京都で伝統工芸体験!
旅行先でなるべくやろうと思っているのは、「実際に手を動かしての体験」。観光地を見て回るだけでなく、現地の料理教室に参加したり、何か文化体験したり。
今回は、平安神宮すぐ近くにある「京都ハンディクラフトセンター」隣の建物で実施されている「体験工房@アミタ本店」に足を運んだ。
ところが誰もおらず。
うーん、駄目かなあ~と思ったら、希望者がいれば、ひとりでもどのコースでも実施するとのこと。
私は「銀線七宝絵付け体験」をすることにした。
これが土台。
ふくろうの絵柄が描かれている。
これに、色とりどりのガラスの粉末を水で溶いたものを乗せていくのだ。
その道具はこれ。
一番細いのは爪楊枝。
これらを使って、好きな色を乗せていくのだが、厚すぎると焼いたときに流れてしまうので、そのあたりの調整も大切。
そして何より、どこにどの色を乗せるか、センスが問われる。
寒色系だけで作ることもできるし、薄めに色を乗せてグラデーションさせることも。
(ただしグラデーションは結構難しい)
自分は比較的、凝り性なほうだと思う。
今回もまず紙にフクロウの絵をかいて、配色プランを練った。
よし、これでいこう!
はじめてすぐ理解した。
かなり難しい。
一番細い楊枝の先を使っても、うまく溝に入れられない。
失敗しては掘り返して、スタッフの人も心配になるほど時間をかけて乗せていった結果・・・
うん。いいんでない?
最後に目を入れてこの通り。
凝った場所としては、羽部分を「紫→青」にしたのと、胴体を「白→緑」にしたこと、あと眉部分の赤にもちょっと白を加えたことだ。
色がはみ出したところも、楊枝やナフキンを使って細かくリカバリーした。
そしてその場で焼いてもらい、緑茶飲みながら待って出来上がった作品を持ってきてくれた女性スタッフいわく・・・
「いやちょっと・・・困りました・・・」
えっ!?
もしややっぱり、黒目が周りに流れ出しちゃったか!?
あるいは眉のところの赤い色が・・・?
「素晴らしすぎです」
わおっ!
スタッフコメントはお世辞としても、個人的に大満足。
素晴らしすぎ。
まさに自分が作りたかった配色になったよ!
そうそう、こんなのにしたかったの!
黒目もきれいにでたし、
胴体や羽部分のグラデーションも期待以上。
ストラップもしくはペンダントにできるということだったので、ペンダントにしてもらった。
世界に一個だけの、福を呼ぶフクロウのペンダント。
大事にします♪