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帰国しました~日本は涼しい!

写真丸一ヶ月、留守してましたが、昨日9月15日に帰国しました。

旅行先から更新していたブログを読んでくださった方、コメントしてくださった方、ありがとうございます。おかげで一人でも楽しく旅行できました。

日本、涼しいですね。
帰宅してすぐ自宅の窓を全開にしたら、気持ちいい風が入ってきました。

(まあ、窓全開にした理由は、台所に放置されていた長ネギが液状化し、なんとも香ばしい事態になっていたためなんだけど)

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最終日は、ちょっとした買い物と、あとはホテルで親しくさせてもらった人に帰国挨拶。

後半は計5日ほど「イスマイリア・ホテル」という日本人・韓国人バックパッカーの多いホテルに泊まっていたんだけど、ラウンジが手頃な広さなこともあり、日本人はじめ他の旅行者ともいろいろ話ができた。

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カナダ人のドクター(多分すでに引退)。
今回はひとりで3~4か月の旅行にでてきていて、これまでもそのくらいの期間であちこち旅行している方。

「お金を子供たちに残しても仕方がない」
「世界中を旅して、いろいろな人と話をし、いろいろなものを見たい」
「健康がとにかく大事だ。そうすれば年を取ってからもやりたいことができる」

そういって、これまで訪れたことがある何十カ国もの話をしてくれた。

安ホテルなので、宿泊者は学生・20代中心。
自分なんかも「年寄り」の部類に入ってしまうんだけど、「ファイブスターホテルに泊まったのでは誰とも話ができない」といって、好んでこのホテルに泊まっているとのこと。

それは確かにそうで、
ドミトリーも併設されたこんな宿だからこそ、ラウンジでは

「今日どこまわってきたんですか?」
「僕は今日ついたばかりなんですよ」
「へー、東向きに回る人も珍しいですね」←世界周遊者も結構多かった

なんて会話で盛り上がれる。

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大学でアラビア語を学んでいて、エジプトで一年勉強するためにやってきた学生さん。
自分がこのホテルに来て最初に話した人だ。

その時彼はちょうど到着4日目。
語学学校をまわったり、諸手続きのために日本大使館を訪れたりしながら、アパートのことなどいろいろ悩んだりもしていた。

17年前の自分の姿とめちゃめちゃだぶった。

「アラビア語勉強するって勢いで渡航してきたのはいいけど、こんなホテルで何やってるんだろう...」と、焦燥感に駆られていた最初の半月。普通のホテルだったので他の旅行者との交流もなく、今みたいにネットもなく情報が乏しい中、人に騙されたり、無駄な出費をしてしまったりもして、激怒したり自己嫌悪したり、結構しんどい時期もあった。

ただその一年の経験のおかげで、「自分はここまでできる」というバーは確実にあがったし、自分自身の価値観、評価基準を持てるようになった。

今回自分が出会った学生さんは、同じ日本人から見てもとても誠実な人。
エジプト人から見たら「アンビリーバブルな程の誠実さ」で間違いなく好かれるだろう。

そして、楽しい経験もしんどい経験も、たくさん重ねてゆくんだろうなと思う。

もしかしたらこの記事を読んでくれるかもしれないので(写真掲載許可をとったので)、ここにも書いておきます。

お会いできてよかったです。
昔の自分とだぶって、すごく懐かしい気持ちになりました。

頑張ってね!
限られた時間の中、積極的に挑戦していってください!
そして素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!

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ナイジェリアから来ていた人達。
フレンドリーな人が多く、夜よく共有スペースで雑談していたりした。

初日、学生さん含めて5人で長話していた時には、エジプトの食べ物の話からナイジェリアのお酒やダンスの話になって、

「そもそも何で俺たちが夜、“水”のペットボトルをテーブルに並べて話をしてるんだ!」
「酒だろ、普通!!!」

みたいなことを大声で叫んでいて面白かった。

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ホテルのスタッフ。

「写真撮ってもいい?」
「1ポンド」

真面目な顔でそう答えてくる人だ。

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同じくスタッフ。
いつも朝食や紅茶を頼んでいた。

若いんだけど、宿泊者が少ない時など、ラウンジの椅子に座って真剣にコーランを読誦していた。

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残っていた買い物は、ミュージックテープ。
エジプトはまだカセット主体なのでなかなかCDが見つからなかったが、ラムセスヒルトンホテル横のモールで遂に発見!

最後の最後に目的のものが買えてよかった!

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そして、シャヒナーズの携帯電話と自宅に最後の電話。
ヤスミーンは外出中で、妹のマルワにマッサラーマを告げた。

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空港行のバス。
あちこち停車して空港に至る普通の路線バスもあるが、これは冷房がきいていて、停車も少ない2ポンド(約40円)のバス。

街の中心部タハリール広場横のバスターミナルから出発するのだが、特に「空港行」という看板があるわけでもないので、外国人旅行者には見つけにくい。

せめてここくらい、「AIRPORT(TERMINAL 1/TERMINAL 2」と書いたバス停を作っておくか、もしくは行き先表示のところに「No.27 TAHARIR Sq. ─ CAIRO AIRPORT」と手書きでもいいから路線番号と行先を書いてくれれば、どれだけ外国人旅行者にやさしい街になるか・・・。

毎回そう思うんだけどね。

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バスがタハリール広場をでたのは2時半前だったんだけど、
ラマダーン時は勤務時間が短いので、通りは早くも帰宅ラッシュ。

(アハマドやシャヒナーズは、3時頃に帰宅して仮眠、5時半頃に起きて夕食の準備、6時の日没で食事という感じだった)

前回の「リコンファームしたのにフライト時間変更を告知されず乗りそびれた」事件があったので、かなり余裕もって動いていた。よかった~!

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カイロ空港は、第一ターミナルもきれいだ。
旅行会社でバイトしていた時、日本からのフライト到着を待って、何時間もよく過ごしたっけ。

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荷物はぎりぎり持っていったバッグでおさまった。
地球の歩き方「エディターズキャリーバックパック」 は、今回もいい働きをしてくれた!

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両方合計で20kg。
お土産などもあるので結構な重さになった。
(チェックインカウンターで、手荷物も一緒に計測してもらった)

次に海外旅行する時は、「デジタルビデオ」「ノートPC」の小型化を図り、「エディターズキャリーバックパック Jr.」で常に機内持ち込みできる体制の旅行をしたい。

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空港での待ち時間に食べたケーキと紅茶。
エジプトの物価から考えるとありえないほどの値段で(両方で40ポンド/約800円)、食べたらあまりの甘さで大後悔。

まあ、大後悔前提での注文だった気もするけど。

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そして空港内のポスト。
なぜこの写真があるかというと、友人の娘さん宛の絵葉書、書いたのはずっと前なんだけど、なかなかポストに出会えず、なんと最後の最後での投函になってしまったためだ。

ってことで友人はりま。
届くの一週間先になっちゃうけど、娘さんには「わださん、今エジプトなんだね」ってことにしておいて。

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12時間のフライトが無事成田に到着したのは昼間の12時45分ころ。

曇天だったけど、直前まで猛暑のカイロだったので(日本みたいに「あら今日は涼しいわね」的な天候変化はあまりない)、とにかく涼しく感じた。

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ただいま。

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京成線に乗って、金町駅で降りて、キヨスクでビール一本買って団地へ。

帰国した実感が湧いたのは、団地のエレベーターを降りたところで、親しくさせてもらっている同じ階の人と偶然会って、荷物&大量の郵便物抱えたまま立ち話した時。

「サイト見てたわよ」
「アラブ人みたいじゃない(笑」←頭髪を広いバンダナで覆ったままだった
「大雨と雷で大変だったの」

そうなんだ~。

この後はしばらく、エジプトとギリシャの旅行記をまとめなおしてサイトにし、次の旅行までの間の仕事を新しく探す予定です。
ブログお土産企画もやる予定なので、興味ある方はぜひぜひご応募ください♪

[旅]エジプト・ギリシャ旅行2008年の記事一覧