<海南島一周>琼海市で万泉河のほとりを散策
海南島一周旅行の初日は、島の東側のまんなかあたりにある「琼海(チオンハイ)市」に宿泊した。
Wikipediaによると「人口のうち半分以上が農業に従事し、退役軍人を中心に全中国から漢民族が市内の農場へ移住したことから人口の98%前後を漢民族が占めるている」とのこと。
紅軍の最初の女子部隊「紅色娘子軍」が結成された場所として有名で、バスターミナル近くにはその銅像もある。
この紅色娘子軍の実話をもとにした舞台の中の歌の冒頭で「万泉河」が登場する。他にも「我爱五指山,我爱万泉河」という革命歌があり、「万泉河」の名前は中国全土で知られているのだとか。
ガイドブックによると、竹を組んで作ったいかだにも乗れるということだったので、路線バスで川のほとりまで行ってみたが残念! 平日だったせいか、場所がちょっと違うのか、いかだは影も形もなく。
川幅はかなりあり、茶色い水面は流れの方向もよくわからないほど穏やかだった。その向こうにはにょきにょきそびえるマンション群。
建築中のものも多い。
この程度の水流でも大丈夫なの?とちょっと不思議だが、発電所も。一応タービンがぐるぐる回っていたので、現役なんだと思う。
水力発電所に絡む設備なのかどうかはわからないけど、大量の漂流物でちょっとしたダムができていた。この間の台風のせいかしらん。それともいつもこうなのかしらん。不明だ。
特に何があるというわけでもないんだけど、利根川のほとりで育った人間なので、こうしたゆったり流れる大きな川は好き。川岸をのんびり散歩しているだけでも結構心地よかったりする。
ここはまもなく河口に到達するという下流なんだけど、源流がある五指山のほうにのぼっていくと、ラフティングなど楽しめる場所もあるそう。
もうちょっと気温が高かったら、そっちで川遊びというのも楽しそうだ。
ちなみにここで宿泊したホテルの部屋。
広いしきれいだし、まずまずかなといったところなのだが、一点、入ってビックリしたことがある。
窓がない!
・・・のではなく
窓が通路側についていた。
奥に細長い建物なので、通り沿いの部屋以外はみなこの造りらしい。しかしこの部屋の向かいはエレベーターなので、夜ちょいうるさかった。
「むしろ窓がない方がいいんじゃないか?」
という気もするけど、本当に四面すべて壁だと今度、倉庫みたいで落ち着かなかったりもするんだよね。ま、価格もダブル・ツインともに一泊88元(1408円)なので文句言っちゃいけない。Gが出なくてシーツが清潔なら贅沢はいわない。
明日は温泉リゾートだし♪
> 続く