"10年先にも通用する"戦略的サイト構築法ががっつり学べる~Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]

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「自分もミニサイト作ってみたい」

そんな相談をされたら、今なら推薦するのはこの教科書。


Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

正直、サイト構築未経験・初心者レベルの人にはやや難しい、中級~それ以上が対象の本だが、それでも初期にしっかり押さえておくべきコアな内容が詰まっているからだ。

それは何か。

「戦略的なサイト構築法」

であり、そのための

「思考法」

だ。

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アフィリエイトだプロブロガーだ、YouTuberだインフルエンサーだ「ネットで稼ぐ」「好きなことをして生きていく」などなど、インターネット上での情報発信によって実現させる個人のマネタイズが大盛況。だが歴史は意外に長く、日本でも雑誌で「アフィリエイト」が紹介されるようになってから既に20年近くが経っている。ブログだって15年だ。

「え、そんな長いの!?」

と驚く人もいるかもしれないが、少なくとも自分が「アフィリエイトINDEX」という日本で最初のアフィリエイト専門情報サイトを立ち上げ、「アフィリエイト・プログラム」の仕組み解説を始めたのは1999年。

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どうしたら成果をあげられるのか。他の人がまだ注目しておらず、かつ成功の確率が高いテーマは何なのか。雑誌でサイトを紹介してもらうにはどうすればいいのか。サイト運営者たちが集まっては、喧々早々議論したのも懐かしい思い出。今のように無料で使えるアクセス解析サービスもない時代で・・・

なあんて余計な昔話をしてると「アフィ業界のご隠居」とかディスられちゃうんだよね。

何が言いたかったかというと、20年という月日が流れ、市場規模もプレイヤーの数も桁違いとなりノウハウも大量に流通している。だけど、アフィリエイトやGoogle AdSenseで安定収入を得続けている人はまだ限られており、多くが浮き沈みの激しい業界の中で一喜一憂し、もがき続けている現状だ。疲弊してバーンアウトしてしまう人も少なくない。

「そもそも一獲千金を狙う人だらけの不安定なフィールドなんだよ」

という声もあるが、自分はそれには同意しない。

サイト構築・運営は、安定した職業になりうると信じている。
自分自身もそれを目指してやってきた。

そして実際、長期に渡って安定した収入を得続けている人はいる。ごく細々とではあるが、自分もそのひとりだ。

時代が変わりトレンドも変化し、インターネット利用環境も進化する中でコンスタントに稼ぎ続けていくために必要な要素。

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それは「今しか通用しないノウハウ」ではないし、「最新の美味しいキーワード」でもない。「記事一本は○○文字以上」「キーワードは」「タイトルの長さは」なんていう小手先テクニックでもない。そうしたノウハウ収集だけに走ると、人は時に思考停止状態に陥って成長を自ら止めてしまう。

どんな視点でテーマを模索すべきか。
サイト構成を考える時には何がポイントになるのか。
情報を探し求めている人のニーズを満たし信頼を得るために必要なものは何か、価値減退しないコンテンツとは。

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この本で学べるのは、前提条件や背景が変わっても応用できる

戦略であり思考法

だ。

長期戦に耐える資質を備えるためには、使える道具が多いほうがいい。
一本足よりは二本足、さらには三本目・四本目の支えがあったほうがより安定する。

そんな点では

「ブログ」で
「商品サービスをレビュー」して
「アフィリエイトで稼ぐ」

だけではないマネタイズ手法を一度しっかり理解し体験しておくことも大事だろう。

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この本のテーマである「Google AdSense」は、これまでアフィリエイトしかやってこなかった人にとっては新しい武器になるし、「アフィリエイト脳」から「AdSense脳」に切り替えてみる試みは

「非常に有効な脳の筋トレ」

となり、新たなスキル・視点が身につくはず。

この本では「Google AdSenseでのマネタイズ」を前提としたサイト構築ポイントが多岐に渡って解説されており、今までGoogle AdSenseは片手間だったという人には結構目うろこのはず。

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自分も、サイト作りは好きでずっとやってきたが、正直「Google AdSenseでどう稼ぐか」という点をあまり意識せずテーマ先にありきでサイト構築していたので、今回この本から学んだことは多い。

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モバイルファーストに関しての最新情報も盛り込まれている。

Chapter_1から3そして最終章の6を担当するのんくら氏は、セミナーや長期にわたるワークショップを開催し、数多くの人の本格的なサイト構築デビューを支援してきた。そんな「講師」としてのサイト構築コンサルティングの経験が本書にもたっぷり盛り込まれている。

例えば「問いかけ」が至る所にある。

  • そのテーマに興味がある人はどの程度いるのか?
  • これから先にキャパシティが増える見込み(成長の見込み)があるのか?
  • ライバルアフィリエイターはどの程度いるのか?

大事なのは「これが唯一の正解」という解が提示されることではなく、自身で仮設をたて調べ検証し自分なりの答えに辿り着くことであり、必要なのはそのための思考法を学びトレーニングをすることだ。

この本はできれば、仮でもいいので最初に「こんな内容のサイトを作ってみたい」というテーマ案を自分で設定して読み始めるといいのかなと思う。そうすれば本書を読み進めながら、のんくら氏との疑似問答を行いながらそのテーマを検証し深掘りしてゆくことができるので。

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サイト構造についても同じ。

のんくら氏が主宰するワークショップの参加者になったつもりで、本書を読みながら自分でもどんな構造モデルが適しているのか考え、実際に紙などに書き出してみるといいだろう。「読みもの」としてさらっと完読してしまうのではなく、実際に手を動かし頭を稼働させながら自身のサイト企画をブラッシュアップしてゆく伴奏役として活用できる一冊だと思う。

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Chapter_4のAdSense運用法を執筆担当しているのは、Google日本法人の「Google AdSenseチーム」で働いていた経歴をもつ石田氏。

自分も今、既存サイト群(意外とたくさんあるんです・・・)のリニューアルを進めており、Google AdSenseの運用改善策を考える際には、このチャプターをしっかり読み込んで参考にさせてもらった。

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「ネイティブ広告」「自動広告」と非常にホットな最新情報も盛り込まれており、漠然と疑問に思っていたことも解決した。インターネット広告は、パソコンからスマホへと主要端末が変わる中で大きなトレンド変化を遂げているが、そうした広告事情も学ぶことができる。

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Chapter_5は、2016年に出版されたKindle本「情報サイトでオーソリティーを目指そう!10年先も生き残る安定志向のサイト構築論」が大ヒットしたa-ki氏の担当だ。この章だけでも一冊の独立した本になる濃い内容がぎゅっと凝縮されている。

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とりわけ「フロー情報とストック情報」の切り分けと組み合わせ方、そして「完結型コンテンツ」「ツール型コンテンツ」という考え方は、ブログ以外の情報サイト構築に挑戦したい人、特に「ブログ以外未経験」という人に読んで欲しい。

●情報サイトでオーソリティーを目指そう!10年先も生き残る安定志向のサイト構築論

このa-ki氏の章の後に再度Chapter_1から3までを読み返すと、新たな気付きもあるはずだ。

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最後のChapter_6は再びのんくら氏の執筆で「10年先も安定して稼ぐために」。リスクヘッジそしてメンタル面でのアドバイスが書かれている。

成功体験がないうちは心が何度も折れそうになり、迷いも出るかもしれません。迷ったときは、「サイトを作った当初の目的」を思い出して、原点に立ち戻りましょう。

のんくら氏のセミナーそしてワークショップに参加してサイトを作った卒業生たちが自分の周囲にもたくさんいるが、彼らから聞くのんくら氏の情熱そして使命感、さらにはやさしさもじわじわと伝わってくる内容だ。

サイト運営には「育てる」楽しさがある。
お金を稼ぐだけではない可能性と醍醐味がある。

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そんなことも改めて思い出させてくれる濃い内容の一冊。

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出版当初は話題になりすぎて欠品状態となっていたが、年末に6刷までいき今はAmazonでも店頭でもすぐ購入できるので、今年新しいサイトを企画しようと考えている人、Google AdSenseに本腰を入れたい人、あるいはここのところGoogle AdSenseがちと不調という人などは是非どこかで手に取ってみてみてほしい。


Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

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