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東京ゲートブリッジ完成記念スポーツフェスタに参加!

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間もなく開通する「東京ゲートブリッジ」。
江東区の若洲(若洲海浜公園があるところ)と大田区の城南島を結ぶ臨海道路の若洲側にかけられ、全長は2,618m、海上部分だけでも1,618mとレインボーブリッジ(798m)の約2倍ある大きな橋だ。

●東京ゲートブリッジ - Wikipedia

2月12日の開通を目前に控えた昨日&一昨日、ランニング&サイクリング&ウォーキングでこの橋を体験できるイベントがあり、私は日曜日にウォーキング午前の部で参加してきた。

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ここがスタート&ゴール地点。
ちなみにこの頭上部分の骨組み屋根は何か意味があるのかしらん?

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10時ウォーキングスタートのところ、8時半前には到着してしまったのでまだガラガラ。
荷物置き場に更衣室テントまで用意されていた。

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スタンバイエリアには、飲食ブースや(ビールに焼酎のお湯割りまで!!!)自転車の展示&試乗ブースも。

「本当にスポーツイベントでお酒がでてくるのか?」と素朴な疑問を抱き、実験で焼酎のお湯割りを頼んでみたら、巨大な紙コップになみなみ注がれた。恐ろしく薄かったけどね。そりゃそうか。

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そしてスタート1時間前に、ゲート前に並ぶ。
私はゲートから20メートル程手前の、割と前のほうに並ぶことができた。人数多いのでこの後この列は延々と後ろのほうまで続くことになる。

しかし、私はそんな列の中で、ひとり強烈な葛藤にさいなまされていた。
予想外のことが起きていたのだ。


なぜ着ぐるみ&仮装組が皆無なんだ!!??


てっきりウォーキングの今日は、東京マラソンとかの比でない程、こだわり服装派(?)がたくさんいるだろうと思って・・・

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気合い入れてきちゃったのに・・・。

といっても、この時点ではまだ着ていなかった。
あまりに皆が普通の格好すぎるので更衣室で着替える勇気がなく、列に並びながら、「きっとそのうち、スタート近くになったら、カモシカとかウルトラマンとか、マリリンモンローが出没するはず」と思いながら。

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しかし全然そんな気配はなく、
みんなほのぼのと、遠くで練習してる東京消防庁のブラスバンドを眺めたりしているだけ。

途中で、東京国体のゆるキャラ「ゆりーと」が登場して周囲の注目が一斉にそちらを向いたので「今しかない!!!」とビニール袋から「マイ着ぐるみ」を取り出そうとしたのだが、前にいた小学生の女の子と両親が「着ぐるみの中の人」の話を始めた。

「 ディズニーランドのミッキーも中は人なんでしょ」
「 そういう夢のないこといっちゃ駄目なの」

完全に着替える機会を逸してしまった。
(コートの上からペンギンを着るだけなので1分で完了するんだけど)

結局勇気を振り絞って着替えたのはスタート15分前。
すぐ隣にいた、普段はノルディックやっているという女性が着るのを手伝ってくれたり「友達がいつもパンダなの。写真撮っていい?」とかまってくれたので救われた。

明るい楽しげなノリの人の隣でよかった!

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そして遂にスタート!

一同を見送る勅使河原さん他。
隣にいた女性(白い帽子の方)は、勅使河原さんとお知り合いの人だったようだ。

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報道も多数。

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東京消防庁のブラスバンド。
スタート直前、東京オリンピックのファンファーレだっけ?何かを演奏したら、一斉に「おおっ」「懐かしい!」とどよめいた。

周囲に限っていうと、参加者の年齢層平均は、自分より10歳は上だった気がする。

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「お、着ぐるみ仲間か!?」

と思ったけど、それはゆりーとくん。
大奮発で、ゆりーとくんは8羽もいた。大増殖。

いすぎだろ!!!

23区至る所に生息して活動をしているようだ。

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分厚い雲の合間から青空ものぞき、歩いているうちに徐々に暖かくなってくる。

何よりこの開放感が心地よい。

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東京の風景の中でやはり最高だなと思うのは、海側から見たベイサイド。
伊豆七島への旅行から帰ってくる時や夏の納涼船では、いつも見とれてしまう。

かなり海側にあるゲートブリッジから見る東京は、
レインボーブリッジやお台場からの風景とはまた一味違ってていい。

歩道もあり、金網で覆われたりもしていないので、開通後もここ歩けば、いつでもこの風景を楽しむことができるだろう。今度は走りにこようかな。

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橋の真ん中あたり。
特別何かこったデザインというわけでもなさそうだけど、力強くていいね。

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ここからは下りになる。
長いせいもあるだろうけど、かなりアップダウンのある橋だ。

橋のたもとは埋め立てた中央防波堤で、ゴミ処理センター。その先には城南島がある。


大きな地図で見る

その向こうには羽田空港があるため、飛行機がものすごい角度で頭をもちあげ離陸していく様子も見られた。

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開通後は、ここが東京の臨海エリアの重要な幹線道路になるんだね。
トラックとかもがんがん走るんだろうな。

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しかしこの2日間だけはとってものんびり。

「わー、東京にこんな場所がまだ残ってるんだ~」
「ここも整備して公園にするのかしら」

など指さして話しながらゆっくり歩く人達。

開通後に車でここを通る人はたくさんいるだろうけど、こうしてゆっくり歩くという機会はもうほとんどないだろう。一生の思い出になる、本当に貴重なイベントだと思う。

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橋をおりきったところで振り返ってみてびっくり。
人ぎっしり!!!

わお。こんなことになってるんだ!!!

と、スタッフからアナウンス。

「給水所があります。お一人様一本バームをお配りしています」

すごいなあ太っ腹だなあ。

でもいくら水があるといっても、
バームクーヘンとか食べたら喉乾いちゃうよな。

・・・とか考えながら近づいていったら

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バーム違いだった。
いやまあ、太っ腹なことに違いはないんだけど。

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そして4キロ地点の折り返し地点。

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橋がもう、なんかすごいことになっちゃってます!!!

実は意外に傾斜厳しい橋だったんですね。
遊園地のジェットコースターみたいにも見える。

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相変わらず風景も見事。

そして折り返し地点からひとつの変化が現れた。

後半は小学生の子供を連れた家族連れが多い。
対向側からかなり声がかかるようになった。

「あ、ペンギンさんだ!!!」
「ペンギンさ~ん!」

私、とりあえずにっこり。
たまに手を振ったり。

それまでは、iPhoneで頻繁にFacebook投稿してたんだけど、せっかく子供が喜んでくれるペンギンさんがスマホいじりまくりじゃ夢がないよね・・・と、それも少し控えた。

「ほら、ペンギンさんも歩いてるでしょ。頑張りなさい」
「うん」

なんていう母子の会話も。

あと子供が「ペンギンだ~!」と言ってるのに、親が別の方向見ながら「カモメよ」と答えている声も。カモメじゃありません!

そんな時、対向から声がかかった。

「和田さん!」

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昔お仕事でお世話になった尊敬する方で、その後TwitterやFacebookでつながらせてもらい、投稿を読みながらさらにリスペクト度アップしている方だ。

お子さんと一緒に参加されていた。
お会いしたの何年かぶりで本当にうれしかった。

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さらにブロガーつながりの方も。

写真撮ってもらった。

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いやー、客観的に見ると笑えますね。
こんな感じだったんだ、自分。

デジカメに充電器、お財布、お菓子、さらに無線機までを中に着こんだズボンやコートのポケットに詰め込んでいるので、下半身がとってももさもさしてて、ペンギン度が高まってる。

ゼッケンはもう少し下部につけたほうがよかったな。

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残念ながら富士山は雲で見えなかったけど、
スカイツリーはくっきり大きく見ることができ、
反対側には、東京ディズニーランドのホテル群とビッグサンダーマウンテンも。

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テレビのロケもあり、

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頭上には絶えずヘリコプター!!!

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気持ちいいよ~!!!

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参加してよかった~!

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そして8キロのコースをペンギンで歩ききって無事ゴール。

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午後歩く友人2人と合流し、ケバブとビールでランチ。

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油断してたら帰りのシャトルバスが激混みになってしまったので歩いて新木場駅まで行くことにし、せっかくなので東京ヘリポートに(注:この時は既にペンギン脱いでます)。

無線機も持っていたので、周波数を東京ヘリポートに合わせて聞きながら見学。

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ぐるっとまわりこんで海側の土手まで行ったら、ヘリポート全体がとてもよく見えた。風もかなりあったけどふわっと離発着陸してて、見飽きなかった。

(無線は何いってるのか全然わからなかったけど)

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若洲海浜公園には、ヨットの訓練場もあった。
一般の人でもレンタルヨットできたりするのかしらん。

●若洲海浜公園ヨット訓練所

調べてみたらヨット教室があり、一日7,000円で参加できる。
子供の頃ディンギーやっていたので、機会あったらまたやりたい。
誰か誘って申し込んでみよう。

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そんな感じで、とっても本当に楽しい一日でした。
またこういう機会あったら、絶対に参加します!

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