山梨で燻製キャンプ!~燻製三昧の週末(3)
今回参加して本当に勉強になったのは、いろいろな「燻製器」を実際に見れたこと。家庭でやるなら、「ベランダでカセットコンロと中華鍋」というのがベストだと思うけど、燻製道士のコレクションが他にもいろいろ登場した。
●燻製記・・・今更だけど「燻製器」とかけていたのねと気づいた・・・(汗
段ボールの簡単燻製器。
実は自分も大昔に買って、使わずに引越しで処分してしまったものだ。
段ボールの途中にアルミ棒を二本刺してその上に網を乗せる。
一番下にはアルミ皿を置いてその中でチップを燃やす。
側面に窓があって横から開け閉めすることも可能。
網の高さも変えられるし、二段三段設置もできるようだ。
こちらはプロセスチーズを丸ごと。
「うっかり蹴っ飛ばして倒すと一瞬で炎上するので注意すること」
燻製道士、燃やしたことあるらしい。
(そういや本にもそんな注意が書かれていたなあ)
本格的な専用燻製器はこちら。
本で見ていたまさにその道具が次々登場するので何か不思議な気分。
中華鍋だとてっとり早く燻製作れるけど、温度管理は難しい。
こういうスモーカーを使えば、温度管理して長時間かけじっくり温燻・冷燻ができるそうだ。
網をひっかける突起も何段もついていて、いっぺんにかなりたくさんのものが作れる。温度計を入れる穴もあった。冷燻は20度以下。温燻は30度~80度くらいの温度帯と本に書いてあった。
ここではナッツやお肉、カレールーなどを燻製。
実物初めて見たダブルコンロ。
裏は普通にカセットボンベを2つつけるだけ。
面白いなあこれ。
こちらはコンパクトな燻製器。
私も何年か前に、燻製道士に影響されて買ったものの一度も使っていない。使ってないだけならいいけど、昨年秋の「押入れ大掃除」で処分してしまっていないといいけどなあ~。
あまりに多くの食材を下ごしらえしたり燻製にしたりで、さすがの燻製道士もだんだんテンパってきたようだ。ネットでは燻製待ちの和牛にししゃも、えいひれなど。
机の上では宴会準備も。
サントリーの白州蒸留所に立ち寄ってきたこともあり、白州10年と12年、あと飲み比べ用に山崎。角瓶、ワインいろいろ、日本酒も。
ビールも大量に冷やしてあるが、
とても10名程のキャンプの飲み物とは思えないような分量だった。
気付くとうずらの卵とウインナーも仕上がっていた。
うずらの卵は、塩や三温糖ワインなど入れて作った「ソミュール液」に少しつけてからの熱燻だった。塩をちょくせつ振って揉みこむとかしにくい魚などは、この方法を使うのだそう。食材の臭みをとる効果もあると本に書いてあった。
ウィンナーもじんわり脂がシミでて、
周りの皮がちょっと硬くなったのと中のぷりぷりした食感がなんとも。
これも簡単で初心者向き。
そしてブロック肉やカレーを燻製器に残したまま
宴会スタート!
白州12年をハイボールで。
美味しい、確かに。
今回、写真とっても上手な燻製道士の撮影風景を見ることができたの勉強になった。
絵的にいまひとつだけど味は格別だったのがししゃも。
ぼんじりも美味しい~。
焼き鳥より絶対燻製だ!
ここから先は写真だけで。
もう暗いのであまりちゃんと撮れてないんだけど。
いやー。
燻製っていいね!
燻製道士さま。
燻製キャンプに誘っていただき、いろいろ教えていただき、
本当にありがとうございました。
そして他の方も初めてお会いしたばかりだったんだけど、
とっても素敵な方揃いで楽しかったです。
またお会いできるのを楽しみにしております。
↑燻製やってみたい方はこの本を。初心者がベランダで簡単に作れる方法など写真いっぱいでわかりやすく紹介されています。