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海抜約2000m!大理の湖「洱海」をサイクリング

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シャングリラ行きの列車が夕方6時半発でまだ時間もあったので、路線バスで10分もかからない場所にある大きな湖「洱海(アルハイ)」に行くことにした。

南北42キロ、面積は約250平米と中国で7番目に大きな淡水湖だそう。

●Wikipedia「洱海」

遊覧船はかなり値段も張ったので、自転車を借りて湖畔サイクリングすることに。リュック用に子供補助席付きチャリを。

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才村ふ頭を出発し、環海西路を。

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この日は日焼けしそうなほどの陽気。
空も真っ青で気持ちがいい。

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西側にそびえる山がかなり高めなのを除けば、実家がある千葉県香取市の風景に似ていなくもない。

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まあ、たまに追い越してゆくバイクが家族4人乗りだったり、正面からやってくるトラックが「そこまで積み上げるか!!!」と仰天するほどの葉野菜を荷台に積載していたりする違いはあれど。

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しばらく走ると湖が見えてきた。

中国語のガイドブックには、天上の絵の具パレットから青色を落としてしまったかのような・・・的な詩的な表現があった(中国語のガイドブックの文章表現は比喩や古典なども引用した格調高いものが多い)

確かに空がそのまま写り込んだ色をしている。

地元のペー族の風習のひとつに、時期忘れたが、この湖に船を浮かべ、湖面に写った月を鑑賞するというのがあるとガイドブックに書かれていた。

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さすがの商売根性!と感心するのは、一部湖畔に降りて行ける場所があると思うと、こんな風に椅子やテーブルが並べられ、ハンモックが吊るされている。

サイクリング中の人のための無料休憩所とあるが、このすぐ脇の道路には、バラック状の小さな店があり、飲み物やちょっとした食べ物を注文できるようになっている。

この休憩所もそこの人が勝手に設置したものなのだろう。

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こんな小舟も。
この湖は、大型の遊覧船以外に、漁民の船に乗って遊覧することもできるらしい。

ただガイドブックには、こうした遊覧船などがせっかくの湖の風情を台無しにしてしまっている点が指摘され、「自転車で陸から眺めるべき」と書いてあった。

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きれいすぎる!
周囲の山もかなり高いが、実はこの大理自体、海抜2000メートル近くあり、この湖もそんな山岳地帯の高いところにある湖だ。

汚染水の流れ込みも少ないので(最近は生活排水で富栄養化も進んでいるとあったが)、水の透明度も抜群だ。

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今まで見た湖の中で、一番きれいな色だったかも。
私は湖の西側の一部を自転車で走ったけど、東側のホテルに泊まった大学生カップルの話によると、そこからの湖の眺めも最高だという。

確かに東側からなら湖の奥に連なっているのは雪をかぶった蒼山。夕暮れ風景も見事だろう。

星空も感動ものだったという。

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自転車にカメラ乗せてタイマーで記念撮影など。

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湖畔では今、ホテル建設がすすめられていた。大きなガラス張りのテラスがあり、部屋から湖が眺められるようになっている。

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一時間ちょっと走って折り返し。

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貯水池的なところでは、ネギや葉野菜についた泥を落としている農家の女性の姿も。

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このふ頭には、大理古城の北門から路線バスで10分もかからず行ける。ふ頭手前にはユースホステルはじめいくつかの宿も。

今回は大理1日だけで古城内とこの湖の二か所しかまわっていないが、他にも周辺にいろいろな場所があるらしいので、また機会あれば改めてきてみたい。

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