ギリシャ最終日~食肉&魚の市場に行く
ガイドブックには「現代のアゴラ」と書かれている場所。実際、バス停にもそう書いてあった。
アゴラというと、世界史で習ってテストにもでてきた記憶があるが、ここ、実際には食肉と魚の市場。アテネのど真ん中にある。
なっかなか迫力ものだ。
牛肉中心に、豚や鶏などいろいろな肉が、値札付きでガラスケースの中にぶらさがっていた。
ケースの前にはマナ板と巨大な肉切り包丁が置かれていて、客の注文に応じて、どでかい肉の塊から肉をそぎ落とすように切りだしたり、ぶつ切りにしたりしていた。
こう見ても、どの部位なのかよくわからないので、高いのか安いのか見当もつかない。
ステーキ用だろうか。
日本人の自分的に唯一「買えそう」な気がするのがこのあたりのお肉だった。
見るからに観光客な自分にも、「どうだい、買っていかないかい!」「いい肉あるよ!」的なことを威勢よく楽しく声をかけてくる人が多く、歩いているだけでも結構楽しい。
ただここでも一番多くかけられた言葉は「ニイハオ」。
中国人観光客、本当に多いんだなあ。
こっちは魚。
なぜか急に日本的な風景のように思えてしまうから不思議だ。
街のど真ん中にあるので、
お客さんも普通の主婦とかだ。
普通の主婦にしては、肉の買い方がめっちゃ豪勢な気もしてしまうけど(100g単に買う日本人的には)。
自分が前日に食べた、揚げた魚はこれみたい。
見た目はちっちゃないわし。
おいしそう。
牛肉の塊見てもそう思わなかったけど、魚だと食欲をそそられる。
ここの魚はすべて反り返っていた。
「生きの良さ」を伝えるポーズなのか。
(どの魚もこんな風に反り返った状態保てるとは思えないから、種類によるのかな?)
そしてタコ。
これをフライにして、レモンかけて食べるのもポピュラーらしい。
イカも。
島ではよく、「タコ・イカあるよ」と日本語で声をかけられたっけ。
シーフードは、観光客用のレストランで食べるとかなり値が張るので、結局入らず終わっちゃったけど。
次にギリシャ来る時は、ユーロ高に負けない資金を携えて、おいしいものを食べまくるぞ!!!