エバメール化粧品本社見学ツアー(1)
クロスワークKASAIさんに誘っていただき、「トータルヘルスデザイン」が企画するエバメール化粧品の本社見学ツアーに参加した。いわゆる、「大人の社会見学会」ってやつ♪
正直、化粧品はまったく興味ない三十路女なんだけど、トータルヘルスデザインのオンラインショップを見て興味を持った。
かなり熱~く「エバメール化粧品」が語られていたのだ。
トータルヘルスデザイン
↑エバメール化粧品についての詳しい説明あり
で、肝心の「エバメール化粧品」は、イキナリ失礼なことを書いてしまうと、どこかレトロなパッケージデザインの基礎化粧品なのだ。率直に言ってしまうと、なんか古臭い印象。
ところが!
楽天の「2006年年間ランキング」。
その「総合部門」10位に、「エバメールゲルクリーム」が見事入っているのだ。
もちろん、「美容・コスメ・香水ランキング」では1位だ。
超激戦区で、しかも年間ランキング部門1位をとる商品って・・・ナニモノ?
もしかしなくても・・・
「わださ~ん、エバメールも知らないのぉ?」
って言われちゃうんだろうなあ。
いやホント、お恥ずかしい話ですが全く知りませんでした。
(見事なまでに「干物女」なんです)
ってことで、楽天年間ランキングトップの製品がどう作られているのかを確かめに、真夏日の6月27日に、東武伊勢崎線に乗って出かけてきました。
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ここが、エバメール化粧品の本社兼工場。
めちゃ、きれいです。
タクシー降りて、思わずよろっとしてしまった。
(いや、単にあまりに暑かったからという話も)
参加したのは、ツアコン役のトータルヘルスデザインの方、KASAIさん含め8名。
4名ずつ2班に別れ、午後いっぱいかけて工場見学やエステ体験をすることになった。
ちなみににっこり笑顔でスケジュールを説明してくれたのは、エバメール化粧品の社長! わずか8名の見学者のために、貴重な時間を半日割いてつきあってくれた。すごいなあ・・・。
自分達の班は、まず製造工程の見学。
社長自らが引率して、ドイツ製の機械について、ものすごく詳しく説明してくれた。
ぴかぴかの釜。
ドイツの職人のこだわり・技術がぎっしり詰め込まれたすごいものらしい。
細かい作りや構造、そして稼動している限りずっとメンテナンスしてくれるサポート体制。何をとっても見事なものだそうで、情熱的に語り続ける社長の愛着ぶりが、がんがん伝わってきた。
釜は、外側もぴかぴかに磨き上げられていて、本当にきれいだった。
細かなこだわりのひとつとして紹介してくれたのは、ここ。
真ん中の黒い部分をとるとロックがはずれ、扉が開閉するようになっている。
ただ人為的なミスで、ロックし忘れてしまうこともあるだろう。
ここは割と高さがある場所なので、柵がロックされていない状態ということに気づかず誰かが寄りかかったりぶつかったりしたら、落ちて怪我をしてしまう。
そうならないよう、ロックしていない状況だと自然にここの柵が開き、「ロックされていない」状況だということが一目瞭然になるよう、柵のとりつけがやや斜めになっているのだという。
ふーむ。
これは、下の階から見た風景だ。
クリーンルームで、本当に余計なもの何ひとつない、きれいな空間だった。
きれいと言えば・・・
この工場そのものがものすごくきれいなのだ。
基調は、透明感ある青色と木の色。
そして「水の泡」イメージの文様がいろいろなところにちりばめられている。
できたばかりの美術館か何かを歩いているような気持ちになってくる。
こちらが、できあがった製品をボトルに入れ、出荷できる状態にする過程。
製造工程のところには誰一人いなかったので(実際には、機械を操作する人とか、原料を入れる人などいるそうだけど会わなかった)、やっと工場らしい風景に出会えた気分。
・・・といいつつ、こちらも「目」周辺以外はすっぽりと作業用の特殊な服に身をくるんだ、どこかの研究室のような風景だった。髪の毛はネットでしっかりまとめ、その上にすっぽりつなぎのフードをかぶせる(ケロッグ何チャラと言っていた気がする)
写真に写っているのは、目しか見えていないが、かなりきれいな女性(↑写真クリックで拡大できます)。
ベルトコンベアで流れてくる製品を、ひとつひとつ手にとってぐるぐるとまわし、検品をしている。
こういうのって、いくつかのうち、数点を抜き出してチェック・・・というのかと思ったら、全品チェックしていた。お客様にとっては手に取った商品ひとつがすべてなのだから・・・というような説明があった。
作業は大変そう。。。
自分も学生の時、山崎のパン工場でバイトしていたけど、その比じゃない緊張感強いられるハードな作業だ・・・。
こちらは確か、チェックが終わったクリームのボトルに蓋をしているか、シールを張るかしていたところ。
折りたたまれた箱を瞬時に組み立てて、できたボトルを入れている人もいた。
すべての作業がもう・・・
神業。
だなと思った。
化粧品がこんなにも厳密な品質管理体制のもとで作られているなんて、知らなかった。
(ドモホルンリンクルのCMの世界だけだと思ってた)
そこから社長に引率されて、屋外に。
ここで、化粧品の原料の大半を占める「水」を作り出す現場の見学。
詳しい説明ははしょってしまうが、ここが、楽天ランキング年間トップの化粧品の“秘密”ともいえる、「生体水」を作り出す装置だ。この「生体水」については後半で実験も行われた。
トータルヘルスデザイン
↑エバメール化粧品についての詳しい説明あり
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