大理のユースホステル「雲南大理古城風的顔色青年旅舍」は古城風情たっぷり
昆明からバスに乗り大理に着いたのは夜9時少し前。バスターミナルから古城(古街)までは結構距離があったが、タクシーで向かった。
中国では街を「城市」といい、古い街を「古城」という。ここ大理の古城は思っていたよりずっと大きく、石畳のエリアは車も入れない歩行街となっている。
古城内には3か所のユースホステルがあるが、私はメインの復興路沿いで北門に近いユースホステルにした。
入口からしてそそられる!
ドミトリー3人部屋は、これまでにないパターンで、あがりのようになったところにマットレスが3つ並べられていた。寝心地も抜群。
部屋は二階で、通路にはこんな共有スペースが。
外に面しており中庭を見下ろせるようになっている。
先客で大学生の女の子がひとりいて、この子がとってもフレンドリー。
「もうご飯食べました?」
中国ではこれ、挨拶でよく使うフレーズなので一瞬どっちだろうと思ったけど、「まだ」といったら「もしよかったら一緒に食べに行きませんか?」と。
そして一緒に閉店間際の雲南名物の過橋米線のお店に。
教育学部で小学校教師過程とのこと。
生まれは四川だけど、今は家も雲南、大学も雲南ということで、いろいろ雲南の話を聞くことができた。
ちなみにこれが過橋米線。
翌朝撮影した共有スペース。
なかなか気持ちがいい空間だ。
このユース自体が伝統的な中国建築になっていて、四つの建物を組み合わせたような口の字型で、中庭を囲むように部屋がある。
座布団になっているのもお土産屋さんでよく見るもの。
時間あったら、ここでのんびりお茶しながら本でも読んでいたかったな。
さらに上に続く階段があったので登ってみた。
ここからの眺めがいい!
宿泊客が使っていいかどうかは確認しなかったが、サンルームにもテーブルとソファが置かれていた。
洗面所とトイレは一階の角に。
トイレとシャワールームは確か別々だったと思う。
中庭にもテーブルとイスが置かれている。
フロントがある部屋。
ここもラウンジ風になっている。
ユースをでると前は石畳の道。
観光客は南門の近くのほうが多く、このあたりは観光客向けの店もほとんどないので、地元らしい雰囲気が漂っており、夜もうるさいことはまったくない。
宿泊するにはいい場所だと思う。