<海南島一周>東方市のビジネスホテルの扉の下の隙間から・・・

三亜から今度は島の西側にある東方市にやってきた。
・・・という文章を書きながら思ったけど、なぜ「東方市」なんだ???

写真

街はかなり大きく、通りも整備されていてきれい。
ただ他の街もそうだったがタクシーはほとんど走っておらず、みな移動はバイクタクシーだった。

しかもこの東方市は、バイクの後ろや横に二輪の車を付けているものではなく、中型バイクの後ろに乗るだけのタイプばかりだった。

交通事故の多い国でバイクタクシーに乗るのはちと危険度大なのだが、他に移動手段ないので仕方ない。ここではバスターミナルとホテルの間の移動で二度、バイクタクシーに乗った(上の写真のピンクの服の女性のバイクに乗った)。

・バイクがきれい/なるべく日本のバイク
・ヘルメットをかぶっている人
・できれば女の人

通りを走っている様子も見て、怖くなさそうなのを選んで乗るようにしている。車線変更しまくってバスの前にすらまわりこんでクラクション鳴らされてるバイクタクシーも多いので。

ここで宿泊したのは、その前日にネットで予約したビジネスホテル。
海南島内にいくつかあるチェーンらしい。

ツイン128元(約2048円)でビジネスホテルとしては中堅どころ。
大通りにも面していて悪くなさそうなのでここにした。

部屋入ってびっくり。
無駄に広い。

ベッドの足元から壁までがやたらスペースあるのだ。

「本当に128元の部屋か?」そう疑問に思ってフロントで「あれ一番安いツイン?」と聞いたらそうだと。設計上、角の部屋だけこんな間取りになってしまったそう。

大通りの車の音が少々うるさかったが、部屋のテレビは大きく、またオンデマンドで映画やドラマを自由に選んで見ることができるサービスも無料で利用でき、なかなかよかった。

で、ビールと落花生などつまみを買ってきて、ベッドとテレビの間に椅子並べてカウチ状態にし、映画鑑賞の夜に。

・・・とくつろぎ始めたら突然部屋の床を何かが横切った。

突然だったのでびっくり。
何かと思ったら、扉の下から投げ込まれた名刺大のカードだった。

厚手な上、床もワックスかけられているので勢いよく滑り込んできたらしい。

カードはデリヘル宣伝だった。

30分もしないうち再び「ぴゅっ!」と。

中にはベッドの下まで飛び込んだものや、
見事私の足元すぐのところまで到達したものも。

留守中のものも含め、最終的に7枚ものカードが部屋に投げ込まれた。

1~2枚ならともかく、こんな集中投下は初めてだ。

中国のホテルは部外者をなるべく建物内に入れないようにしているし、廊下もエレベーターホールも監視カメラだらけなので、フロントも黙認なんだろう。

ちゃんとしたビジネスホテルなだけに意外な気もしたが、中国最大のリゾート地「三亜」のすぐ隣ということで、特別な理由もあるのかもしれない。

「妹」は、日本の「嬢」的な使い方をされている。
「本地」は地元、大陸は中国本土から来た子なのだろう。「模特」は「モートー」的な発音で、モデルを意味する。「少婦」は既婚の若い女性のことで、日本なら「人妻/若妻」などと書かれるだろう。

カードが床を滑り込んでくるたび椅子の上でどきっとしていたが、20時過ぎには止まり、その後はのんびり映画鑑賞できた。

いきなり扉ノックされたら怖いなあと思ったがそんなこともなく、ベッドの寝心地もよかった。

そんなわけで、自分の中で「東方市」と言えば「デリヘルカード」。

[旅]中国生活2013-2014<海南島編>の記事一覧