もろみの見た夢(5)懇親会でいろいろお勉強
そして懇親会。
研究所の他のスタッフの方や、マーケティング担当の方なども混じり、「もろみの見た夢」片手に話が盛り上がる。
私は、以前Web広告研究会でご挨拶させてもらったアサヒビールのWEBプロデューサーのYさんに、研究所の背の高~い方を紹介してもらった。
・・・というか、もともと麦芽が専門だったというその方の話が、
あまりに面白すぎ!!!
せっかくお料理もいろいろあったのに、
ほとんど飲まず食べずで話を聞くことに夢中になってしまった。
研究や商品開発、きっといろいろ大変ではあるんだろうけど、同時にすごく楽しそうにも感じられた。話聞いてるだけで、なんだか憧れてしまう。
ひとつ、
ここで自分の「常識知らず」が露呈した。
「でも作っちゃ駄目ですよ!」
そう言われた。
焼酎は、ビールなどと違い、比較的そんなに厳密に管理された行程でなくてもできる・・・みたいな話をしていた時のこと。
「あ、じゃあ自宅でも作れちゃいますね」
「まあ」
「でも、蒸留は何を使えばいいんだろう?」
お酒のメーカーのプロの前で、
真剣にやかん蒸留を検討していた自分、完全に勘違いしてた。
「自分で飲む用でも駄目なんですか?売らなくても?」
「自家用でも駄目ですよ。1%超えたら。そういう法律です」
そ、そうだったのか・・・。
いや、確かにそうだよね。
どぶろくって奴になっちゃうよね。
なのにいつからか不明だが、自分ってば「自分で飲むようなら作ってもいい」と思い込んでいた。何故そう思っていたかというと・・・という話は省略(もち、梅酒とか単に漬け込むだけのお酒との区別はついてます)。
あれ?
じゃあ、東急ハンズとかで売ってる手作りビールキットは?
「あれは、アルコール度が1%を超えないようになってるんだと思いますよ」
本当だ。
ちゃんと海外レシピと国内レシピにわかれてる。
危なかったなあ。
ちゃんとその話を聞いていなかったら、ブログで「うちでも実験してみよっと♪」とか書いちゃっていた気がする。
やばいやばい。
まあ、今回のイベントで聞いた話があまりに面白かったので、
もう少し詳しく勉強してみたいと思って、
つい、こんな本注文しちゃったけどね。
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Amazonは1,500円以上じゃないと送料無料にならないので、
なんとはなしにもう一冊。
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(これも読むだけってことで・・・)
あと、ウィスキー出身で、
ブレンダーをされていたという方とも話をさせてもらった。
この方の話も本当に興味深いことだらけ。
「余市、昨年行きましたよ!」←札幌ビアガーデンの時
「そこに7年いました」
「すっごく、いいとこですよね!」
「蒸留所の近くの丘に竹鶴と妻のリタのお墓があって・・・」
そんな感じの話など(細かいところ記憶違いかも)。
ビール畑の人、ウィスキー畑の人、焼酎畑の人。
出身の異なる人達が一緒に商品開発に携わることで、新しい発想や手法も生まれてくるという話を、何人かの方がしていた。
面白い。
自分いまひとつピンとこなかった「乳感」についても聞いてみた。
ある人は「キャラメルのような」という表現を使っていた。
確かにいわれるとそうかもと思った。
味というか香りというか、
確かになにかそんな心地よい甘さが感じられる焼酎。
女性にも人気がでそうだ。
人気といえば、
松木さん!
大人気!
懇親会では、デジカメやビデオにぐるり囲まれて、シャッター切られまくっていた。
≪他の参加者の目に映った松木さん≫
- 焼酎酵母研究開発者魂(Geekなぺーじ)
- [を] ASAHI SHOCHU LAB・ブロガーミーティングに行ってきました(たつをの ChangeLog)
- 「ASAHI SHOCHU LAB」ブロガーミーティング by AMN(チミンモラスイ?)
- 夢見る焼酎「もろみの見た夢」(「走れ!プロジェクトマネージャー!」)
- 「もろみの見た夢」とASAHI SHOCHU LAB(焼酎ラボ)の取り組み(F.Ko-Jiの「一秒後は未来」)
いやー、繰り返しになっちゃうけど、いいキャラ!
プレゼン聞き終わった時には、「ほんと製品化されてよかったですね!!!」と心から声援と拍手を送りたい気持ちにさせる人だった。
学生時代からかれこれ、10年もこの分野の研究に携わっているとのこと。
そんなキャリアや仕事への思いを、情熱的に、そしてとても楽しそうに語っていた笑顔が印象的。
つい長くなってしまったけど、
イベント参加レポートは以上。
自分で注文していた1本と、お土産でもらった1本、計2本が今、家にある。
いつ開封するか悩むとこだけど、誰かのうちに遊びに行く機会があったら、1本は手土産にしようと思う。
(一人で飲んでしまってはもったいない/ほんと、すぐ空けちゃうので)
グラスに「夢」を注ぐ前に。
想像してみてください。
もろみは、どんな夢を見たのかな?
どこで寝ていたんだろう?
「夢」を知っていると、この焼酎は
きっと、もっと、おいしくなるから。
さあ【 http://www.shochulab.jp/ 】へ。
それから、ゆっくりグラスに「夢」を注いで、
まろやかな乳感と深い味わいを
お楽しみください。
普段なかなか知る機会のない製造工程。
そして、新商品開発の舞台裏。
知れば本当に味が変わると思った。
貴重なお話をたくさん聞かせてくださったアサヒビールの方々&AMNのスタッフの方々、本当にありがとうございました!
「もろみの見た夢」、大切にいただきます。