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2009春節@横浜中華街(4)~獅子舞(採青)

写真「お粥は別腹」とかいいながら謝甜記をでると、外はもう夜。

たくさん吊るされた提灯が赤く輝き、見事!

▼獅子舞@横浜中華街(2009春節)(3分23秒) ← 夜の中華街風景あり


写真

人も増えていて、遠くからは爆竹の音が響いてきていて、いい感じ♪

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朝陽門近くにある横浜中華街のインフォメーションセンター「Chine Town 80」では、獅子舞のかぶりものや、春節のさまざまな飾り物が展示してあり、記念写真が撮れるようになっていた。

自分もかぶって一枚撮ってもらった。


「見てはいけないもの」


を見てしまった気がしたのは、その時だった。

展示されている春節の飾り物の前に駆け寄っていったminaさん、やおらカメラ握った左手をいっぱいに伸ばして、後ろの展示物を背景に


「自分撮り」


を始めたのだ。
めっちゃ嬉しそうに。

周囲の家族連れやカップルなどまったく眼中にないかのように。
最大級の笑みを(ひとりで)浮かべて。

そして、ピースサインまでして。

しかも何故か自分で自分に


「ハイ♪」


とか言って・・・。


絵にするとこんな感じ。


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あまりに無邪気なその姿に、
やや唖然とする、自分とちあぼんさん。


「・・・minaさん、なぜに(うちらいるのに)自分撮り???」


話を聞くと、普段からあちこちで自分撮りしまくっているらしい。
極めて「日本人的」な自分は、割と周囲の目が気になっちゃうほう(高校生とかなら別にいいけど)。

でも話を聞くと、まったく気にならないらしい。

いつも、ひとりでも、あんなににっこり笑顔で撮っているのだろうか?
つわものだなあ。

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話戻って獅子舞。
獅子舞の他に、太鼓やドラなどの演奏チームも一緒にまわっている。

中学生たちらしいんだけど、ほんと見事。

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そして、その太鼓にあわせて店の前で舞う獅子は、最後に店頭につるされた赤いご祝儀袋をがぶっとゲット。

新春カウントダウンの獅子舞とまたひと味違ったお楽しみといえば、採青(さいちん)。これは中華街の街を銅鑼や太鼓の賑やかな音に合わせて獅子舞が練り歩き、各店に吊されたご祝儀袋をぱくっとくわえ商売繁盛を祈願します。なかには、獅子がなかなか取れないような高い場所に吊したりして、獅子が目をパチパチさせながら、困ったような仕草を見せたりするのもユニーク。ぐーっと伸び上がって2本足で立つ獅子の姿がまた見物です。
獅子が街を練り歩く「採青」(横浜チャイナタウン)

↑このページの「春節トリビア」が面白い。

「採青」は、もともとは獅子の好物「青菜」も一緒につるされていたため「採青」というんだけど、実は清朝の時代の「清を倒す」というスローガンの隠れ蓑だったらしい(同じ音)。

へ~!!!

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ご祝儀袋が高いところに吊るされた店では、後ろの人の方に前の人が飛び乗って(肩車ではなく肩に立ってしまう)、獅子がぐいっと上に伸びる。その状態でくるくるまわっちゃうんだから、迫力ものだ。

最後の最後に、正面からたっぷり見ることもできた。

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それは、お土産屋さんに入っていた時のこと。
見事予想があたり、獅子がやってきて、店の前で舞い始めた。

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大きな瞳もぱちぱちするし、耳も動く。
もちろん、口も大きくぱくぱく。

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これは、minaさんがかぷっと食われる瞬間。
獅子に食われると、縁起がいいらしい。

そして最後にご祝儀袋をかぷっとひと飲み。

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獅子舞の巡行は、1月26日(月)だけだが、
横浜中華街の春節イベントは、まだまだ続く。

●横浜チャイナタウン「2009春節」

中国雑技や舞踊、京劇などが行われるステージもあるので(スケジュールはこちら)、興味ある方はぜひ。


▼獅子舞@横浜中華街(2009春節)(3分23秒)

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