいくらというものもあれば、目方売りになっているものも。

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価格は奥に書いてあり明朗会計。
・・・なのだが、「重さが違う」などお客さんが店員に厳しく突っ込んでいる風景結構あったので、安心してはいけないようだ。

自分も15元と言われて買ったのに、15元払ったら「5元足りないだろ」としらっと言われたりもした。隙あればごまかそうという雰囲気はもう、「そういうものだ。悪意があるわけではない。仕方ない」と思って受け入れたほうが精神衛生上いいかもしれない。もちろん必要ないお金は払わない。相手もダメ元で言ってるだけなので、首を横に振って立ち去ればそれ以上のことはない。

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うつぼも元気。というか怖い・・・。
あとサーモンの刺身も、その場でカットしたものが売られていてかなり美味しそうだった。

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海鮮類だけでなく、野菜も売られている。
このまま炒めてもらって食べたり、あるいは魚介類と一緒に調理してもいいらしい。

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それと調理済のお料理も。
私はえだまめと落花生を半分ずつにしてもらって買った。

他にテーブルに座っていると、甘い点心やカットした果物などを台に乗せて売り歩いている女性もたくさんまわってくる。ビールなど飲み物もテーブルで買える。

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結局私が買ったのは、ウニ3個とムール貝的なもの3個。
加工賃15元だったか25元だったかのところに決め、調理方法もおまかせでお願いした。

中国人のお客さんは、それぞれの食材の調理法や味付けなども指示しているようだ。そのくらいの語学力が欲しい・・・。

いったいどんな風になってでてくるのかなと、どきどきしながら待っていたところ・・・

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おお!これはなかなか!

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貝の上に乗っているのは、白滝的なものとニンニク刻んだもの。
白滝的なものに、貝のスープもたっぷり沁み込み、とても美味しかった。

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そしてウニは、青島で食べた時同様、卵蒸しだった。
こちらは正直、ウニがどの程度入っているのか全然わからない。確かにウニの香りはするが、味はあまりせず、普通の茶わん蒸しといった感じ。

まあでも美味しいからよし。

ひとりだと、海鮮食べるにしてもどうしてもこんな感じになってしまうんだけど、次は何人かできて、本格的な海鮮料理の店に行きたいと思う。

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