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エジプトの食べ物シリーズ

写真安いホテルに泊まっているので、夜は他の旅行者とラウンジでいろいろ話をする。おとといはナイジェリア人と話をしていたんだけど、「エジプト料理で好きなものは?」の質問に「全部まずい」との答え。

確かに彼がいうように、エジプト料理は凝ったものはあまりなくて、味付けなども割と似ていてシンプルなものが多い。

ただ自分は結構好きなものが多い。

エジプト料理では、いろいろペーストがでてくる。
代表的なのはゴマをペースト状にした「タヒーナ」だが、この写真は焼きなすをつぶして混ぜたもの。あとひよこ豆「ホンムス」のペーストもおいしい。

丸いパン「アエーシ」や、その他いろいろなものにつけて食べる。
オリーブオイルやレモンなどをかけて食べたりしてもおいしい。

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これがアエーシ。
街中では、アエーシだけを売る小さなキオスクのようなものがたくさんあり、そのほか、木の籠にたくさん入れて売っている屋台などもよくある。

昔エジプトに住んでいた時は、近くのキオスクみたいなところに焼き立てが並ぶと20枚くらい買ってきて、毎回1~2枚ずつ、ガスレンジであぶって食べていた。

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カイロでは、どちらかというと外国人向けの高級レストラン中心な気がするけど、シーフードのレストランも多い。焼き魚は香辛料を振りかけて炭火焼きに。塩やレモンをかけて食べる。ふっくらした白身魚が多く日本人の口にも合う。

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このエビは、ハルガダで食べたもの。

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さっきから「レモン」といっているのはこれ。
カボスのようなものを、こちらでは「ラムーン(レモン)」という。

半分に切って絞ったものに水やお湯を注いで、砂糖たくさん混ぜて飲んだりもする。夏のビタミン補給にちょうどいい。

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忘れちゃいけないのがコシャリ。
日本でいうところの「安い!早い!うまい!」の牛丼みたいなもの。

2~3ポンドなので、日本円にすると40~60円。
ご飯と小粒のマカロニ、豆を混ぜたものにトマトベースのソースをかけて食べる。

他に、揚げた玉ねぎやスライスにんにくを好みでトッピングしたり、テーブルの上に置かれている巣や辛めのソースをちょっとかけたりしてもおいしい。

一人旅行しているとなかなか本格的なレストランに入りにくく、これを食べる機会も多くなる。

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ターメイヤは、ソラマメをつぶして揚げたもの。
タヒーナをかけて食べたり、丸いパンに野菜などと一緒にはさんで食べたり。

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これもコシャリ同様ファーストフード的なもので、店頭で揚げている店が多い。

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パンにはさんだもの2個買って2ポンド(40円)など。

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これは同じくソラマメで、エジプトでは朝食によく食べる。
写真はホテルのビュッフェ朝食でのものなんだけど、上に玉ねぎやトマト、クミン、オリーブオイルなどを好みでかけ、スプーンでつぶして食べる。

やはり暮らしていた時にはよく食べたんだけど、
旅行しているとあまり機会がないかも。

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なつめやし。
乾燥したものがあちこちで売られているが、生のものも、ちょっとだけ渋みがあっておいしい(柿みたいな感じ)。

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中国シルクロード旅行では、食べるものに悩むと「茄子」料理ばかり頼んでいた。カナダ人は「エッグプラントは失敗がない」といっていたが、確かにその通りだなあと。

ここエジプトでも、茄子をよく食べる。
料理名は知らないが、ホテル近くのテイクアウトできるレストランでよく頼んでいたもの。酢がきいていてちょっと辛めなのだがおいしい。パンにはさんで食べてもいい。

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これは今回初めて名前を知った。
「シャクシューカ」。

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メインの肉料理は、ひき肉を長い鉄串に巻きつけて焼いた「コフタ」や炭火焼。
どちらもおいしい。

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そしてこれ、自分が日本でもよく作る「マハシ」。

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茄子やズッキーニ、キャベツ、ぶどうの葉などに、ご飯とひき肉などを詰めてスープで煮たもの。

自分が日本で作ると、お米が日本の柔らかいものになるので、またちょっと違った感じだ。日本ではぶどうの葉のマハシが作れないので、それ中心で注文していた。

これは、モロヘイヤスープと同様、「家庭の味」だったりもするので、やはり外で食べるのではなく、誰かのうちでごちそうになったものの方がおいしい気がする。

今晩は、日没後の最初の食事(イフタール)を、昔お世話になった大家さんの息子さん夫婦の家でいただく約束になっている。「マハシが好きだったんだよね」ということで作ってくれるそうなので、楽しみ♪

[旅]エジプト・ギリシャ旅行2008年の記事一覧