「ツール・ド・ランカウイ2011」観戦(前編)
ランカウイ島滞在中に初日を迎える「ツール・ド・ランカウイ2011」。初日は23日でランカウイ島を一周する94.3キロのコースだ。
こんな機会滅多にないのでゴール地点で観戦することにした。
ゴール地点は、スタート地点にも近いクアタウン。
タクシーが完全に動かなくなったので、「交通規制の先頭あたりまで歩いていけば、スタート直後の選手たちを観戦できるかも」と思い、タクシーを降りて正解!
すぐ先の交差点がコースになっていたようで、カメラを構えた地元の人やメディア関係者の姿がちらほら。
すぐに警察車両がにぎやかにやってきた。
そして、石を投げたら届きそうな、ありえないほどの低空飛行をするヘリコプターに驚きそれに目をとられた瞬間、交差点にいっせいに大量の自転車が入ってきた。
ものすごいスピード!!!
それ以上に、まるですべてシンクロして動く巨大な生き物のように、まったく同じ傾斜・同じスピードでカーブを超高速で進んでいく様子に驚いてしまった。美しかった。
・・・と驚くのもほんの一瞬。
あっという間に目の前から消えていった。
その間、何秒くらいだったんだろう。
てっきり、市民マラソンのように、スタート直後でもある程度の長さに伸びているのかと思ったが、そんなことはなかった。
「動画と静止画両方で」
なんて思っていたけど、シャッターを数回切るのがやっとだった。頭がつんとたたかれたような、何かとっても衝撃的な一瞬だった。
続いて関係車両が続々。
上に積まれているのは予備の自転車だろうか?
すべて通過し、何事もなかったかのような静かな道路が復活したと思った瞬間。交通規制が解除された。
その瞬間、ツールドランカウイ第二幕が始まった!
規制ラインのすぐ後ろに大量にたまっていたバイクが、爆音とともにいっせいに交差点に飛び出してきた。こちらも圧巻!
一日中、島のあちこちでこの風景が繰り広げられるんだろうなあ。
よし、次はゴールだ!!!
> 続く