サイバーショット「DSC-T200」モニター企画(2)ululunさんの場合
「煩悩是道場」は、どういう経路でだったか忘れてしまったんだけど(はてブとか、ブログ・ネット論的な記事経由でかも)以前にいくつか記事を読んでいたことがあり、そのざくっと切れ味のよい文章と考察力がとても印象に残っていた。
なので個人的に、とても楽しみだったんだけど、やはり他のどのモニターの方とも違う切り口で体験レビューを書かれていて、また使いにくいと感じた部分もストレートに指摘をされていて、とても興味深く読ませてもらった。
●ブロガーのためのデジカメスキルアップ講座:新製品モニター企画
煩悩是道場
箱の中身。謎の部品もあるぞ。
初回レポートでは、箱から始まり、本体と付属品一式(確かに2つほど謎の部品だった─自分、今でも1つ謎かも)、正面・背面・上面&下面と、写真を撮って解説している。そしてさっそく、キーボードを接写し、さらにレタッチ機能使って「周辺をぼかす」といったことを試み、最後に「現時点で気になっている点」をリストアップしている。
「W/Tスイッチが小さい」は自分も感じた。
小さいので、人差し指で操作する際に、ちょっと力がいるというか、指先に負荷がかかる感じ。あともう少し大きかったら、ぜんぜん感触違うだろうに・・・と思った。
「オペレーションが煩瑣」も、自分みたいにその前もサイバーショット使っているとあまり問題ないんだけど、そうでない人に「触らせて」と言われて貸すと、結構独特なメニューらしく、さらにすべてタッチパネルだけでの操作」という要素も加わり、戸惑う場合が多いようだ(デジカメ相当使い慣れた人でも、ホワイトバランスや露出変える場所見つけるのに、最初困惑していた)。
で。
それとは別の話だけど、複数の人で同時にモニターするという企画の場合、割と多くの人は「率直に書いてくださいといわれても、実際のところ、使いにくい部分を本当にストレートに書いちゃっていいんだろうか?」と考えてしまうはず。自分も多分そう。
そんな時、しっかりとよい点・使いにくい点を書いてくれるというか、“書ける”人が一人いるだけで、企画全体が変わるなと思った。他のモニターの中には、「ああ本当にストレートに書いていいんだ」と安心する人もでるだろう。いくらモニター企画実施側が「率直に書いてください」といっても、100%は信じてもらえない部分でもあるので、こういう方の存在が貴重。
写真自体は数日前に撮影していたのですが、超多忙の為掲載が遅れてしまいました。撮影場所は近所です。
↑このオウムはじめ、街中、喫茶店、ネコなどの写真が並んでいる。写真掲載には「フォト蔵」を使っているので、写真をクリックすると「フォト蔵」に飛び、さらにそこで写真をクリックすると、表示サイズを変えられる画面になる(こんな感じ)。ここで「特大」「元画像」などにすると、大きなサイズの写真を見ることができ(たとえばこれ)、このサイバーショット「DSC-T200」で、どんな写真を撮ることができるのか、よくわかる。
撮影時にパネルをタッチすると、その場所にフォーカスが移動する機能も良い。何処にフォーカスしたいか、というのとどんな構図を撮影したいかという事は無縁だと考える場合に有効だ。
この機能、自分はレストランとか飲み会とかで食べ物写真を撮る際に、手前にあるパスタのさらに一番手前部分にフォーカスしたい!という場合などに重宝している。以前だと、そこを真ん中にして半押ししてから、その状態で構図を変える・・・みたいなことをしていたけど、接写だと、構図を変えている段階で、フォーカス位置も結構ずれちゃったりしていたので。
この記事でも、街中で撮影した写真が何枚も掲載されていて、フォト蔵で大きなサイズのものを見ることもできる。
ところでちょっとよくわからなかったのは、写真の縦横比。
なんで16:9なんだろう?・・・と、改めて公式サイトを見て、16:9(2M)モード撮影もあるのに、いまさら気づいた(画素数のところは最初に一度いじったっきり、全く見てなかった)
自分も、ハイビジョンハンディカム(ビデオカメラ)で撮影した映像から静止画切り出しすると16:9になるんだけど、このサイズも結構面白いなと。
今回は『【TB企画第二弾】 “構図を変えて”撮ってみる!』への企画にのっかる形です。amazon.comのギフト券欲しいww
最後のレポートは、同じ特別企画サイトで実施していたトラックバック企画のお題に沿って「“構図を変えて”撮ってみる!」を実際にやってくれたもの。意外にこうしたトラックバック企画って、よくいえば当選確率が結構いいというか、悪くいえば、応募状況が閑散としてしまって寂しいとかいう現状があるので、Amazonギフト券1500円という控えめな企画にもかかわらずのっかってくれるのは、結構助かったりする。
全画面モードから画像を一括削除に行くまでの手順が煩瑣とか、充電器に延長コードが無いのはどうよとかt/wスイッチが小さいとか不満点はあったものの、タッチしたところにフォーカスが行く機能を中心に非常に優れた機能を持っており、スタイリッシュさも抜群なので試す事が出来て本当に良かったと思いました。
最後に。
↑この記事は濃い~。
強く頷ける部分がたくさんあった。例えばこんなこと。
c)企業の偉い人はいらないウエブロガーは珍獣ではないので、企業の偉い人にジロジロ見られる謂われはありません。面白いのかもしれないけれど、自分達もあなた達と同じ人間なんで。
↑あるある!ブロガーイベントに行って、ワイワイ写真とか撮っていて、ふと後ろ振り返ったら、50代いかにも管理職系の人とかがずらり直立してこっちじっと眺めてて、びびったこと(思わず「後ろなんか怖いことになってるよ・・・」と隣の人をつついてしまった)。必要なのは、本音ベースでフランクに話をしてくれる担当者。偉い人の形式ばった話も時間の無駄(別に上の人がでてきてくれて挨拶してくれたからって、自分達がVIP扱いされたと喜ぶほど幼稚でも馬鹿でもない)
企業のマーケティング担当者で、「ブロガー集めてなんちゃらしたい」「ブロガーにうちの製品いろいろ使ってもらいたい」「だけど、どうしたらうまくいくんだろう(というか失敗しないですむんだろう)」とかドギマギしていたりする人、この記事は必読。じっくり読み込むべきだと思った。
自分もすごく考えさせられたし、参考になった。